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捕まった男は意識が途切れるまで全身を嬲り倒される

2020.11.18.Wed.21:00
「やっ、めぇっ! く、そ……もう、やめろぉっ……やめ、へひっ、ふひひひぃぃっ!!」

苦しげに歪んだ笑顔を向け、乱れた呼吸混じりに笑声を放ちながら、男が全裸に剥かれた裸体をもがかせつつ責めの終わりを要求する。
しかし、そんな要求に耳を傾ける者は誰一人としていない。廃工場の一室で男を待ち伏せ、不意打ちを仕掛けて衣服と抵抗を奪った男達は胴体の真横に伸ばさせた腕と足を床に押し付ける手の力を一切緩めぬまま無防備な裸体に手を容赦無く這わせ、抗えぬ男の全身を絶え間無いくすぐりによって執拗に嬲り倒していた。

「あへっ、はひっ、くふぅぅ! もぉ、ひゃめろ……! 手、とめりょ、ほひひひっ!!」

望まぬ笑いを引きずり出され、途切れない息苦しさに苛まれながらも、男は強気な態度を失うこと無く反抗を乗せた舌足らずな声で再度制止を口にする。酸欠とくすぐったさによって憔悴させられ噴き出した汗で濡れそぼった仰向けの裸体に今出せる全力を込めてじたばたと暴れながら、男が自分の腕と足を床に向けて縫い付ける男達の手足を振り払おうと試みる。
けれど、状況は変えられない。男の自由を取り上げ身体中を指先でくすぐって笑い悶えさせる男達は、男の声を無視し足掻きをやすやすと無に帰しながら、抵抗を封じた男を淡々といたぶりじわじわと追い詰めていく。

「はぁ、うぁっ、はあぁ! はひっ、ひひっ、ふく、ひっ、ひゃひひぃっ!」

時折汗ばんだ毛を弄びながら脇の下をくすぐる指に笑わされ、脇腹を巧みに撫でる指に笑わされ、太ももの皮膚の薄い部分を滑る指に笑わされ、足の裏を緩く責め立てる指に笑わされる地獄。そんな地獄に悶絶させられながらも、男は希望を捨てること無く耐え続けていた。自分を罠に嵌めて捕らえ好き勝手に弄ぶ卑劣な男達に屈したくないという思いを酸欠で白く霞む思考に強く抱きながら、男は引きつった笑みを晒しつつも男達を睨み付けて陥落を拒みに拒んでいた。
だが、現実はあまりにも残酷で。永遠にこんな責めを続けられるわけが無い、いつかは仲間が助けに来てくれるはずと信じて薄れかけの意識を繋いでいた男の考えは、冷酷にも打ち砕かれてしまった。
廃工場の一室へと新たにやって来たのは男が待ち侘びた仲間達では無く、今男を悶え苦しめさせている男達が呼び寄せた敵の男達で。苦痛の滲んだ笑顔を絶望に強ばらせた哀れな男を目にして愉快色に微笑んだ新たな男達は、先に責めを加えていた男達と目配せをしつつ逃れられぬ男を取り囲み、何の躊躇いも無く守る物の無い汗塗れの裸体へとくすぐりの引き上げを示す動きを見せ付ける手を近寄らせてきた。

「やっ、ひゃら! やぁぁっ! おにぇがっ、ひひぃっ! やめっ、へ! ひゃすけれ! もぉ、んひひっ! やぁ、いやぁぁぁっ!!」

打ちひしがれ、心を折られた男は大粒の涙を零し上手く動かせない口で笑い混じりに哀願を叫ぶが当然残忍な男達はそれに耳を貸さず、後から来た男達と最初から男をくすぐっていた男達はみっともなく許しを請う男の絶叫に目を細めつつ、滑稽に跳ねる裸体を本格的にくすぐり、より悲痛な笑声を上げさせ真の苦しみを味わわせていた。




「あぇっ、へ……ひひっ、はへぇっ……!」

目の焦点が合わなくなり、責めに耐えきれなくなりすでに意識が途切れているというのに笑い、もうくすぐる指が離れているにもかかわらずじっとりと火照りきった裸体を余韻のみで小刻みに痙攣させている無様な男を醜悪な笑みで見下ろしながら、男を失神するまで笑い狂わせた男達は口々に呟いた。

「お疲れ様、探偵さん。それじゃ、続きは本拠地に着いてからね」
「俺達を探ったことを心から反省させてあげるために、今日からずっと俺達の本拠地で毎日苛めてあげる。寝てる間に素敵な格好にして、誰でも探偵さんをくすぐって苦しめさせてあげられる状況を作っておいてあげるからね……」
「あひっ、は、ひいぃ……っ」

失神前に嬲られていた時と似た体勢で誰でも通れる廊下の壁に全身を固定され、自害と言葉を封じる口枷を装着された状態を眠っている間に与えられ、逃走も抵抗も叶わずくすぐりも拒めない格好で惨めに飾られている絶望の状況が起きた時に待ち受けている未来など欠片も知らない探偵の男は、数人がかりで持ち上げられた裸体をピクピクと跳ねさせながらまだ息が整っていない口で無慈悲な組織の男達に黒い充足を募らせる呻きを弱々しく零していた。






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