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宙吊り捜査員はもどかしく嬲り倒される

2021.01.23.Sat.21:00
「んぐっ、も、おぉぉっ……! ふぅ、んっ、もぉぉぉっ」

気を付けの姿勢を強要する黒革の拘束服に隙間無く閉じ込められた肉体を無意味にもがかせながら、捜査員が苦しみから逃れようと試み続けている。全身を包み込み縛める拘束服の金具達にフックを掛けられ私が寝転がっているベッドと平行になるよう正面を下に向けて宙吊りにされた身体をじたばたとよじらせながら、捜査員が責め苦から抜け出そうと無様に足掻き続けている。
もちろん、そんな動きを繰り返した程度でどうにかなる拘束など、私は施してはいない。捜査員が黒革の内側に突き出た男根型の張型を噛み締めて唸りながら黒革の視界を閉ざされた頭部を振り乱しつつ暴れに暴れても私が着せた拘束服はビクともせず、捜査員を吊るすフック達は自身と繋がった鎖と擦れ合い甲高い金属音を立てるのみだ。
どんなに頑張ってみても、捜査員は何処にも逃げられない。悶絶しながら私が注ぐ責めからの脱出を望んでみても、あらゆる自由を私に奪われた捜査員は為す術無く私に弄ばれるしか無い。
哀れな捜査員はもはや、拘束服の外部へと露出させられた丸出しの男根を好き勝手に嬲られ望まぬ快楽に翻弄されながら、決して絶頂は許されない生殺しの苦悶に狂わされる選択肢以外残されてはいないのだ。

「むぅーっ! んもっ、おぉ! あぐぅぅっ!」

無防備な男根を私の手に撫で回されながら、捜査員が甘い悲鳴を上げて吊るされた身を震わせる。唯一の呼吸孔にされた鼻を情けなく鳴らし、胴体の真横に密着させられた腕と左右を遊び無く結合された足を滑稽に痙攣させながら、捜査員が惨めに腰を揺らして絶頂へと上り詰めていく。
もちろん、私は絶頂を認めない。誇り高き捜査員が憎むべき悪である私の真上で無様によがり鳴き射精へと追い詰められていく光景を存分に堪能しながら、私は手の中で脈打つ男根を愉しみつつその手を離す瞬間を伺う。目前に迫った絶頂をお預けされた絶望に鳴き喚く哀れな捜査員を見たい。その欲望のままに慎重に手の動きに緩急を付け、捜査員を限界まで上り詰めさせた私は、痙攣が一際激しくなった時を、あと一押しで男根から精液が噴き出る時を狙い撃ち、快楽を送り込んでいた手を捜査員の男根から離してやった。

「みゅぅぅぅーっ!? おむっ……もごぉぉぉんっ!」

何回も、何十回も強いられた寸止めだというのに、本能から射精に歓喜していた捜査員は新鮮な絶叫と絶望の反応を見せてくれた。至福の直前で放り出された肉体を滑稽にくねらせ、射精欲を溜め込まされた男根を羞恥も忘れて踊り狂わせ、先走りを撒き散らしながら自力では決してたぐり寄せられない射精を希求する可哀想な姿で私を愉しませてくれた。
だが、私はまだ捜査員に慈悲を与えない。こんな素晴らしい痴態を見せられたら、再度見たくなるのが人の性。故に私は離した手を射精の波が引いた捜査員の男根に再び伸ばし、捜査員にまた寸止めの苦しみを味わわせる為の悦楽を流し込み始めた。

「んごぉぉっ!? あぉ、えぅぅぅっ!?」

驚愕、恐怖、怯え。様々な感情が混ざり合っているくぐもった甘い鳴き声を放ち、諦め悪く拘束との格闘を再開した捜査員の男根を意のままに苛めながら、私は意識を保つのが困難な程の睡魔がやって来るまで私専用の遊び道具に堕ちた惨めな捜査員の男根にもどかしさが募るばかりの快感をもたらし、黒に覆い尽くされた捜査員の肉体が身悶えに合わせて揺れ動く光景を堪能し続けていた。






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