FC2ブログ

男達は二重の檻に仲良く閉じ込められる

2020.10.30.Fri.21:00
聞かされていた情報は偽物だった。あの情報は、自分達を捕らえる為に流された罠だった。
それに男達が気付いた時にはもう、手遅れで。二人は広い地下空間のありとあらゆる物陰から姿を現した男達に襲いかかられ、抵抗も虚しく物量で為す術無く圧倒され、衣服と所持品を没収された裸体に厳重な拘束を施されてしまった。
薄く、透明なラップ。それを用いて裸体全体を執拗に締め上げられた二人は、指一本すらも思い通りに動かせない惨めな姿へと追いやられた。左右を密着させられた足は、わずかに離すことさえも出来ない。気を付けの状態となるよう胴体に沿わせる位置で固定された左右の腕は、どんなに力を込めてもラップをぎちぎちと鳴らすことしか出来ない。
自力では立ち上がることさえ叶わない男達は、無様に床に転がりながらラップ越しに自分達を拘束した男達を睨み付け、唯一ラップに覆われていない鼻の穴をプスプスと間抜けに鳴らしつつ、ラップにきつく閉ざされた口で悔しげに唸ることしか出来ない。それだけでも、二人はこれ以上無い屈辱と恥辱を味わい、何処にも逃れられないという絶望の事実に仲良く苛まれている。
しかし、男達は二人の全身をラップで容赦無く包み込んだだけでは飽き足らず、ここに更なる拘束を加え二人に残された小さな自由達すらも奪い取ってしまった。男達はすでに抗いの行動など一つも取れなくなっているラップに閉じ込められた滑稽な二人に黒色をしたガムテープを大量に与え、ラップの檻の上からガムテープの檻を作り出して哀れな二人により苛烈な圧迫をもたらすと共に視界すらも取り上げてしまったのだ。

「んー! んぅ、むぐぅぅ……っ!」
「ふっ、ふむっ! んもっ……むぅぅぅっ!!」

拘束からの脱出を求めてもがく手足は、全く見えない。ラップに締め付けられながら悔しげに歪む表情も、ラップの下でくぐもった声を放つ口も、一切見えない。一まとめにされた自らの足とラップに抑え付けられて窮屈そうにひしゃげていた逞しい男根も、黒に遮られて見えない。
そんな情けない格好に変えられた肉体を床の上で必死にのたうち回らせても、状況は変えられない。先程よりも激しく鼻を鳴らし、ラップとガムテープが軋む耳障りな音を地下空間に響かせながらなりふり構わずに足掻いても、二重の檻によって封じ込められた二人の裸体は手も足も出せず、危機からの脱出に繋がる足がかりすら得られない。
聴覚と鼻呼吸以外の全てに制限を加えられた二人はもはや、自分達を罠に嵌めて捕獲した男達の思い通りに無抵抗の肉体を弄ばれる以外に取れる行動などありはしなくて、何をされても拒めない哀れな男達は鼻呼吸にまで加えられた残忍な仕打ちによって心と身体を狂わされながら、制限を与えられていない耳に向かって誇りと尊厳を痛め付ける無情な言葉を絶えず、愉快色の声音で浴びせかけられていた。

「んむぅっ! んふっ、ふぅふぐぅぅ!」
「お薬吸わされて、すっかりエッチになっちゃったねー。お友達と一緒に発情させられてる気分はどうだい? 答えてよ、捜査員さん達」
「むぐっ、むぶぅぅぅんっ!」
「さっさと答えねーと、鼻の布に新しいお薬また染み込ませちゃうぞー? それが嫌なら今すぐ答えろよ。もしもっともっと発情させられたい、新鮮なお薬吸わされたいってんならそのままうーうー唸ってても良いけどな。クソ雑魚捜査員さん達?」

手足を拘束された身体では、鼻をすっぽりと包むようにガムテープで貼り付けられた強力な媚薬に濡らされている布を毟り取りたくても毟り取れず、嘲りを込めた言葉の刃に耳を塞ぐことも許されない。とめどなく湧き上がる淫欲に屈し、自分達をいたぶる男達に屈しても、思い通りの行動としゃべることを禁じられた捜査員の男達は媚薬で淫らに火照らされた己と仲間の肉体を慰めることも、男達が口にしろと伝えている陥落の言葉を放ってこれ以上の媚薬の追加を避けることも叶わない。
敵に捕まり、全身を縛める過剰な拘束を与えられた捜査員達は、哀願さえも認められぬまま憎んでいた敵達の手で淫猥に壊し尽くされるしか無いのだ。

「はい、時間切れ。ちゃんと返事しない駄目捜査員さん達には追加のお薬でお仕置きだよ」
「返事しなかったことと俺達に逆らったことをしっかり反省しながらお薬吸って、今よりもっとエッチに壊れなさい。分かったね? 無様な発情捜査員さん達?」
「ふうぅ……んもぉぉっ!」
「うぐっ、ぶふっ……むぎゅぅぅぅっ!」

頭部を押さえ付けられ、鼻に固定された布に媚薬を再度染み込まされながら。また濃くなった媚薬の香りに、淫らな思考と恐怖を増幅させられながら。敵の手に堕ちた捜査員達は誰にも届かぬ悲痛な絶叫を上げて快楽への渇望を制御出来なくなった肉体を無意識によじらせ、その無意味な叫びとみっともない身悶えで残酷な男達の目と耳を悦ばせ黒い笑みをより鬼畜な物へと深めさせていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示