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憔悴しきった心と身体は淫らな追い打ちでとどめを刺される

2021.03.07.Sun.21:00
「んーっ! んぐっ、むうぅぅ!! ふー! ぶむぅぅぅっ!!」

喉近くまでを満たす太い棒を噛まされた口でくぐもった呻きを上げながら暴れても、男は逃れられない。唯一外気に触れている鼻を情けなく鳴らしながら自由を取り戻そうともがいても、白い革で作られた拘束服の内側に閉じ込められた男の裸体は厳重に縛められた事実を覆せず、どうすることも出来ぬまま自分を捕らえた男達の手で連行されるしか無い。
自分自身を抱き締めているかのような状態を腕に強いられ、白い革のマスクを被せられたことで視界を閉ざされ、マスクの内側に突き出た棒によって口を塞がれてしまった哀れな男は満足な抵抗すらも行えぬまま二の腕と背中を押す手の力に屈して左右を一まとめにされた足で跳びながらの移動をさせられるしか無いのだ。

「んぅ、むぐぅっ! ふぅ、ふぶっ、んむぅぅっ!」

周囲の様子も伺えない。休むことも許されない。そんな状況で息を切らしながらぴょんぴょんと飛び跳ねさせられ続けて何十分が経過したのだろう。
ありとあらゆる情報を遮断され、男達の目的地が近付いているのさえも分からぬまま体力を大きく消耗する不自然な移動を強要された男は、肉体のみならず心にも疲弊をもたらされている。
一体何時まで、このまま飛び跳ねさせられ続けるのだろう。後どれだけ苦しめられたら、休みを認められるのだろう。気丈な反抗の態度を崩され、絶え間無く鳴る鼻息と悲痛に漏れ出る唸りに屈服の色を滲ませ出した惨めな男に気付いた非道な男達は顔を見合わせて醜悪に微笑み、敗北に向かい始めた男に次の責め苦を注ぐ意思を共有した。
もう、意に染まぬ跳躍での移動を用いて気力と体力を削る必要は無い。それを把握した男達はとっくの昔に辿り着いていた地下室で男をぐるぐると移動させる責めを切り上げ、拘束服に詰めた男を地下室中央の床に四本の脚を固定した木製の椅子へと運んでいく。
そして、椅子の元へと男を近付けさせた男達は手早い動きで男を椅子に腰掛けさせ、拘束服の表面に取り付けられた幾本ものベルトを使って男の上半身を背もたれに、太ももを座面に、長時間の跳躍に疲れ切り小刻みに震えている左右の足を椅子の左前側の脚に緩み無く縛り付けていく。

「ふぅ、ふぐ、んむぅぅ……っ!」

このままだと、自分は先程のような飛び跳ねての移動はおろか床を芋虫のように這う移動すらも不可能となる。それを理解していても、男は抗いを見せられない。拘束服の内側で汗に塗れている憔悴しきった男の裸体は自分を椅子に縫い付ける駄目押しの拘束に逆らう力を紡ぎたくても紡げず、ようやく訪れた休息を嬉しがり乱れた呼吸を整えることで精一杯となっている。
拘束を追加されたことへの絶望よりも、休息を与えられたことへの安堵を募らせている哀れな男。白い革の内側で汗に濡れた裸体を痙攣させながら、上乗せされたベルトの拘束を軋ませつつ唯一の呼吸孔となった鼻を酷使して呼吸を安定させようと試みている無様な男。その男の様子を堪能しながら、残忍な男達は気力と体力の大半を削り落とされた男に最後のとどめを刺す為の機構を作動させた。
冷酷な男達は椅子の真下に位置するコンセントに繋いでいた延長コードを拘束服に延ばし、左の腰部分に位置するプラグを何の躊躇いも無く差し込み、男を縛める拘束服に仕込まれた機械に電力を送り、すでに限界を超えて追い詰められている男に無慈悲なとどめを、望まぬ悦楽という甘く容赦の無いとどめを刺してしまったのだ。

「んむぅぅぅぅぅーっ!? ふぐ、むぶぅぅ!! ぶぅ、むぶっ……むぶぉぉぉぉっ!!」

拘束服の内部にあてがわれた薄い機械が、無防備な乳首と男根を振動させる。突然に叩き込まれた淫らな刺激に翻弄される男は、わずかに平静を取り戻した呼吸を違う形で再び乱されながら、火照りきった裸体を更に火照らされつつ次々と襲い来る甘い悦びに為す術無く押し流されていく。

「むぅぅっ! んっ、んふぅぅ! あぐっ、ぶあぁぁ! んむぁぁぁぁーっ!!」

どんなにやめてを叫んでも慈悲は与えられない。休ませてくれと願っても休息はさせてもらえない。今行える誇りを捨てた全力の意思表示の一切を無視されながら、男は疲れ切った肉体を淫らに嬲る快楽に溺れ、我慢すらも出来ずに拘束服の中で精液を迸らせ、淫猥に悶絶する己の様子で男達の目と耳を愉しませつつ、男達の目論見通りに淫蕩なとどめを刺され理性と正気を肉欲に欠片も残さずすり潰された淫乱へと陥落させられていくのだった。






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