魔術師は最愛の狼と永遠に添い遂げる
2020.12.02.Wed.21:00
一生を掛けても習得出来るか出来ないかという強大な魔術を幾つも習得し、それらの魔術を組み合わせ応用を加えて作り上げた自身にしか行使出来ない常に肉体を強化する魔術によって不老不死を手にした魔術師は、山奥に用意した小屋の中で魔術の更なる追求を行う悠々自適の日々を送っていた。
食事も睡眠も、娯楽以外の意味では必要とならない。青年の見た目から年を取ることも無く、悪意を持った魔物や病魔なども己の魔術で容易に振り払える。そんな敵も恐れも無い生活の中で、魔術師は小屋の近くで傷だらけの身を晒していた狼獣人の魔物の幼子を保護し、小屋の中へと招き入れた。
本来魔術の使えない獣人の魔物でも長時間掛けて教え込めば魔術を行使出来るようになるのかと、ふとした疑問が湧いたからだ。もし魔術を使えないと判明しても、それはそれで何の問題も無い。魔物の本能が強まり、自分に牙を突き立てようとしてきてもその時は培った魔術の力で撃退すれば良い。自分の疑問を解消するため、ただそれだけのために魔術師は狼獣人の幼子を育てた。不器用ながらも愛情を注ぎ、それまで必要でなかった食事や家事に関わる魔術が上達していく自分に驚きつつも、魔術師は狼との絆を深め、人間と魔物の垣根を越えた強固な関係を築き、そして……狼が発情期に襲われる年齢を迎えると同時にお互いの立ち位置に大きな変化をもたらした。
「ごめん、父さん……俺もう、抑えきれない、隠しきれない……っ! 父さんが、好き。小さい頃から、父さんを愛し続けてる。人間と魔物の俺が交尾するなんておかしいって分かってるけど、俺、父さんとしたいんだ。他の相手なんて考えられない、父さんが、大好きだよ……っ!!」
突然にベッドへと優しく押し倒しておきながら申し訳なさそうに謝る屈強な肉体を持つ狼の息子に、流れる時を停止させた父の肉体を大きく追い抜く程の巨躯へと成長したというのに幼い頃と変わらない泣き顔を晒しながら苦しげに愛の感情を吐き出す息子に、魔術師は思わず自分に覆い被さった逞しい身体に腕を伸ばしきつく抱き付きながら、その愛を受け入れた。
もう、自分一人で暮らしていた時のことなんて思い出せない。息子となった最愛の狼がいない生活なんて考えられない。何より、自分の期待に応えようと魔術の勉強を行う姿を見た際に、着替える時に露わとなる逞しい肉体を目にする際に、発情期を迎えた狼が振りまく甘ったるく蠱惑的な体臭を嗅いだ際に湧き上がった親としてはあり得ない感情を否定することなど、もはや出来はしない。
お互いがお互いに抱いている想いを剥き出しにし、種族の壁、年齢の壁、そして親子の壁を壊した狼と魔術師は二人で毎晩仲良く就寝していたベッドの上で衣服を脱ぎ捨てて裸体となり、欲望を解放した背徳的な交尾に耽るための準備を行った。
「あぁつ、○○……おひり、気持ち良い……すごい、またイっちゃう……○○の舌で、おひりで、イっくぅぅっ……!」
「んむっ、っは……父さん、可愛い。俺の舌にお尻の穴を舐められて感じてる父さん、とっても可愛い。んちゅ、はぁ……俺の舌で蕩けてる父さん、最高だよ……っ!」
狼獣人の分厚く長い舌で熱烈にねぶられ中を丹念にくすぐられている魔術師の尻穴は、すっかり解れきりはしたなくパクパクと開閉を繰り返す状態となっている。ベッドの上で父に尻を高く掲げさせ、夢にまで見た可愛い穴をじっくりと責めながら穴のみの刺激で射精を何度も迎える淫らな父の男根を存分に堪能した息子は、父の尻穴の緩みを確認し自分の男根の限界を認識した上で心地良さげに震えている父の裸体を優しく仰向けに転がし、不安げに問いかけた。
「父さん、入れるよ。俺の舌でたっぷり慣らした父さんのお尻に、俺のチ○コ、入れるよ……?」
