ホテルの浴室は甘い空間
2014.01.02.Thu.08:00
「あっ、んっ、やぁぁっ」
広い窓から夜の街が見える、高級ホテルの浴室で。男がタイルの上で拘束された身体を悶えさせ、甘く鳴いていた。
その男の手首と足首をタオルで縛り上げた男は、笑って痴態を観察し。実に愉しそうに右手に持った道具を動かす。
「社長…やめ、てくださ…っ!」
「んー、どうした? 洗ってやってるだけだろ?」
「あぁぁっ!」
切なげな男の声を無視して、社長と呼ばれた男は男を喘がせた。手にしたシャワーヘッドのお湯で、自分が開発した秘書の乳首を責める事で。
「あっ…ふぁぁ。んっ、んんっ!」
柔らかなお湯が、敏感な突起を叩く。それは本来なら何でも無い事のはずなのに、淫らに育てられた乳首は強い快楽として受けとめている。
しかし、気持ち良くても結局はシャワー。いつも快楽の果てまで連れて行ってくれる指と違って摘まんでくれないし、抓ってくれないし、ましてや引っ張ってなどくれはしない。
責められている秘書の身体にはどこまでももどかしさが溜まっていく。それを知られたくなくて、秘書は必死でおねだりをしないよう耐えていた。
だが、そんな事社長の方はとっくに気付いている。気付いているから、面白くない。
「もっと素直に喘げよ。二人の時みたいに」
「うる…さい。一緒に風呂入ろうって言って、無理矢理縛り上げてきたくせにぃ」
真っ赤な顔で言い返す。本人は全く分かっていないが、その表情と口調からは秘書である事が忘れられ始め。
二人きりの時にする濡れた表情と、甘える口調が出始めていた。
「ごめんな。夜景でも見て機嫌直してくれよ」
「ふぇ…?」
タイルの上でのたうっていた身体を持ち上げられ、秘書は浴槽の横のスペースへと乗せられた。
そこにあるのは。
「や…だめ、だめぇ」
怯えて、秘書は首を左右に振る。当然だ。
縛られ、身体を隠せない状態で、街を見下ろす大きな窓の前に置かれたのだから。
「大丈夫だよ。この高さなんだから、誰も見れる訳無い」
「そういう問題じゃ、あぁ! そこらめぇぇ!」
反論をしている最中に、さっきまで乳首を嬲っていたシャワーがアナルにあてられた。
同時に、社長の指がお湯の当たっているアナルをほぐすように揉み始め、幾度と無く犯されて快感の手に入れ方を知ってしまったそこは、どうしようもなく責めを悦んでしまう。
「いや、やぁ。窓際で、こんな…っ!」
言われた通り、こんな高層階の窓を見る者なんている訳無い。それでも、シャワーで感じさせられている姿を屋外に晒している。そのはしたなさと見られるかも知れないという緊張感が、秘書の感度を更に上げていく。
「あぁぁんっ、ふぁんっ。指で、掻き混ぜちゃらめぇ」
蕩け切った鳴き声を上げる秘書の乱れっぷりを見て、頃合いを見計らった社長は。
聞き出そうと思っていた疑問をぶつけた。
「さ、聞かせてくれよ。どうして今日は機嫌悪かったんだ?」
「んぅ…ホ、ントは、悪くなんかないのぉ」
部屋で尋ねていた時とは違う返答に、社長はシャワーをずらしてしゃべりやすくしてやる。それを受けて、秘書は隠していた事実を…愛している男に告げた。
「仕事で来てるのに…二人きりで来てると新婚旅行みたいって思って、にやけるの抑えようとして…っ!」
「仕事中、険しい表情になっちゃった?」
心底恥ずかしそうな顔でこくん、とうなずく愛しい秘書に、社長は小さく笑う。
「そういう事か。てっきり、俺また怒らせたのかなって思ってたよ」
「ご、めん」
謝ってくる頭を、優しく撫で。自分も同じ窓前のスペースに上って。
「だーめ、許さない。罰として…俺の可愛いお嫁さんにお仕置きします」
「あぁっ、あぁんっ」
背中から抱きすくめられ、左の乳首を摘ままれ。
身体の前から通したシャワーヘッドが、無防備な秘書のアナルと睾丸を下から刺激する。
仕事で訪れているホテルの一室で、まるで家にいる時のように可愛がられて。秘書は立場を脱ぎ捨てた本当の関係で接し出す。
「大好きだよ。淫乱なお嫁さん」
「俺も、ひゅきぃ。あぅ! もっといっぱいお仕置きしてぇっ!」
愛を囁き、叫び、幸せに肌を寄せ合う新婚夫婦を、窓から見える夜の街達が、静かに見守っていた。
