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刑事は忍耐を無に帰されながらイき狂わされる

2021.01.21.Thu.21:00
分厚い綿と内側に突き出た男根を模した張型で視界と言葉を封じるマスクを装着され、両手両足に折り畳んだ状態を強制した上で手足を伸ばせなくさせる綿の表面に取り付けられた金具達と床の金具を十数本の鎖で繋いで身動きを完全に封じられた男は、肘と膝で身体を支える屈辱的な格好から抜け出せなくされた白い犬着ぐるみ入りの肉体に、無様な痴態を引き出させる為の仕掛けを与えられた。
その仕掛けは、伸ばすことも閉じることも許されない足の間に位置する床に固定された棒の先にある薄桃色のオナホール。着ぐるみの股間部分に存在する穴から露出させた男根の先端から根本までを包み込み、絶えず微弱な振動を男根全体に送り込んで勃起を強いり淫欲を加速させる無慈悲なオナホールだ。
着ぐるみに閉じ込められた身体をもがかせて腰を引いても、男はオナホールから男根を引き抜けない。無理矢理に硬く膨らまされた男根に湧き上がる射精欲を誤魔化したくとも、じっとしているだけでは決して射精には至れないもどかしい振動に嬲られている男根は、自身の持ち主である男の意思を無視して無限に射精欲を募らせていく。
そんな状況に追いやられ、生殺しの快楽と自らが立てる音以外の情報が存在しない空間に一人きりで放置されたら、誇り高き刑事の男であっても間違い無く堕ちる。三時間も放置すればどんな男でも欲望に溺れ、一心不乱に不自由な身体で腰を振り乱し絶頂を繰り返す獣へと変貌する。
そう考えながら三時間ぶりに犬に変えた刑事をほったらかしにした部屋へと戻ってきた残忍な男は、予想外の光景に目を丸くした。
刑事は着ぐるみに縛められた肉体を痛々しく痙攣させながらも、思考を蝕む淫欲には屈していなかった。時折男根を射精に導きたい本能に駆られ腰をはしたなく揺らめかせながらも、刑事はその強靱な精神力で陥落を拒絶し一回たりとも射精には達していなかったのだ。

「んぐっ、あぉ、うぐぉぉっ……!」

自分を淫猥な地獄に叩き堕とした男が歩み寄っても、欲望との死闘を繰り広げている刑事はその足音に全く気付けない。生き物とは到底思えないくらいに身体を震わせながら、射精への渇望に抗い続ける着ぐるみ入りの刑事。その滑稽かつ感心を抱かせる忍耐を無言で鑑賞し無慈悲に顔を歪ませた男は、充分に頑張った刑事にご褒美をくれてやる為と胸の内で白々しく理由を呟きながら刑事の背後に腰を下ろし、ビクビクと跳ねる足の間に右手を伸ばしてオナホールを宙に固定している棒の脇に転がしていたリモコンを躊躇い無く操作した。
途端、オナホールがそれまでとは段違いの駆動音を発しながら、内部に包み込んだ刑事の男根を苛烈に責め立て始める。無論、ぎりぎりの状態で射精を遠ざけていた刑事が一気に強まった振動に耐えきれる道理など無い。
刑事はあどけない表情をした犬のマスクの下で目を剥き、驚愕と絶望に染まった唸りを部屋中に甲高く響かせ、知らぬ間に背後に腰を下ろした男に愉快な身悶えを晒しながら、ずっと我慢していたのが嘘のようにあっさりと射精へと導かれてしまった。

「あぉぉぉぉーっ!? みゅ、あぉ! んまぉぉぉぉーっ!?」

身体中をくねらせ、窮屈に折り曲げさせられた四肢を床に結合する鎖を鳴らしながら、刑事が冷酷に震えるオナホール内に精液を大量に撒き散らす。だが、非道な男は刑事に休みを認めない。操作したオナホのリモコンを元の場所に再び置いた男は、本能が待ち侘びた絶頂がもたらす幸せに打ち震えている刑事の理性が落ち着きを取り戻すよりも先に左右の手で刑事の足を着ぐるみ越しに掴み、笑い混じりに褒め言葉を口にしながら掴んだ足を前後に揺らし、刑事に意に染まぬ腰振りを行わせ始めてしまった。

「よく頑張ったね、刑事さん。ご褒美に、刑事さんが腰を振らなくても射精出来るようお手伝いしてあげるよ。これなら恥ずかしくないし、幾らイき狂っても勝手にイかされたって自分に言い訳出来るよ。良かったね、刑事さん?」
「んぶぉぉっ!? あぉっ、あぉぉっ! あー、はっ、はぉぉぉぉぉぉーんっ!!」

三時間に渡る刑事の忍耐を無に帰す絶頂地獄を嬉々として与える男は、哀れな白犬となった刑事がよがり狂いながら放つ哀願の鳴き声を全て聞き流しつつ逆らえない身体を前後に動かし、逃げ場の無い振動と摩擦に負けた男根が精液を為す術無く次々と垂れ流す光景を自分だけの特等席で気が済むまで味わい続けていた。






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