男は不器用な恋情に焦らされる
2020.11.11.Wed.21:00
顔を隠すから、友人や家族にはまずバレない。そんな説得にほだされ、高給の魅力に抗えずアダルトな映像作品に出演をした男は懐かしさを覚える誰にも言えない良い思い出となったその記憶を思わぬ形で掘り起こされ驚きと後悔を募らせた。
男は、自らも存在に気付いていなかったうなじのほくろを社員旅行の際の入浴時に発見され、それを理由に自身が過去に出演した唯一の作品を可愛がっていた後輩の男に突き付けられてしまったのだ。
否定を口にしてみても、確信を持って問い詰めてくる後輩は誤魔化せない。会社に伝えると脅されてしまっては、男はもう仕事を手放す以外に逃げ道など無い。故に、男には実質後輩の脅しを受け入れる選択肢しか残されてはいなくて、後輩が住むマンションへと連れて行かれた男は二人きりの部屋で衣服を全て脱がされ、後輩が突き付けた作品の内容と同じ拘束をその身に加えられても抵抗すら行えぬまま、ありとあらゆる自由を奪い取られた情けない姿へと変えられてしまった。
「んんっ、ふぐぅっ……!」
黒いラバー製の拘束具の革ベルトによって締め付けられた男の手足は窮屈に折り畳まされた状態を強制され、どうやっても自力ではそこから抜け出せない。ラバーによって包み込まれたことで指を使うことを禁じられ、伸ばすことまで封じられた哀れな男の手足はもはや仕事を失うことを承知での足掻きすらも取れない。抗いを取り上げられた男は頭部に犬を模した黒いラバー製のマスクを装着され始めても、後輩の思い通りに視覚と言葉を没収された格好へと、遠い昔に自分が作品に出演した時に取った格好へと追いやられるしか無かった。
「ふぅ、んふっ……むうぅ」
手も足も出せない。ラバーに遮られた視界では何も見えず、マスク内側に突き出た短く太い突起を噛まされた口では言葉も発せない。後輩の手で裸体に拘束を施された男は、ベッドの上から下りることも叶わず無防備な裸体に後輩の視線が這わされてもそれを拒むことさえ許されない。
完全に身動きを封じられ年下の男の支配下に置かれた惨めな男は、鼻を間抜けに鳴らしながら縛められた肉体を小刻みに震わせて怯えに怯えている。頭部のマスクの上部でラバーに形作られた犬の耳を小刻みに震わせ、右半身を下にしてベッドに転がった身体を恐怖に強ばらせながら、男はこれから始まる仕打ちに思いを巡らせて同じ姿で撮影された時とは別物の冷え切った感情に打ちひしがれていた。
だが、そうして怯え切っている男に触れてきた後輩の手は優しくて。興奮と罪悪感に掠れた後輩の声は、予想外の嬉しさを抱かせる甘い物だった。
「先輩、可愛いです。昔から、先輩のこの格好でずっと抜いてました。あのビデオの男優が先輩だって気付いた時から、最低な脅しに頼るくらいに本物を見たくて見たくて仕方なかったんです……ごめんなさい」
「んぅ……む、ふぅんっ」
謝りながら、後輩が男の背中や尻肉といった箇所を巧みに撫でで緩い悦楽を味わわせる。脅迫され、拒絶すらも認められずに拘束を与えられた側であるはずなのに男は可愛がっていた後輩が自分のせいで苦しんでいたことに傷つき、注がれた刺激に甘く喘ぎながら申し訳なさを膨らませていく。
「あぁ……夢みたいです、先輩。目の前にいる、直接触れてる、収録された物じゃなくて直接可愛い声を聞いてる。俺、幸せです。もっともっと見せて、聞かせてください」
こんなにも、求められている。全てを欲されている。その事実に胸をときめかせた男は、ついさっきまでの恐怖が嘘のように幸福を加速させ、淫らな欲望を膨張させ、剥き出しの男根を硬く張り詰めさせた。
そして男は、右半身を下にした体勢を変化させる。自分を見たがっている後輩にもっともっと見せてやりたい。そんな思いを暴走させた男は拘束具に圧迫された左腕と左足をゆっくりと大きく持ち上げ、勃起した男根を無防備に晒して、後輩に淫らな自分を提供してやった。
「これが、先輩のチ○コ。いやらしくて、綺麗な桃色で、可愛い。先輩、触りますよ。触って、気持ち良くしますよ。良いですか?」
「んふっ、むぅぅんっ」
貪欲な欲望を携えながら遠慮がちに尋ねてくる後輩に焦れた思いを抱きながら、淫蕩な本性を久しぶりに掻き立てられた男は拘束され一方的に責め立てられるしか無い状況に欲情しつつ、臆病で嘘偽りの無い恋情を不器用にぶつけてきた後輩を焚き付けるように腰を振り、尻穴がヒクつく様と脈打つ男根が揺れる様を見せ付け、後輩の理性のたがが早く外れるよう年上として後押ししていくのだった。
