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愚かな空き巣達は床の間へと淫らに飾られる

2021.03.22.Mon.21:00
山奥に富豪の男が一人で住んでいる屋敷が存在している。前々より耳にしていたその噂が真実であると突きとめ、その男が自ら車を使って街へと買い出しに出掛けている事実も掴んだ青年は、金目の物を狙って家主が不在の屋敷へと空き巣に入っていた。
ポケットに収まりきる大きさの貴金属は無いか。売り飛ばしても足が付きにくい型番などが記されていない高級品は無いか。慣れた手付きで鍵をこじ開け、ありとあらゆる箇所を探し回っていた青年。そんな青年は家主が私室として使っている部屋へと無警戒に踏み入り、それを発見した。探していた持ち運びやすく足が付きにくい金目の物ではない。青年が家主の部屋で見付けたのは、一人の青年。裸体に縄を打たれ、言葉を封じる白布の猿轡を施され、床の間で宙吊りにされた状態で淫らな玩具を用いた快楽の責めに嬲られていた一人の青年だ。

「んー……! んぐっ、むぅぅんっ!」

欠片も予想していなかった異常な光景を、空き巣に入った青年はドアを開け室内に移動した直後の体勢で当初の目的も忘れて呆然と眺める。苦しげに身悶えている青年は涙に潤んだ瞳で部屋にやって来た青年の存在をしっかりと確認しているが、助けを求める唸りは一切発さない。二の腕を胸部に結び手首を背中で縛っている上半身の縄と床の間の上部を通っている太い梁を繋がれ、足首と太ももを短く結合する下半身の縄と梁を遊び無く結わえられ無様に吊るされた青年は、男根の根本と亀頭近くに巻き付けられたベルトの振動と尻穴から抜け落ちないよう腰回りに這わされた縄によって固定されたアナルバイブの首振りがもたらす絶頂に届きそうで届かない生殺しの地獄に苛まれている青年は絶えず内側から自身を蝕む逃げ場の無い熱と気が狂う程のもどかしさに喘ぎ鳴くのがやっとで、救いを望む声を飛ばす余裕など何処にもありはしない。
まだ目の前の映像を理解しきれず、よがり狂う青年の痴態を無言で見つめている青年。口内を埋め尽くしている固く丸めた布と鼻と口を覆う形で装着された白布越しに甘く疲弊した呼吸と淫らな鳴き声を漏らしつつ、焦点の合わない目で眼前の青年に早く助けてと願いを寄せる青年。そのお互いに見つめ合う状況が変化したのは、空き巣の青年が部屋にやって来てから約一分後。突然に、何の前触れも無く吊るされた青年をいたぶる淫具達の駆動が激しさを増し、絶頂を許さぬ足りない責め苦とは真逆の無理矢理に絶頂へと導く大きすぎる悦楽を作り出し始めたことで、状況に動きが生まれた。

「むぎゅぅぅぅんっ!? んもっ、ぶもぉぉんっ!?」

いきなり強まった男根への振動に目を剥き、荒々しく腸壁を掻き毟られ出したことによって叩き込まれ始めた強烈な雌の悦びにくぐもった悲鳴を発しながら、青年が宙吊りの裸体を生き物とは思えなくらいに痙攣させる。その急な悲鳴と痙攣に驚き、呆然としていた心に恐怖を湧き上がらせながらも目を離せぬまま立ち尽くしている空き巣の青年は呼吸も忘れて眼前の痴態に意識の全てを奪い取られ、長時間焦らされた後に迎える待ち望んだ射精に打ち震える淫らな青年の姿までも食い入るように観察してしまった。

「みゅぅぅんっ! あぶっ、ふぅぅ! んもっ、おぉぉぉぉんっ!!」

抑えきれぬ幸福の感情を胸に膨らませながら、床の間に吊られた青年は汗に濡れた裸体を心地良さげに跳ねさせはしたなく腰をカクカクと揺らしつつ、男根から勢いよく精液を迸らせた。
その迸った精液を意味も無く目で追い、床の畳を濡らした精液の向こうに見える足を上へと辿って再び空き巣青年の顔を眺めた青年は絶頂の甘い余韻が跡形も無く掻き消える程に戦慄し、塞がれた口で可能な限りの大声を、注意喚起の意思を乗せた必死な唸りを放った。

「んぐぅっ!? むー! むぅぅーっ!?」

その必死な声を耳にして、空き巣の青年ははっと我に返る。意味のある言葉を使えない青年が放つ唸りの真意に気付けない空き巣の青年は、たった今自分の存在に気付いた青年が縄を解いてくれと助けを求めていると間違った解釈をしつつ、背後への警戒をせずに唸る青年へと近寄っていく。

「落ち着け、今解いてやるから……えっと、結び目は……」
「うぐぅぅ! むぎゅぅぅぅっ!」

このままでは、縄を解こうとしている青年が自分と同じように捕まってしまう。わざと空き巣が訪れやすいようにと情報を流し自分好みの空き巣を捕らえて何の躊躇いも無く監禁し好き勝手に弄ぶ男の手に彼も堕ちてしまう。
そう考えながら一際強く発せられる唸りも虚しく、青年の思いは届きはしなくて。縄を解こうと格闘していた青年は音も無く忍び寄っていた醜悪な男に襲われ、肉体の自由を封じる効果を有した薬品を染み込ませた白布で鼻と口を遮られ、絶望しながら抗いきれぬ絶頂へと上り詰めさせられていく青年の前で命令を幾ら飛ばしても手足を動かせない状態へと為す術無く追いやられていくのだった。




年齢にそぐわぬ鍛え上げられた肉体を有する初老の男の私室で、今日も二人の青年は吊るされた裸体を甘くいたぶられ惨めに喘ぎ鳴く様を鑑賞されている。着流しを身に纏い、座布団に腰掛け、酒の肴として愚かな空き巣達の情けない悶絶を堪能する男は、縋るような視線を自分に向けてくる床の間に並んで吊るした二人に残忍な微笑みを返しながら、空になった杯に新たな酒を注ぎつつ無慈悲な言葉を嬉々として浴びせた。

「まだまだ、もっともっと我慢だよ。君達は私のコレクションなんだから、持ち主の私が見たがっている姿を満足するまで見せる義務があるんだ。目でおねだりしても駄目だ。そうやっておねだりする余裕が無くなるくらいに焦らして、正気を無くした状態で射精を欲しがるみっともない様子を私が愉しみきったら射精を許してあげるよ。それまでは、二人で仲良く苦しみ続けてなさい。私専用の、淫らな芸術品としてね……」
「ふぅ、ふぶっ、んもぉぉ……!」
「あぶっ、むぐっ! むぎゅぅぅっ!!」

どんなに騒いでも助けは来ない。管理の手間を考えれば二人で充分だろう。そう思い至った男が屋敷に続く山道の警備を堅牢にした事実を知る由も無い哀れな青年達は、新たな空き巣はおろか自分達を逮捕する存在である警察にさえも決して聞いてはもらえない哀願の唸りを無意味に発して、男根と尻穴に緩い快楽を注いで自分達に生殺しの淫獄を味わわせている男の興奮と愉悦を際限無く増幅させていくのだった。






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