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悪は淫猥な地獄を続けざまに送り込む

2021.04.01.Thu.21:00
「あぁぁぁーっ! んっ、あぁぁぁっ! やめっ、くふっ、やめろぉぉぉっ!!」

荒く乱れた呼吸混じりに制止の言葉を叫んでも、視界を閉ざす黒いマスク越しに放たれる無様な声を耳にしている男は責めの勢いを緩めない。幾ら声を発しても無駄。それを改めて理解させられながら男は気を付けをするような位置に固められた腕と左右を遊び無く密着させられた足に力を込めて容赦無く注がれる苦悶からの脱出を図るが、状況は一向に変えられはしない。
男がなりふり構わずにもがいても、全身をすっぽりと包み込み十数本ものベルトで自由を厳重に奪う黒革の拘束服はぎちぎちと軋むのみで外れる気配すら見せず、非道な男は無意味な足掻きを嘲笑うかのように鳴る拘束服の音と諦めの悪い試行錯誤の様子を堪能しながら、ベッドの上にうつ伏せで寝かせた男の膝裏に腰を下ろした体勢で慈悲を欠片も挟まない苦悶を絶えず男に味わわせていく。
手も足も出せず、声を無視される。そんな圧倒的に不利で屈辱的な状態に置かれた男はもはや、自身の足の上に座り込んだ男の手で為す術無く好き勝手に弄ばれるしか無い。拘束服の尻部分に存在するチャックを開けられ、そこに男の右手を無遠慮にねじ込まれてしまった哀れな男は抵抗すらも許されぬまま、守りたくても守れない尻穴を丹念に掻き回され意に染まぬ雌の悦楽によがり鳴かされ続けるしか無いのだ。

「やっ、やめぇっ! ん、くぁぁっ! んぉぉぉぉんっ!!」

甲高い絶叫を放ち、黒に閉じ込められた裸体を惨めに痙攣させながら、男がまた尻穴のみでの絶頂へと押し上げられる。
イかされたくたいという思いを胸に募らせながら絶頂を堪えることも出来なくなり、ほんの数時間前まで指を飲み込むことすら困難だったはずの穴を憎い男の巧みな技で強引に解され快楽を得る器官へと貶められた男は、敵の思い通りに辱められていることへの悔しさと雌の悦びで迎える絶頂への至福に思考を掻き乱されつつ、直接触られてはいない男根から拘束服内に精液を迸らせた。

「も、やめろぉ……! いい、加減に、し、ろぉっ……!!」

強気な態度を保ちながらも、男は絶頂の余韻がもたらす淫らな愉悦に声を蕩けさせている。絶対に敵である男の思い通りにはならないと意識しながらも、男はすでに残忍な男の思い通りに尻穴を開発され、腸内を性器と変わらぬ感度へと引き上げられてしまっている。
そんな男の様子を堪能しながら、無防備な尻穴に一方的な快楽を送り込んでいた男は前触れ無く右手を大きく動かし、腸液でぐちょぐちょに濡れそぼった尻穴から人差し指と中指を引き抜いた。

「あぅっ!?」

突然に二本の指を素早く引き抜かれ、腸壁を苛烈に擦り上げられた男は快楽に歪んだ驚きの悲鳴を発しつつ拘束服入りのうつ伏せの身体を苦しげに仰け反らせた。男の足に腰掛けた男は、その過敏な反応を身体で感じつつ醜悪に微笑むと、男の尻穴をほじくり始めた時からずっと脇に転がして置いた男根を模した淫具を腸液に濡れた右手で取り、たっぷりと緩ませた男の尻穴に何の躊躇いも無くぐりぐりと押し込んでしまった。

「うぁっ!? あぁ、やめぇぇっ!!」

もちろん、男はやめない。指よりも太い異物が侵入してくる事実に恐怖を滲ませた絶叫を放つ男の声を耳にしても、冷酷な男はマスクの下に隠されている涙と汗に汚れきった男の表情を想像しつつ淫具を根本まで尻穴に潜り込ませ、開きっぱなしにしていた尻部分のチャックを閉め直して淫具が抜け落ちることの無いよう拘束服の圧迫を利用して固定してしまった。

「あぅ、あぁ、抜け、ぬ、けぇっ……!」

腸壁を埋め尽くす太い物体が生み出す感覚に翻弄されながら、男は震える声で異物を抜けと要求する。足の上に座っていた男が離れても下手に動けば淫具に生えた無数のイボが不規則に腸壁を抉ってしまう為に暴れることも叶わない男は、うつ伏せの格好のままベッドの上で小刻みに身を跳ねさせつつ抑えきれぬ哀願の意思が分かりやすく乗った要求の言葉を紡ぐ。
だが、その言葉は更なる責め苦を用意する男を余計に愉しませるだけの効果しか持たない。気丈な態度が崩壊し出し、虚勢すらも張れない程の陥落が迫っている男の弱々しい言葉を耳にして黒い興奮を一気に増幅させた男は、抗えぬ男が上げる怯えの声を意に介さずに拘束服表面に存在する数個のダイヤルを右に回し、男に新たな地獄を、拘束服内に蓄積した男自身の汗と淫液の匂い混じりの空気を用いた呼吸を強要し始めてしまった。

「あ、くぁぁっ!? いや、だぁぁっ! やめて、くれ……やめて、くださいぃっ! もぅ、ゆるしでっ! 何でも言う! なんれも、しますからぁっ!!」

首から下を覆う拘束服から漂ってくる己の体臭の淫猥さに戦慄し、男が慈悲を見せない限り永遠に終わらない呼吸すらも淫らに征服される拷問に心を折られた男は、恥と誇りを捨てた明確な懇願をとうとう口にした。しかし、男はその懇願を受け入れはしない。何故なら、男の目的は情報を引き出すことでは無いからだ。
自分達を探った愚かな正義を快楽で壊し、滑稽に鳴き喚く様を五感で噛み締める。それを至上の娯楽としている男は、許しを請う正義の男の叫びを満面の笑みで聞き流しつつ、先程尻穴にあてがった男根型の淫具のスイッチをオンにした。

「あぁっ!? やらぁぁぁっ!! こんにゃの、イぐっ、ひぎゅぅぅ! 匂い、嗅がされながらぁ……さっきよりイっひゃぅぅぅっ!!」

先程までの指による責めを上回る暴力的な快感の波に揉みくちゃにされながら、男は肉体の動きを制していた事実も忘れてベッドの上でのたうち回り、あっという間にイきっぱなしの状態へと陥った。
けれど、男の地獄はまだ終わらない。人の心を持たぬ男は痛々しくイき狂う正義を胸の内で笑い飛ばしながら、男には聞こえぬ小声で次の責めを嬉々として宣言していく。

「さて、それじゃあ次はそのマスクのダイヤルを回して、中の口枷を作動させて、言葉と口呼吸を禁止してあげますよ。自分のエッチな匂いに鼻を犯されながら今以上の息苦しさとイき地獄を味わわせて……もっともっといやらしいお馬鹿に育ててあげますからねぇ……!」
「あぁ! イぐっ、イ、くぅぅんっ! らめ、たひゅけで! ひぬ、ひんじゃ……んぁぁぁぁんっ!!」

駄目押しの悪意が迫っていることなど知る由も無い正義の男は、もうすぐ封じられてしまう正気を失った淫蕩な絶叫を飛ばし、無意識の身悶えを距離を詰める男を拒むように行って、男の目と耳と心をより残忍に悦ばせてしまっていた。






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