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男は無意味な我慢の果てに淫らな犬へと堕ちる

2021.02.06.Sat.21:00
「あぁっ、あぉぉんっ! あー、あぉぉっ」

両手両足を包み込み無理矢理窮屈に折り畳ませる黒革製の拘束具を装着され、その拘束具の金具から伸びた十数本の鎖を床に打ち付けられた金具へと結び付けられた裸体を必死でくねらせながら、男が欲望に染まったおねだりを繰り返す。黒い犬の耳飾りと輪状の金属を用いた開口具が革ベルトで一体となっている器具を与えられた頭部を後ろに向け閉じられなくされた口で懇願の唸りを唾液と共に漏らし、もどかしいだけの振動を繰り返すベルト型のローターを取り付けられた男根とはしたなくヒクついている尻穴を拘束の範囲で一生懸命に背後へと突き出しながら、男が尻穴の疼きを鎮めてくれと求め続ける。
だが、願いを向けられている存在は男の望みに応えようとはしない。張り詰めた男根を射精欲に震わせ体内を穿たれる刺激の虜となった尻穴をなりふり構わずに主張されても、おねだりする男の背後に居る男は願いを叶えようとはしない。
背後に居る男は、手足の拘束具を床に繋ぐ鎖を施されず、男根のベルトローターでは無く尻穴を緩く震わす犬の尻尾が生えたアナルプラグを挿入されていること以外は無我夢中で尻穴を満たしてくれと欲する男と全く同じ拘束を着せられた男は、自分までも快楽に溺れないよう欲望を律し、自分達を閉じ込めた巨大な強化ガラスの箱の外で笑いながら観察を行っている男達への怒りを募らせて意識を逸らしつつ、陥落を拒み先に陥落させられてしまった仲間と共に淫欲に溺れたいと願う己の本能を遠ざけ続けていた。

「うぁぉぉ! あぅぁぁ!」

早く入れて。犯して。
悲痛に要求する仲間の声に心を蝕まれながら、男は憎い男達の顔を睨み付けて耐えに耐える。
捕らわれた日から淫猥な調教を注ぎ込まれた尻穴を弄ぶプラグの振動に否定出来ぬ快楽を感じ、快楽があるのが当然と誤認する程に毎日休み無く開発された男根を責め立てる疼きに悶え苦しみながら、男は心を鬼にして自分よりも苦しんでいるであろう仲間の求めに応じず、二人での脱出を信じて我慢を重ねる。
しかし、幾ら我慢を重ねても、二人の仲間は救助には来ない。敵の本拠地へと連れ攫われた二人を、二度と這い上がれぬ屈服の接近から救い出してくれる者は一向に訪れない。
壊れた仲間のおねだりを絶えず耳にし、じわじわと箱内に充満していくお互いの肉体から立ち上った発情の香りを嗅ぎながら、希望が見えないまま限界の状態で耐えるしか無い男。そして、そんな男と欲望に堕ちきった男を悠然と椅子に腰掛けて箱の外から堪能する余裕たっぷりの男達。
誰が見ても、その勝敗は明白で。無意味に己を擦り減らし数時間掛けて欲望を過剰に溜め込んだ男は、何処にも逃れられぬ仲間に背後からまたがり一心不乱に腰を振り乱す本物の犬のような交尾を貪る淫乱へと残忍な男達の思い通りに陥落させられてしまった。

「あぉっ、あぉぉんっ! んまっ、もぉぉんっ!!」
「あっ、あぉ、んぉっ、ひゃぅ、ひゃぉぉぉんっ!!」

あらゆる方向から鑑賞されている事実も忘れて仲良く交尾に耽る淫らな犬達。反抗心と共に人間としての自覚を無くし、本能を剥き出しにした交尾に酔いしれながら絶頂を繰り返す無様で淫蕩な犬達を作り出した男達は、最高の商品に仕上がった二匹の出来に対して満足げにほくそ笑みつつ、この二匹はつがいで売るのが相応しいだろうという認識を一様に募らせていた。






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