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悪趣味な男はぐしょ濡れの裸体を嬉々として弄ぶ

2021.02.17.Wed.21:00
二の腕を胴体に結び付ける縄と、背中で交差させられた左右の手首をきつく縛る縄を与えられた男の腕は、行動を大きく制限されあらゆる抵抗が不可能な状態へと追いやられてしまった。
思い通りに動かせぬ腕では、衣服を剥ぎ取られた裸体を覆い隠すことも、言葉を封じる為に口へと貼り付けられた黒色の粘着テープを剥がすことも、首へと巻き付けた縄を首輪の要領で引く男の右手から逃れることも出来ない。自由を奪われた哀れな男に行える反抗は、塞がれた口で拒絶の唸りを放つことと、足を踏ん張らせて連行に逆らおうと試みることだけ。様々な選択肢を没収された惨めな男に紡げる行動は、拘束をもたらした支配者の男を微笑ませ悦ばせる効果しか持たない無意味な反抗のみだ。

「んぐっ、むっ、うむぅぅ!」

幾らくぐもった声で怒りを飛ばしても、前を歩く男は痛くも痒くも無い。縄を施されていない足に力を込めて意に染まぬ歩行を嫌がってみても、その力は男が右手に握った縄をほんの少し強く引っ張った途端に突き崩され、男は剥き出しの男根を揺らめかせながらの歩行を再開させられてしまう。
どんなに抗っても、その全ては縄を引く男にとっては抗いの内に入らない。必死で全身を酷使し思い付く限りのもがきを繰り返しても、縄に縛められ歩行を強制される立場からは抜け出せない。
もはや、自分はただただ目の前の男の意思に沿って歩かされるしか無い。その事実を思い知らされながら、男は縄を握った男が所有する屋敷内を練り歩かされ続けた。諦めの悪い足掻きを行いつつ、男は結果の実らない足掻きを行う気力と体力が跡形も無く削り落とされるまで不自由な歩行を強いられ続けた。

「ふぅ、ふぐ、むふっ、んむぉぉ……っ!」

もう、男は限界だ。笑い飛ばされるだけの怒気を乗せた唸りも放てず、腕を拘束する縄を軋ませる余裕も無い男の裸体は、全身から滴った汗を撒き散らしながら痛々しく痙攣している足を前に運ぶことで精一杯の状況だ。
何時までこの苦悶を味わわされるのか、一体何時になったら休憩を許されるのか。そんなことを考える思考能力も無くしたまま、首の縄を前に引く力に従って歩く惨めな男。その、滑稽に憔悴しきった男を作り出した男は情けない姿に笑みの醜悪さを引き上げつつ、同じルートをぐるぐる回るだけだった歩行を無言で変更した。
無論、意識が遠のく程の疲弊に苛まれている男は歩かされている場所がそれまでと違っていることになど気付けはしない。口のテープを剥がされれば屋敷を囲う塀の外に居る誰かに助けを求める声を届けられるかも知れない窓際の廊下から、どんなに泣いても喚いてもその声は外部に一切漏れ出ない地下空間への経路を進まされても、男はふらつきながら階段を下り重厚な金属製の扉の先にある地下室へと何も分からぬまま自らの足で移動させられるしか無い。
ここは、非道な男が悪趣味な嗜好を満たす為に用いる監禁部屋だ。前もって調査し心からの嫌悪を募らせていた情報を思い出せないくらいに追い詰められた無様な男はもう、男の好き勝手に無防備な裸体を弄ばれる道しか残されていない。
汗でぐっしょりと濡れた裸体を荒々しく左手で背中から抱き寄せ、心地良くぬめる右乳首を縄を持ったままの右手の人差し指でぷるぷると上下に弾かれ、右肩の汗を嬉しそうに舐め取りながら愉悦に満ちた声で淫猥な地獄を宣告されても、縄と疲労によって裸体から大きな動きを取り上げられた男はもはや為す術無く歪んだ趣味を有する男の欲望のままにいたぶられるだけの存在でしか無いのだ。

「捜査員さん、お疲れ様。たくさん汗掻いて、触り心地も匂いも最高になったね。それじゃ、ここからが本番だ。この汗塗れになって疲れ切った逞しい身体をじっくりと気持ち良く苛めてあげる。僕と捜査員さんの汗とエッチなお汁の香りをたっぷりと嗅がせてあげながら、堪らない快感でこの立派な身体を雌に堕としてあげるからね……」
「ふぅ、ふぶっ、むぐぅぅ……!」

朦朧とする意識でも認識出来る不穏な雰囲気に怯え逃れようと身をくねらせる捜査員をよりきつく抱き寄せ乳首を弄っていた指の動きを速めながら男はにゅるにゅるとぬめる裸体の感触を堪能し上下左右に跳ね回る捜査員の男根を眺め、残忍さを露わにした至福の表情を浮かべつつ腕の中で悶える捜査員を地下室に置いておいた汗を一切吸わぬ黒色のマットの方へと、捕らえた捜査員を淫蕩に狂わせる無慈悲な舞台の方へと、追いやっていくのだった。






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