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淫猥な破滅は呼吸の度に容赦無く迫り来る

2021.04.03.Sat.21:00
透明なラップを何重にも巻き付けられ、左右の指先から二の腕までの部分をきつく包み込まれた男達の腕は背中で伸ばしたままの状態を強いられてしまった。腕と同じようにしてラップを厳重に施され、つま先から太ももまでを覆い尽くされた男達の足は左右をきっちりと揃えさせられ歩くことはおろか立つことも、足の指を使うことすらも叶わない状況に変えられてしまった。
もはや男達は手も足も使えない。自力では逃げることも、抗うことも出来ない。そんな惨めな男達に、二人を捕らえた男達は更なる拘束をもたらしていく。慈悲を欠片も持たぬ男達は必死で足掻く二人の裸体をやすやすと抑え込みながら、今度は全身にラップと黒いガムテープを執拗に巻き付け、二人を身じろぎすらも困難な姿へと追い込んでいく。

「んーっ! んむっ、ぐぅぅんっ!」
「ぶぐっ、む! んもぉぉっ!!」

口内を満たす唾液塗れの布を噛み締め、口に栓をしているテープ越しにくぐもった唸りを飛ばしながらもがいても、男達は駄目押しの拘束を拒めない。必死の抵抗も虚しく二人はすでに遊び無く縛られている腕を胴体に括り付けるラップを巻かれ、太く逞しい男根を圧迫しひしゃげさせるラップを腰回りにもたらされ、鼻以外の箇所を包むラップを与えられ、そのラップの上に口を塞ぐ栓と同じ黒のテープを隙間無くぐるぐると貼り付けられていく。
そうして出来上がったのは間抜けに鼻をプスプスと鳴らし、ラップとガムテープを耳障りに軋ませながら無様に床の上でのたうち回る惨めな黒色の物体達で。滑稽極まりない二つの黒色を嘲笑と愉悦混じりの笑みで見下ろした男達は用済みとなったラップを片付けつつ代わりに甘ったるい香りを放つじっとりと濡れた二枚の白布を用意し、その布を何の躊躇いも無く二人の唯一の呼吸孔となった鼻を囲う形で顔面に押し付けながら、歪んだ至福に満ちた声音で最後の仕上げを捕らえた男達に宣言した。

「さぁ、捜査員さん達。最後の仕上げだよ。捜査員さん達が調べてた組織特製の媚薬をたっぷり吸って、仲良く発情しまくろうね」
「知っての通り効き目は抜群だから、すぐに二人共エッチになれるよ。どうやっても自分じゃ気持ち良くなれない格好でじっくり苦しんで、捜査員としての仕事も、人間としての自分も忘れた淫乱になろうねー」
「んぐっ、むぅぅぅんっ!?」
「ぶふっ、もぉぉっ!!」

もちろん、捜査員二人は残忍な仕上げを心の底から拒絶する。しかし当然、あらゆる自由を没収された二人は顔面に押し付けられた布を振り払えない。その布を顔面に固定し、媚薬混じりの呼吸を確定させてくる新たなガムテープからも逃れられない。
早くも効果を発揮し、ガムテープとラップの下で男根を硬く張り詰めさせてきた媚薬に恐怖し戦慄を抱いても、二人は為す術無く呼吸の度に淫獄を加速させられる拷問へと追い詰められていくしか無いのだ。

「よし……それじゃあまた後でね、捜査員さん達」
「もし戻ってきた時に俺達のことをまだ覚えていられたら、その時は俺達の手でしっかりととどめを刺してあげるよ。俺達にとどめを刺して欲しいんだったら、壊れないように精々耐えてるんだよ? 良いね?」
「うぅーっ! んもっ、むぉぉんっ!」
「ふぅ! むぐぅぅっ! んっ、んっんぅぅ! ぐぅぅぅーっ!!」

屈服を拒んでも、受け入れても淫猥に破滅させられる。そんな追い打ちの情報に打ちひしがれながら、捜査員達は遠くに離れていく足音と近くで身悶える仲間の音を耳にしながら透明と黒色の檻の中で裸体を暴れさせ、地下室を去りゆく男達の目と耳を無駄な試みが生み出す光景で悦ばせてしまっていた。






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