哀れな白犬は一人きりで反抗を削り落とされる
2020.10.28.Wed.21:00
敵に捕まり、所持品と衣服を一つ残らず没収された男は一糸まとわぬ裸体に全身をすっぽりと包み込む特殊な拘束服を与えられ、行動を大きく制限された哀れな白犬へと変えられてしまった。
厚い綿に覆われた手では、指を思うように使えない。指を使えない状態では背中で引き上げられたファスナーに掛けられた南京錠を外したくても外せず、男はどうやっても自力ではあどけない笑顔を浮かべた白い犬の着ぐるみからは抜け出せない。
手の機能を制限され、着ぐるみからの脱出を禁じられた哀れな男。犬着ぐるみの頭部の内側に突き出た張型を噛まされたことで本物の犬のような唸り声しか発せなくされ、視界を閉ざす綿によって周囲の様子を伺うことも出来無くされた無様な男。そんな惨めな男を作り出した残酷な男達は、悔しさと屈辱に震えた鳴き声を発して手探りでの移動を試みる情けない白犬を眺めて優越感と興奮を募らせると、すでに様々な自由を失った男から更に追い打ちで自由を失わせ逃走を絶望的にさせる拘束を施してしまった。
それは、黒革のベルトを使った拘束。十数本のベルトを使い、白犬の全身を容赦無く縛り上げる無慈悲その物な拘束だ。
突然に腕を掴まれたことに対する恐怖に歪んだ唸りを上げながら、男は着ぐるみに閉じ込められた裸体を必死でもがかせ腕を掴む男達の手を振り払おうとした。しかし、幾らもがいてみても何も見えなくては有効な抵抗など到底行えない。何より、人数で大きく差を付けられていては仮に視界が確保されていても力で負けてしまう。故に、男は無駄な抵抗をあっさりと制されながら左右の腕にベルトを執拗に巻き付けられ、左右の足にもベルトを厳重に装着され、着ぐるみの上からしっかりと拘束を加えられ床に転がることしか出来ない格好へと追いやられてしまった。
「んーっ! んぅ、むっ……ぐふぅぅっ!」
口を塞ぐ張型に歯を立てて苦しげに喚きながら、男は過剰なまでのベルトに締め付けられた着ぐるみ入りの肉体をじたばたとよじらせる。拘束を加え終え自分から距離を取った男達に向かって悔しげな叫びを飛ばしながら、男はベルトを解こうと無我夢中で肉体をくねらせ続ける。
だが、男を縛り上げるベルト達はぎちぎちと軋むのみで緩みすらしない。背中で左右の手首と二の腕を縛り、曲げられなくさせた腕を胴体へと括り付ける上半身のベルトはどんなに力を込めてもビクともせず、左右の足首と膝、そして太ももの部分を一つにまとめている下半身のベルトも無駄な足掻きを行う白犬を嘲笑うように音を立てるのみで全く外れない。
裸体を覆い尽くす柔らかな綿の拘束と、その柔らかな綿越しに裸体全体を圧迫する硬い革の拘束。二重の拘束によって完全に身動きを封じられ、滑稽に床でのたうち回る白犬を生み出し愉悦色の笑みで無意味な試行錯誤をしばし鑑賞した男達は、お互いに目を合わせて合図を行うと白犬を堪能する輪を崩し、残酷な言葉を白犬に向かって愉しげに浴びせながら、部屋の出口へと歩き始めた。
「お巡りさん、そんじゃまた明日な」
「今日は一晩中その格好で、俺達に捕まったことを思い知っててくれよ? 明日から始まる肉奴隷への調教をすんなり受け入れられるようちゃんと自分の立場を思い知って、屈服しとくんだぞ、惨めな白犬のお巡りさん」
「うぅぅぅんっ! あぉっ、うっ、ふぐぅぅっ!!」
一晩中この姿で放置されることへの恐怖と、明日から始まると宣言された淫猥な調教に対する絶望。それらに打ちひしがれながら白犬にされた刑事の男は全身を縛る黒革のベルトを一層強く鳴らしながら懇願の思いを乗せた唸りを放ったが当然男達はそれを聞き入れずに足を動かし、捕獲した刑事の悲痛な叫びと遠目でも焦りが良く伝わる身悶えを味わいながら、明日の調教への期待を抱きつつ部屋の扉を閉じ刑事を置き去りにして、何も見えない着ぐるみの暗闇と手も足も出せないベルトの圧迫による屈辱と屈服をもたらし心と身体を弱らせ反抗を削り落とさせていくのだった。
