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愚かな少年達は箱の中で仲良く蕩け落ちる

2020.12.12.Sat.21:00
強化ガラスで作られた、五つの細長い箱。生身の人間が攻撃を加えたくらいでは傷一つ付かず、多くの人間が行き交うホールの中央の位置から離れることの無いようぴったりと五つ並べた状態でホールの床へと固定されたそんな箱の中に、五人の少年は閉じ込められていた。

「むぐっ……ふぅ、むぐぅぅんっ!」
「ふぅ、むっ、んむぅぅっ……!」

別の箱に詰め込まれた他の少年達と視線で励まし合い、箱の外から自分達を鑑賞して醜悪な笑みを浮かべる者達の視線に屈辱と羞恥を味わわされながら、少年達は固く丸めた布を詰め込まれ黒色の強力な粘着テープで栓を施された口でくぐもった唸りを上げつつこの危機的な状況からの脱出を求めて肉体を必死でもがかせる。
箱の細長い側面に背中を預けた体勢で二の腕を胴体に繋ぎ背面で交差させた手首を縛る縄を与えられた上半身に力を込め、左右の足首とすね、そして太ももを一つに括られた上で足首と太ももを短く結合する縄に拘束された伸ばしたくても伸ばせない足を無我夢中で暴れさせながら、五人の少年は奪われた衣服の代わりに縄を着せられた裸体の自由を取り戻し窮屈な箱からの逃走を欲する行動を取り続けている。
だが、少年達を取り巻く環境は何一つとして変わらない。緩み無く結ばれた縄はぎちぎちと軋む音を立てるのみで解ける気配すら見せない。塞がれた口で焦燥に歪んだ助けを求める叫びを放ってみても、その声に反応して救いの手を差し伸べてくれる者はいない。絶え間無く襲い来る苦悶からどうにかして抜け出そうと不自由な裸体を動かし無理矢理に勃起させられてしまった幼い男根を揺らしながら箱を内側から叩いてみても、少年達は箱の外側から自分達を愉しむ非道な者達にヒーロースーツを没収され縄に縛められ箱内に流し込まれる媚薬混じりの気体によって望まぬ発情を強いられた裸体を無意味に足掻かせる無様な少年ヒーロー達という最高の見世物を提供するだけに終わってしまう。
厳重な縄拘束で身動きを封じられ、強化ガラス製の箱という檻に入れられ、自分達を捕獲した敵しかいない建物のホールに飾られた少年達はもう、どうすることも出来ずに惨めな姿を鑑賞され嘲りを乗せた笑顔を向けられるしか無い。ヒーローの力を行使するためのスーツを敵に剥ぎ取られ、無力化された裸体に無慈悲な拘束を容赦無く叩き込まれた哀れな少年ヒーロー達は、箱に接続されたチューブから送り込まれる媚薬を含んだ空気を唯一の呼吸孔となった鼻で吸入させられながら、意に染まぬ発情に狂いみっともなく淫欲に掻き乱されていく様を、憎い悪達に余すところ無く堪能されることしか出来はしないのだ。

「むぐっ、んむ、ふぐぅぅぅ……っ!」
「うー……むー、うぅ、んぐぅぅっ……」

苦しげに見開いた目から大粒の涙を零しながらとめどなく湧き上がる淫猥な欲望を否定し、一生懸命に欲望を否定し陥落を拒絶している仲間の隣で触りたくても触れないパンパンに張り詰めた男根を切なげに見つめ、隣にいる仲間と頻繁に目を合わせて悪への屈服を遠ざけながら欲情に濡れた瞳で気丈な睨み付けを悪達に行い、完全に媚薬に敗北し淫らな衝動に溺れ縛られた裸体をくねらせて腰を突き出しながら悪達に対して快楽をおねだりする。それぞれ違う痴態を晒しつつ呼吸の度に摂取させられる媚薬が引き起こした発情に仲良く崩壊させられていく五人の少年ヒーローを作り出した残忍な悪達は、ホールに設置された滑稽な装飾品に貶められた少年達が見せる悶絶の光景を歩きながら、五つの箱の周囲を周り様々な角度と方向から観察しながら、正面で足をとめ無意味な反抗の目と正義の立場を忘れた本能剥き出しのおねだりを細めた目で同時に眺めながら、自分達に刃向かった勇敢で愚かな少年ヒーロー達が跡形も無く蕩け落ちる過程を思い思いに堪能し、優越感と充足感を胸に膨らませていくのだった。






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