長年押し込めてきた想いが通じた実感がまだ完全には湧いていない狼が、拒絶に怯えながら父に問う。発情に苛まれ、愛しい父の痴態で興奮を加速させられているというのに自分を律して怯えながら尋ねる狼に穏やかな微笑みを返した魔術師は、息子が男根を挿入しやすいよう足を開きねだるように収縮する穴を見せ付けつつ、問いに対する返事を口にした。
「あぁ、良いよ。○○のチ○コ、父さんにちょうだい? 俺も、父さんも○○が好きだから……○○と、一つにならせて?」
「っ、父さん……っ!」
無自覚に扇情的な父のおねだりに男根の硬度を高めながら、息子はパンパンに張り詰めた狼の男根を父の尻穴へとゆっくりねじ込む。腰を振り乱したい衝動に駆られる自分を制しながら男根を挿入する息子の優しさと、痛みを一切与えず幸福に満ちた圧迫感と摩擦のみを生み出しながら体内を埋め尽くしていく太く逞しい狼の男根に心と身体をときめかされた魔術師は、数回射精へと導かれた自身の男根を再び硬く勃起させつつ抱き寄せるように白銀の体毛に覆われた息子の身体に手足を這わせ、父の威厳を忘れきった悦び一色の嬌声を上げて嬉しいの感情を露わにした。
「あぁぁんっ! ひゅごい、ひんこ、しゅごいぃっ! きもひぃ、きもちぃぃっ! おにぇがい、うごいへっ。もっと、もっろきもひよくひてぇっ! おれを、ひあわせにさせてぇぇぇっ!!」
「父さん……父さん、父さん……っ!!」
理性を壊すには十分すぎる快楽を欲しがる父の言葉に突き動かされる形で息子は少しずつ腰を振り出し、じょじょにその速度を上げていく。
自分の全てを充足させていく甘い快楽と恋心を味わい淫欲に自らの意思で溺れながら、自分が放つ淫らな鳴き声と息子が漏らす幸せそうな呻きを耳にして幸福を更に大きな物へと育てながら、孤独に暮らしていた魔術師は狼を保護した時には欠片も想像していなかった淫蕩な至福を噛み締めていた。
果たして獣人の魔物でも魔術を使えるようになるのか。十数年前に募らせた疑問の存在を完全に忘却した魔術師は、息子である狼から無意識で掛けられた恋の魔術に陥落し、その魔術の効果によって狼と永遠に添い遂げるつがいへの道を心の底から望み、狼と共にその道を幸せに進んでいくのだった。
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食事も睡眠も、娯楽以外の意味では必要とならない。青年の見た目から年を取ることも無く、悪意を持った魔物や病魔なども己の魔術で容易に振り払える。そんな敵も恐れも無い生活の中で、魔術師は小屋の近くで傷だらけの身を晒していた狼獣人の魔物の幼子を保護し、小屋の中へと招き入れた。
本来魔術の使えない獣人の魔物でも長時間掛けて教え込めば魔術を行使出来るようになるのかと、ふとした疑問が湧いたからだ。もし魔術を使えないと判明しても、それはそれで何の問題も無い。魔物の本能が強まり、自分に牙を突き立てようとしてきてもその時は培った魔術の力で撃退すれば良い。自分の疑問を解消するため、ただそれだけのために魔術師は狼獣人の幼子を育てた。不器用ながらも愛情を注ぎ、それまで必要でなかった食事や家事に関わる魔術が上達していく自分に驚きつつも、魔術師は狼との絆を深め、人間と魔物の垣根を越えた強固な関係を築き、そして……狼が発情期に襲われる年齢を迎えると同時にお互いの立ち位置に大きな変化をもたらした。
「ごめん、父さん……俺もう、抑えきれない、隠しきれない……っ! 父さんが、好き。小さい頃から、父さんを愛し続けてる。人間と魔物の俺が交尾するなんておかしいって分かってるけど、俺、父さんとしたいんだ。他の相手なんて考えられない、父さんが、大好きだよ……っ!!」
突然にベッドへと優しく押し倒しておきながら申し訳なさそうに謝る屈強な肉体を持つ狼の息子に、流れる時を停止させた父の肉体を大きく追い抜く程の巨躯へと成長したというのに幼い頃と変わらない泣き顔を晒しながら苦しげに愛の感情を吐き出す息子に、魔術師は思わず自分に覆い被さった逞しい身体に腕を伸ばしきつく抱き付きながら、その愛を受け入れた。
