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正義は淫らな雄犬に改造される

2014.01.05.Sun.21:00
「んうぅ…ふうぅぅ」

小さな部屋の中で、一人の男がギャグボールを噛まされた口で呻き、身をよじらせた。
捕らえられ、拘束された身体を。

「ふっ、ぐっ」

唾液をだらだらと垂れ流しながら、男はもがく。しかし、拘束具は全く外れる気配を見せない。
腕をすっぽりと覆う黒いラバー製の拘束具は、拳の部分が指を使えないように握り込ませる仕組みになっている。その上で手首と二の腕を腕が伸ばせない長さの鎖で繋ぎ、男は手は届くのにギャグボールを取る事が出来ないでいた。

更に、足にも同じラバーのブーツが履かされ、こちらも足首と太股を伸ばせないように鎖で結んでいる。この拘束を施された男は立つ事も許されず、惨めに四つん這いを強制されていた。

「ふーっ、うーっ!」

屈辱に塗れている男の表情は、真っ赤に染まって苦しげに唸っている。拘束の過剰さもそうだが、一番苦しいのは責め苦を与えられている事。
丸出しの股間を、淫具によって嬲られている事だ。
男の隠せないアナルには今、犬の尻尾が生えていた。正確には、犬の尻尾の飾りが付いた極太のバイブが、男の体内を貫き、休み無く柔らかな肉壁を抉り倒していた。

幾つものイボが、敏感な肉を容赦無く削り、望んでいない快楽を男の身体に送り込む。拘束された身体は満足に身悶える事もままならず、惨めに四つん這いでくねるしか無い。
しかし、どんなに感じてくねっても、男は解放されない。男の勃起したまま萎える暇も与えられないペニスの根元には、射精封じのベルトが絞め付けられているからだ。

イきたい。イきたい。その願望が逃げられない男の脳内に溜まりに溜まっていく。それでも、男の心にはまだ誇りが残っていた。
自分の捕らえた者達に、決して屈しはしないと。

「どう、お兄さん? そろそろ考え直してくれた?」
「っ…ぷぁっ」

男が閉じ込められていた部屋に、別の男が現れる。男の口を塞いでいたギャグボールを外したその男は、男を捕らえた組織の一人。男が、憎むべき相手。

「誰…が。こんなお前らのしている事を、許す訳にはっ!」
「うーん、こっちからしたらこの雄犬工場を潰そうとしてるお兄さんの方が許せないんだよねー」

怒りに燃えている男と、涼しげな敵。有利不利ははっきりしていたが、せめて気持ちだけでは負けまいと、男は快楽に耐えて敵を睨み続けた。
それが、更なる責めを誘発するとは知る由も無く。

「まだ考え直してくれてないみたいだから、今度は言う事を聞きたくしてあげるよ」
「んむっ!?」

再び、口を閉ざされる。さっきのギャグボールとは違う、穴の空いていない口呼吸を完全に奪う口枷で。
その拘束具を嵌め終え、男が鼻でしか呼吸が出来なくなったのを確認して、敵は。

「じゃあ、これは抜こうね」
「んぐぅぅぅっ!!」

動いたままの尻尾バイブを、一気に抜き取った。中を早く擦られ、男は正気までもを引き抜かれるような快楽に襲われる。

「これも、取ろうか」
「うぅぅ」

衝撃に震えている男を無視して、敵は男のペニスを絞めていたベルトを取り外した。
責め立てられているのに、射精出来るようになった事に対して男は知らず知らずに安心の様子を見せる。その緩みを見逃さなかった敵は、嬉々として男への拘束を追加した。

「代わりに、ここに鎖を付けてあげるよ」
「うぐっ!? むぐぅーっ!」

逃れようとする男をあっさりと押さえ、敵は鎖を結んだ。男が四つん這いのまま身体を伸ばす事も許さなくする、肘と膝を繋ぐ鎖を。
何故ここまでひどい事を愉しそうに出来るのか、自由を完全に取り上げられた状態で、男は荒い呼吸をしながらうなだれていた。

打ちひしがれている男の姿に、残酷な男は冷酷に笑い、より苛烈な責めを宣言した。

「じゃあ、そろそろこの部屋に媚薬のガスが流される頃だから。僕は行くね」
「うぅっ!?」
「そんなに悦ばないでよ。でも…そんなに悦んでくれるなら、ガスを精液の香りにした甲斐もあったみたいだね」

驚愕して何も言えなくなる男を残し、敵は部屋を後にして鍵をかけてしまった。
そして、数十秒後。宣言通りの香りが部屋に溢れ始めた。

「んん……ぐふ……むうぅ!!」

口を塞いだ目的を知り、男は必死で呼吸をとめる。そんな抵抗をしても、体内へ吸入されるのは拒めないのに。

「んもっ、もぅっ」

媚薬を吸った事で、身体が熱くなり、性刺激を求め出す。
嬲られていた時は嫌で仕方無かったアナルへの凌辱を自ら求め、射精を渇望する。

「んっ…んぅーっ!!」

叫んでも、誰も来ない。腰を振って床にペニスを押し付けたくても不自由な身体はそれが出来ない。
それを狙って行われた拘束に男は抗えずに嵌まり、口封じと雄犬への改造を同時に遂行される。

「ふぐ、うぐぅぅ…」

快楽に屈しまいとしていた心は、いつの間にか快楽を欲して。助けようとしていた雄犬奴隷の立場へ、確実に堕とされる。
人知れず存在する雄犬奴隷工場では今日も、憐れな雄犬達の喘ぎがそこかしこから響き続けていた。





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コメント
雄犬工場、ほんとにあったら、いいですね。雄犬になりたいほうですが。

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