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少年は終わりを知らぬまま男の前で火照り続ける

2020.11.19.Thu.21:00
地下室の壁から突き出るようにして設置された四角い箱型の機械。それは、生きた人間を拘束し鑑賞しやすい状態で飾るためだけに用意された異常な機械で、その機械を裸体に与えられた少年は肉体の自由を大きく取り上げられた上に、恥部を無防備にさらけ出す惨めな姿から離れられないよう身動きを完全に封じられてしまった。

「んぅ……んふうぅ……っ」

言葉を塞ぐためにと装着された黒い棒状の枷の隙間から飲み込めない唾液と共に苦しげな唸りを零しながら身をもがかせても、少年は何処にも逃げられない。
背中に回された腕の二の腕から先を機械の内部に飲み込まれ、後ろ側に向かって曲げさせられた足の膝から先も機械に飲み込まれ、柔らかなクッションで緩み無く手足を絞め付けられてしまった少年は文字通り手も足も出せず、口を閉ざす枷を毟り取りたくても毟り取れず、宙に固定された裸体にあてがわれた責め苦を遠ざけることも叶わない。
箱から伸びた細いチューブの先にある針を首筋や太ももに取り付けられ、濃度の低い媚薬をゆっくりゆっくりと投与され続けている少年は望まぬ発情を無理矢理に引き起こしてくるその媚薬を送り込むチューブと針を引き剥がすことも許されぬまま、為す術無く淫らに火照らされていく幼い裸体を愉しげに微笑んだ男に余すところなく堪能されるしか無いのだ。

「むぐっ、ふぅ……むぅ、んむぁっ……!」

淫らな興奮など募らせたくないのに、媚薬に侵された裸体は持ち主である少年の意思を無視して淫猥に高まってしまう。
正面に置いたソファーに腰掛けて悠然と自分の痴態を眺めている男にこれ以上の無様な痴態を晒したくないと心の底から思っても、絶え間無く注ぎ込まれる媚薬の効果に抗えない少年は幼い男根の硬度を最高の物に保ちはしたない透明な蜜をとろとろと滴らせながら、汗ばんだ裸体が堪えきれずに行う跳ねに合わせて膨らんだ男根とぷっくりと尖り真っ赤に充血した左右の乳首を情けなくぷるぷると揺れ動かせ男の目に痴態を提供して更なる悦びを味わわせてしまう。

「ふぅ、んふっ、むぶぅぅ……!」

一体、いつまでこの格好でいたぶられ続けるのだろう。終わりの見えない屈辱と恥辱に苛まれながら、少年が湧き上がり続ける欲情の波に疲弊させられた頭でぼんやりと考える。
あと何時間、憎い男の前で無様な自分を晒し続けなければいけないのだろう。無駄だと嫌というくらいに理解させられたはずの足掻きを諦め悪く行い、淫らに震える裸体をよじらせ恥部を愉快に跳ね回らせながら、少年が正義の誇りと悪への怒りを失った頭で力無く思う。
そうして、発情の苦しみから意識を逸らすための思考を無意識に巡らせている少年に気付いて笑みの残忍さを深めた非道な男は、見えも聞こえもしていなかったはずの少年の思考に応えるかのように、冷酷な言葉を小声で呟いた。

「まだ、何かを考える余裕があるとは大したものだね、ヒーロー君。その理性と正気が何処まで持つのか、気丈で生意気な君が全てを忘れて一生懸命に快楽をおねだりし始めるのが今からどれくらい後なのか、実に愉しみだよ。精々長持ちして、私を存分に愉しませておくれよ……哀れなヒーロー君」
「んもっ、むぉ、んうぅ……」

男の小声での呟きを全く聞き取れていなかった少年ヒーローは絶望に打ちひしがれることさえも出来ぬまま、自我の崩壊が訪れても終わらない淫獄の終わりを信じつつ自分を捕獲しヒーローとしての道具と矜持を奪った男の目に淫らに狂いゆくヒーローの様子という娯楽を、何時間にも渡って晒し続けていた。





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