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男は部下と共に淫猥に崩れゆく正義を愉しむ

2021.02.24.Wed.21:00
「んぅぅーっ! んぐっ、ぶぁ! むぁぁぁっ!!」

部屋の中心に存在する長方形をしたくぼみの中から口を塞がれ自由さえも奪われた青年が放つくぐもった唸りが響き、縄を軋ませながら行われる無意味なもがきがかすかに見えてくる。
その情報だけでも、私はこれ以上無い至福と優越感を味わっている。いや、私だけじゃない。私の隣に立ち指示を待っている部下達も、同じ至福と優越感に浸っていることだろう。だが、まだ終わりではない。今抱いている愉悦の感情には、その先が残っている。
その更なる感情の到来に期待を寄せながら、私は部下達と共にじっと待ち続けている。くぼみの中で惨めに悶える青年を直接眺めたいという欲望を制しながら、私はソファーに腰掛けた身体をそわそわと揺らしつつその時の訪れを心待ちにしている。
そうして待ち始めて、何分が経った頃だろう。唸りながら暴れていた青年が疲弊に襲われ、声と身悶えの激しさを弱め出した頃に、その瞬間はやって来た。

「むぶぁ……ふぅ、んぐぅぅ……っ!」
「む……んぅぅっ!? あぐっ、うぅ! ぶむぅぅっ!!」

もう一人が、目を覚ました。その事実を認識した私は、飛び跳ねるようにソファーから立ち上がり部下達に視線で命令を飛ばした。
優秀な部下達はすぐに私の意図に気付き、あらかじめ用意していた器具の準備に取り掛かる。その様子を横目に見ながら私は二人分の呻きともがきの音が発せられているくぼみへと歩み寄り、無様な姿を晒している惨めな青年達に向かって、屈辱を煽りつつ捕らわれた事実を思い知らせる言葉を浴びせてやった。

「ヒーロー君達、おはよう。眠っている間にプレゼントしてあげた口枷と縄の着心地は如何かな? ヒーロースーツよりも遥かに着心地が良いだろう? とってもよく似合っているよ、二人共」
「うぅ、むぐっ、んぅぅ……!」
「ふぅぅっ!? むっ、ぐぶぅぅっ!!」

背中で捻り上げさせられた腕をその位置にきつく固定する縄を上半身に与えられ、胴体の前で左右の足の膝から先を無理矢理に交差させる縄を施され、それらの縄と床に作られた長方形のくぼみの短い壁に打ち付けられた金具を後から足された縄で遊び無く結合された青年ヒーロー達は、何処にも逃れられず丸出しの恥部を覆い隠すことさえも許されない哀れな裸体をよじらせながら、憔悴混じりの反抗の呻きとまだ状況を把握し切れていない困惑混じりの叫びをくぼみを見下ろす私に飛ばしている。
その滑稽な反応を堪能しながら、私は堪らない興奮に全身を痺れさせた。幾度と無く我々を妨害し、私に敗北の屈辱を味わわせた忌々しいヒーロー達が縄の拘束によって手も足も出せない格好に追いやられ、口を塞ぐ黒色の棒枷のせいで怒りの言葉を紡ぐことも許されない状態に変えられている。
あのヒーロー達が今、私の支配下に居る。その事実と意味を改めて噛み締め思わず微笑みながら、私は器具を揃えて控えていた部下達に右手を挙げて次の指示を飛ばした。部下達は素早く動き二人の青年ヒーローがいるくぼみに透明な強化ガラスの蓋を取り付け、その蓋と一体化している太いチューブを脇にタンクを備えた機械へと接続し、私はあっという間に用意を終えた部下達に満足げな表情を浮かべつつ、青年ヒーロー達への地獄の開始を示す合図の言葉を強化ガラス越しにぶつけた。

「今から何をされるのかって、怯えた顔をしているねぇ? 大丈夫だよ、殺しはしない。ただただずっと、苦しんでもらうだけさ。そのくぼみの中で情けなく淫らに苦しむところを、私達全員で愉しませてもらうだけだよ!」

私が言葉を終えると同時に、部下の一人が機械のスイッチをオンにする。低い音を立てて駆動し始めた機械は自身と繋がったタンク内の液体と外部から取り込んだ空気を混ぜ、チューブを通して混ぜた気体を逃げ場の無い二人の青年ヒーローの元へと送り込んでいく。
その効果は覿面で。青年ヒーロー達は正面に仲間が居ることも忘れ、くぼみを取り囲む形で集まった私と部下達に観察されている事実も認識出来ぬまま丸出しの男根を硬く勃起させていき、媚薬混じりの気体がもたらした強烈な発情に為す術無く狂い始めた。

「うぁっ、おぉぉっ!? あぉ、むぁっ、うぅぅんっ!」
「ふぐっ、んむぅぅ! うぁ、はぉっ! むぎゅぅぅぅっ!!」
「ふふっ、始まったばかりだっていうのにもう苦しいねぇ? 硬くなったおチ○チンだけじゃなくて、身体中がうずうず疼いて気が狂いそうでしょう? でも、まだまだだよ。もっともっとお薬を吸わせて、疼きをどんどん加速させて、何処までも発情していくヒーロー君達をこのまま愉しみ続けてあげるよ。どんなにおねだりしても絶対許さずに、壊れるまで発情し続ける淫乱ヒーロー君達を眺め続けてあげるからねぇ……!」

絶望を募らせながら身体の奥底からせり上がる淫欲を誤魔化そうと身を悶えさせるヒーロー君達を観察しつつ、私は二人と交戦した際の記憶を呼び起こしその記憶の中にある凜々しき正義達が淫猥に崩れゆく様に悦びを膨らませていくのだった。






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