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広い窓から夜の街が見える、高級ホテルの浴室で。男がタイルの上で拘束された身体を悶えさせ、甘く鳴いていた。
その男の手首と足首をタオルで縛り上げた男は、笑って痴態を観察し。実に愉しそうに右手に持った道具を動かす。
「社長…やめ、てくださ…っ!」
「んー、どうした? 洗ってやってるだけだろ?」
「あぁぁっ!」
切なげな男の声を無視して、社長と呼ばれた男は男を喘がせた。手にしたシャワーヘッドのお湯で、自分が開発した秘書の乳首を責める事で。
「あっ…ふぁぁ。んっ、んんっ!」
柔らかなお湯が、敏感な突起を叩く。それは本来なら何でも無い事のはずなのに、淫らに育てられた乳首は強い快楽として受けとめている。
しかし、気持ち良くても結局はシャワー。いつも快楽の果てまで連れて行ってくれる指と違って摘まんでくれないし、抓ってくれないし、ましてや引っ張ってなどくれはしない。
責められている秘書の身体にはどこまでももどかしさが溜まっていく。それを知られたくなくて、秘書は必死でおねだりをしないよう耐えていた。
だが、そんな事社長の方はとっくに気付いている。気付いているから、面白くない。
「もっと素直に喘げよ。二人の時みたいに」
「うる…さい。一緒に風呂入ろうって言って、無理矢理縛り上げてきたくせにぃ」
真っ赤な顔で言い返す。本人は全く分かっていないが、その表情と口調からは秘書である事が忘れられ始め。
二人きりの時にする濡れた表情と、甘える口調が出始めていた。
「ごめんな。夜景でも見て機嫌直してくれよ」
「ふぇ…?」
タイルの上でのたうっていた身体を持ち上げられ、秘書は浴槽の横のスペースへと乗せられた。
そこにあるのは。
「や…だめ、だめぇ」
怯えて、秘書は首を左右に振る。当然だ。
縛られ、身体を隠せない状態で、街を見下ろす大きな窓の前に置かれたのだから。
「大丈夫だよ。この高さなんだから、誰も見れる訳無い」
「そういう問題じゃ、あぁ! そこらめぇぇ!」
反論をしている最中に、さっきまで乳首を嬲っていたシャワーがアナルにあてられた。
同時に、社長の指がお湯の当たっているアナルをほぐすように揉み始め、幾度と無く犯されて快感の手に入れ方を知ってしまったそこは、どうしようもなく責めを悦んでしまう。
「いや、やぁ。窓際で、こんな…っ!」
言われた通り、こんな高層階の窓を見る者なんている訳無い。それでも、シャワーで感じさせられている姿を屋外に晒している。そのはしたなさと見られるかも知れないという緊張感が、秘書の感度を更に上げていく。
「あぁぁんっ、ふぁんっ。指で、掻き混ぜちゃらめぇ」
蕩け切った鳴き声を上げる秘書の乱れっぷりを見て、頃合いを見計らった社長は。
聞き出そうと思っていた疑問をぶつけた。
「さ、聞かせてくれよ。どうして今日は機嫌悪かったんだ?」
「んぅ…ホ、ントは、悪くなんかないのぉ」
部屋で尋ねていた時とは違う返答に、社長はシャワーをずらしてしゃべりやすくしてやる。それを受けて、秘書は隠していた事実を…愛している男に告げた。
「仕事で来てるのに…二人きりで来てると新婚旅行みたいって思って、にやけるの抑えようとして…っ!」
「仕事中、険しい表情になっちゃった?」
心底恥ずかしそうな顔でこくん、とうなずく愛しい秘書に、社長は小さく笑う。
「そういう事か。てっきり、俺また怒らせたのかなって思ってたよ」
「ご、めん」
謝ってくる頭を、優しく撫で。自分も同じ窓前のスペースに上って。
「だーめ、許さない。罰として…俺の可愛いお嫁さんにお仕置きします」
「あぁっ、あぁんっ」
背中から抱きすくめられ、左の乳首を摘ままれ。
身体の前から通したシャワーヘッドが、無防備な秘書のアナルと睾丸を下から刺激する。
仕事で訪れているホテルの一室で、まるで家にいる時のように可愛がられて。秘書は立場を脱ぎ捨てた本当の関係で接し出す。
「大好きだよ。淫乱なお嫁さん」
「俺も、ひゅきぃ。あぅ! もっといっぱいお仕置きしてぇっ!」
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