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男は、自らも存在に気付いていなかったうなじのほくろを社員旅行の際の入浴時に発見され、それを理由に自身が過去に出演した唯一の作品を可愛がっていた後輩の男に突き付けられてしまったのだ。
否定を口にしてみても、確信を持って問い詰めてくる後輩は誤魔化せない。会社に伝えると脅されてしまっては、男はもう仕事を手放す以外に逃げ道など無い。故に、男には実質後輩の脅しを受け入れる選択肢しか残されてはいなくて、後輩が住むマンションへと連れて行かれた男は二人きりの部屋で衣服を全て脱がされ、後輩が突き付けた作品の内容と同じ拘束をその身に加えられても抵抗すら行えぬまま、ありとあらゆる自由を奪い取られた情けない姿へと変えられてしまった。
「んんっ、ふぐぅっ……!」
黒いラバー製の拘束具の革ベルトによって締め付けられた男の手足は窮屈に折り畳まされた状態を強制され、どうやっても自力ではそこから抜け出せない。ラバーによって包み込まれたことで指を使うことを禁じられ、伸ばすことまで封じられた哀れな男の手足はもはや仕事を失うことを承知での足掻きすらも取れない。抗いを取り上げられた男は頭部に犬を模した黒いラバー製のマスクを装着され始めても、後輩の思い通りに視覚と言葉を没収された格好へと、遠い昔に自分が作品に出演した時に取った格好へと追いやられるしか無かった。
「ふぅ、んふっ……むうぅ」
手も足も出せない。ラバーに遮られた視界では何も見えず、マスク内側に突き出た短く太い突起を噛まされた口では言葉も発せない。後輩の手で裸体に拘束を施された男は、ベッドの上から下りることも叶わず無防備な裸体に後輩の視線が這わされてもそれを拒むことさえ許されない。
完全に身動きを封じられ年下の男の支配下に置かれた惨めな男は、鼻を間抜けに鳴らしながら縛められた肉体を小刻みに震わせて怯えに怯えている。頭部のマスクの上部でラバーに形作られた犬の耳を小刻みに震わせ、右半身を下にしてベッドに転がった身体を恐怖に強ばらせながら、男はこれから始まる仕打ちに思いを巡らせて同じ姿で撮影された時とは別物の冷え切った感情に打ちひしがれていた。
だが、そうして怯え切っている男に触れてきた後輩の手は優しくて。興奮と罪悪感に掠れた後輩の声は、予想外の嬉しさを抱かせる甘い物だった。
「先輩、可愛いです。昔から、先輩のこの格好でずっと抜いてました。あのビデオの男優が先輩だって気付いた時から、最低な脅しに頼るくらいに本物を見たくて見たくて仕方なかったんです……ごめんなさい」
「んぅ……む、ふぅんっ」
謝りながら、後輩が男の背中や尻肉といった箇所を巧みに撫でで緩い悦楽を味わわせる。脅迫され、拒絶すらも認められずに拘束を与えられた側であるはずなのに男は可愛がっていた後輩が自分のせいで苦しんでいたことに傷つき、注がれた刺激に甘く喘ぎながら申し訳なさを膨らませていく。
「あぁ……夢みたいです、先輩。目の前にいる、直接触れてる、収録された物じゃなくて直接可愛い声を聞いてる。俺、幸せです。もっともっと見せて、聞かせてください」
こんなにも、求められている。全てを欲されている。その事実に胸をときめかせた男は、ついさっきまでの恐怖が嘘のように幸福を加速させ、淫らな欲望を膨張させ、剥き出しの男根を硬く張り詰めさせた。
そして男は、右半身を下にした体勢を変化させる。自分を見たがっている後輩にもっともっと見せてやりたい。そんな思いを暴走させた男は拘束具に圧迫された左腕と左足をゆっくりと大きく持ち上げ、勃起した男根を無防備に晒して、後輩に淫らな自分を提供してやった。
「これが、先輩のチ○コ。いやらしくて、綺麗な桃色で、可愛い。先輩、触りますよ。触って、気持ち良くしますよ。良いですか?」
「んふっ、むぅぅんっ」
貪欲な欲望を携えながら遠慮がちに尋ねてくる後輩に焦れた思いを抱きながら、淫蕩な本性を久しぶりに掻き立てられた男は拘束され一方的に責め立てられるしか無い状況に欲情しつつ、臆病で嘘偽りの無い恋情を不器用にぶつけてきた後輩を焚き付けるように腰を振り、尻穴がヒクつく様と脈打つ男根が揺れる様を見せ付け、後輩の理性のたがが早く外れるよう年上として後押ししていくのだった。
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