もう、自分一人で暮らしていた時のことなんて思い出せない。息子となった最愛の狼がいない生活なんて考えられない。何より、自分の期待に応えようと魔術の勉強を行う姿を見た際に、着替える時に露わとなる逞しい肉体を目にする際に、発情期を迎えた狼が振りまく甘ったるく蠱惑的な体臭を嗅いだ際に湧き上がった親としてはあり得ない感情を否定することなど、もはや出来はしない。
お互いがお互いに抱いている想いを剥き出しにし、種族の壁、年齢の壁、そして親子の壁を壊した狼と魔術師は二人で毎晩仲良く就寝していたベッドの上で衣服を脱ぎ捨てて裸体となり、欲望を解放した背徳的な交尾に耽るための準備を行った。
「あぁつ、○○……おひり、気持ち良い……すごい、またイっちゃう……○○の舌で、おひりで、イっくぅぅっ……!」
「んむっ、っは……父さん、可愛い。俺の舌にお尻の穴を舐められて感じてる父さん、とっても可愛い。んちゅ、はぁ……俺の舌で蕩けてる父さん、最高だよ……っ!」
狼獣人の分厚く長い舌で熱烈にねぶられ中を丹念にくすぐられている魔術師の尻穴は、すっかり解れきりはしたなくパクパクと開閉を繰り返す状態となっている。ベッドの上で父に尻を高く掲げさせ、夢にまで見た可愛い穴をじっくりと責めながら穴のみの刺激で射精を何度も迎える淫らな父の男根を存分に堪能した息子は、父の尻穴の緩みを確認し自分の男根の限界を認識した上で心地良さげに震えている父の裸体を優しく仰向けに転がし、不安げに問いかけた。
「父さん、入れるよ。俺の舌でたっぷり慣らした父さんのお尻に、俺のチ○コ、入れるよ……?」
長年押し込めてきた想いが通じた実感がまだ完全には湧いていない狼が、拒絶に怯えながら父に問う。発情に苛まれ、愛しい父の痴態で興奮を加速させられているというのに自分を律して怯えながら尋ねる狼に穏やかな微笑みを返した魔術師は、息子が男根を挿入しやすいよう足を開きねだるように収縮する穴を見せ付けつつ、問いに対する返事を口にした。
「あぁ、良いよ。○○のチ○コ、父さんにちょうだい? 俺も、父さんも○○が好きだから……○○と、一つにならせて?」
「っ、父さん……っ!」
無自覚に扇情的な父のおねだりに男根の硬度を高めながら、息子はパンパンに張り詰めた狼の男根を父の尻穴へとゆっくりねじ込む。腰を振り乱したい衝動に駆られる自分を制しながら男根を挿入する息子の優しさと、痛みを一切与えず幸福に満ちた圧迫感と摩擦のみを生み出しながら体内を埋め尽くしていく太く逞しい狼の男根に心と身体をときめかされた魔術師は、数回射精へと導かれた自身の男根を再び硬く勃起させつつ抱き寄せるように白銀の体毛に覆われた息子の身体に手足を這わせ、父の威厳を忘れきった悦び一色の嬌声を上げて嬉しいの感情を露わにした。
「あぁぁんっ! ひゅごい、ひんこ、しゅごいぃっ! きもひぃ、きもちぃぃっ! おにぇがい、うごいへっ。もっと、もっろきもひよくひてぇっ! おれを、ひあわせにさせてぇぇぇっ!!」
「父さん……父さん、父さん……っ!!」
理性を壊すには十分すぎる快楽を欲しがる父の言葉に突き動かされる形で息子は少しずつ腰を振り出し、じょじょにその速度を上げていく。
自分の全てを充足させていく甘い快楽と恋心を味わい淫欲に自らの意思で溺れながら、自分が放つ淫らな鳴き声と息子が漏らす幸せそうな呻きを耳にして幸福を更に大きな物へと育てながら、孤独に暮らしていた魔術師は狼を保護した時には欠片も想像していなかった淫蕩な至福を噛み締めていた。
果たして獣人の魔物でも魔術を使えるようになるのか。十数年前に募らせた疑問の存在を完全に忘却した魔術師は、息子である狼から無意識で掛けられた恋の魔術に陥落し、その魔術の効果によって狼と永遠に添い遂げるつがいへの道を心の底から望み、狼と共にその道を幸せに進んでいくのだった。
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