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捕らわれた刑事は淫らに味わい尽くされる

2020.12.23.Wed.21:00
壁の下部からせり出す形で存在している台の上に縄の拘束を施された裸体を載せられ、更なる縄を用いて背にした壁へと手足を縫い付けられてしまった男は、逃げることと抗うことはもちろん台から下りることさえも叶わない格好へと追いやられてしまった。
手首と二の腕を括られ、足首と太ももを括られ、伸ばせなくさせられた手足を壁に打ち付けられた幾つもの金具へと縄で遊び無く結合された男は手足を壁から離したくても離せず、丸出しにさせられた恥部を覆い隠すことも許されない。
投与された淫薬によって望まぬ発情を引き起こされ、情けなく勃起させられてしまった男根に自分を捕らえ拘束と辱めを加えた憎い男の視線が突き刺さっても、男はただただ悔しさを募らせつつ硬く膨張した男根を鑑賞されるしか無い。
数時間ぶりに地下室へと戻ってきた男が愉しげな笑みを浮かべながら陶然とした様子で惨めな自分を賞賛する言葉を浴びせてきても、耳を塞ぐことも出来ない哀れな男は屈辱を加速させられながら、異常な男が紡ぐ心からの賞賛に戦慄を抱くことしか出来はしないのだ。

「随分と良い表情になりましたねぇ……刑事さん。反抗一色だった表情に媚薬が生んだ抑えきれない発情が混ざって実に良い。貴方のような気高い方が身動きを封じられ、逞しく鍛えられた肉体を震わせながら淫らに苦しんでいる姿は……実に悩ましく、美しいですよ、刑事さん?」
「うる、さい……っ」

拘束を与えられた直後の刑事だったら、媚薬を投与されて間も無い時の刑事だったら、男の発言を嘲笑と受け取って怒りの叫びを返していただろう。
だが、今の刑事にそんな気力は残されていない。一人きりで置き去りにされている間に逃げ場の無い発情に絶えず苛まれ心と身体を憔悴させられた刑事には、はしたなく尖り充血した乳首と腹に触れそうな勢いで反り立った男根を愉しげに眺め淫猥に疲弊した顔を至近距離で堪能しながら嘘偽りの無い賞賛を満面の笑みで口にする男に恐怖を感じさせられている刑事には、形だけの弱々しい抗いを紡ぐ余力しか無い。
けれど、そんな力無い抗いの言葉さえも刑事の全てを味わい尽くそうと考えている男にとってはこれ以上無い興奮を掻き立てるスパイスで。まだ屈服しきっていない刑事を目にして笑みを深め声を更に弾ませた男は増幅した興奮のままに逆らえない刑事の裸体に手を伸ばし、火照りきった刑事を甘く慰め無様によがり狂わせる悦楽を容赦無く、嬉々として言葉を発しつつ流し込み始めた。

「あぁ、その反抗的な言葉も堪らないですよ。もう限界なのに、思わず刑事として逆らっちゃうんですよね? この可愛く膨らんだ乳首とおチ○チンを弄られたら……」
「あぅっ!? や、あぁぁんっ!」
「いやらしい声が我慢出来ずに漏れちゃうのに、逆らわずにはいられないんですよね? そのギャップも魅力的ですよ、刑事さん」
「ひっ、あぁぁ! やめっ、やめろぉぉっ!」

やめろと刑事が叫んでも、男はやめない。鬼畜な男は縄を鳴らしながら壁際で悶える筋肉質な刑事の裸体と耐えられずに溢れ出す快楽色の悲鳴の落差を愉しみ、やめろと叫びつつも無意識に悦びを募らせてカクカクと腰を前後に揺らす刑事の痴態を堪能しながら左手の指で摘まんだ刑事の右乳首を弄び右手で緩く握った刑事の男根を摩擦し、嫌がる声とは裏腹に本心では待ち望んでいた快楽を、媚薬に高められた身体が欲していた淫らな刺激を叩き込んで刑事を射精へと追い詰めていく。

「あぁ、やっ、やだ、嫌だぁぁっ! やめっ、やめへ、ほんろにイぐ! イっひゃぅぅぅっ!」
「イって良いですよ、刑事さん。何回でも何十回でもイかせてあげます。気高く、逞しく、悩ましく、美しい貴方を私の手で淫らに苦しめて……二度と快楽無しでは生きられない私だけのペットに躾けて差し上げますよ」
「んぁっ! あぁぁぁーっ!! イぐっ、イぎゅぅぅ!! しぇーえき、出る、でぅぅぅぅっ!!」

快感に飲まれ舌足らずに射精を拒む刑事の痴態をありとあらゆる感覚で独占しながら、男は刑事の哀願を無視して手を動かし続け乳首と男根を刺激し、自分の物に堕とした刑事に最初の射精を、調教生活の始まりとなる一回目の射精を、無理矢理に迎えさせていくのだった。






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