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厚い綿に覆われた手では、指を思うように使えない。指を使えない状態では背中で引き上げられたファスナーに掛けられた南京錠を外したくても外せず、男はどうやっても自力ではあどけない笑顔を浮かべた白い犬の着ぐるみからは抜け出せない。
手の機能を制限され、着ぐるみからの脱出を禁じられた哀れな男。犬着ぐるみの頭部の内側に突き出た張型を噛まされたことで本物の犬のような唸り声しか発せなくされ、視界を閉ざす綿によって周囲の様子を伺うことも出来無くされた無様な男。そんな惨めな男を作り出した残酷な男達は、悔しさと屈辱に震えた鳴き声を発して手探りでの移動を試みる情けない白犬を眺めて優越感と興奮を募らせると、すでに様々な自由を失った男から更に追い打ちで自由を失わせ逃走を絶望的にさせる拘束を施してしまった。
それは、黒革のベルトを使った拘束。十数本のベルトを使い、白犬の全身を容赦無く縛り上げる無慈悲その物な拘束だ。
突然に腕を掴まれたことに対する恐怖に歪んだ唸りを上げながら、男は着ぐるみに閉じ込められた裸体を必死でもがかせ腕を掴む男達の手を振り払おうとした。しかし、幾らもがいてみても何も見えなくては有効な抵抗など到底行えない。何より、人数で大きく差を付けられていては仮に視界が確保されていても力で負けてしまう。故に、男は無駄な抵抗をあっさりと制されながら左右の腕にベルトを執拗に巻き付けられ、左右の足にもベルトを厳重に装着され、着ぐるみの上からしっかりと拘束を加えられ床に転がることしか出来ない格好へと追いやられてしまった。
「んーっ! んぅ、むっ……ぐふぅぅっ!」
口を塞ぐ張型に歯を立てて苦しげに喚きながら、男は過剰なまでのベルトに締め付けられた着ぐるみ入りの肉体をじたばたとよじらせる。拘束を加え終え自分から距離を取った男達に向かって悔しげな叫びを飛ばしながら、男はベルトを解こうと無我夢中で肉体をくねらせ続ける。
だが、男を縛り上げるベルト達はぎちぎちと軋むのみで緩みすらしない。背中で左右の手首と二の腕を縛り、曲げられなくさせた腕を胴体へと括り付ける上半身のベルトはどんなに力を込めてもビクともせず、左右の足首と膝、そして太ももの部分を一つにまとめている下半身のベルトも無駄な足掻きを行う白犬を嘲笑うように音を立てるのみで全く外れない。
裸体を覆い尽くす柔らかな綿の拘束と、その柔らかな綿越しに裸体全体を圧迫する硬い革の拘束。二重の拘束によって完全に身動きを封じられ、滑稽に床でのたうち回る白犬を生み出し愉悦色の笑みで無意味な試行錯誤をしばし鑑賞した男達は、お互いに目を合わせて合図を行うと白犬を堪能する輪を崩し、残酷な言葉を白犬に向かって愉しげに浴びせながら、部屋の出口へと歩き始めた。
「お巡りさん、そんじゃまた明日な」
「今日は一晩中その格好で、俺達に捕まったことを思い知っててくれよ? 明日から始まる肉奴隷への調教をすんなり受け入れられるようちゃんと自分の立場を思い知って、屈服しとくんだぞ、惨めな白犬のお巡りさん」
「うぅぅぅんっ! あぉっ、うっ、ふぐぅぅっ!!」
一晩中この姿で放置されることへの恐怖と、明日から始まると宣言された淫猥な調教に対する絶望。それらに打ちひしがれながら白犬にされた刑事の男は全身を縛る黒革のベルトを一層強く鳴らしながら懇願の思いを乗せた唸りを放ったが当然男達はそれを聞き入れずに足を動かし、捕獲した刑事の悲痛な叫びと遠目でも焦りが良く伝わる身悶えを味わいながら、明日の調教への期待を抱きつつ部屋の扉を閉じ刑事を置き去りにして、何も見えない着ぐるみの暗闇と手も足も出せないベルトの圧迫による屈辱と屈服をもたらし心と身体を弱らせ反抗を削り落とさせていくのだった。
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