捕まった男は淫猥な責め苦と共に置き去りにされる
2020.10.09.Fri.21:00
不意に背後から襲われ、薬品を染み込ませた白布を用いて鼻と口を塞がれた男は必死の抵抗も虚しく呼吸によって体内へと取り込まされた薬品の効果で肉体の自由を奪われ、無様に床へと倒れ込んでしまった。
痺れた手足はどんなに命令を送っても全く動かせない。自分を突然に襲った男とその仲間達が醜悪な笑みを浮かべながら身に着けていた道具と衣服を剥ぎ取ってきても、男は抵抗はおろか口で制止を紡ぐことも叶わない。
「う、あぁっ……」
一切の抗いも見せられず、上手く動かせない口で悔しげに呻きながらあっという間に裸体へと変えられた哀れな男。そんな男を取り囲んで嘲笑いながら、男達は惨めな男の裸体に拘束を施し始めた。
それは、縄を用いた厳重な拘束。薬品の効果が抜け切る時が訪れても逃れられないよう、男の裸体から身動きを封じる残酷な縄拘束だ。
左右の手首同士を括る縄がきつく結び付けられる。更に、二の腕同士を括る縄が結ばれる。これによって、男の腕は背中で伸ばしたままの状態から抜け出せなくされた。それだけでも絶望的だというのに、無慈悲な男達はすでに思い通りには動かせない腕を動けぬ男自身の胴体へと遊び無く結合し、縄を解こうと暴れさせることも不可能にしてしまった。
だが、非情な縄はまだ終わらない。上半身への縄化粧を終えた男達は次は男の足に縄を這わせ始め、腕と同じように足首同士と太もも同士を手早く縛り上げた。そして男達は足首を縛る縄に後から別の縄を繋ぎ、その縄を男の腕を制限する縄へと伸ばして硬く結び付け、男の足を後ろに折り曲げさせた状態で固定してしまった。男達は男に腕を動かすことのみならず、足を伸ばすことさえも禁じてしまったのだ。
「あぁ……う、くぅ……!」
薬の効き目が消え手足の制御が戻っても、縄に縛められたこの身体では立ち上がれない。それどころか、床を這いつくばっての移動も行えない。男は己の置かれた立場を把握し、瞳に宿った悔しげな光を濁らせながら反応が鈍っていてもよく分かるくらいに気落ちした。
その気落ちした男の様子を愉しみながら、男達は容赦無く最後の拘束を取り出し、逃げられない男の頭部にそれを被せた。黒いラバーで作られた全頭マスクを被せられることで視界を遮られ、マスクの内側と一体化している張型を噛まされることで言葉さえも没収された惨め極まりない男は、後頭部に位置するマスクのベルトを一つ一つ締められる度に呻きに混じる恐怖の感情を強めながら、ほんの少しだけ薬が抜け始め若干の自由を取り戻した裸体を力無くくねらせた。
「うぅ、あぉっ……んま、うぅ……!」
情けなく発せられる怯え切った呻きを聞きながら、男達が残忍に表情を歪ませる。滑稽さを加速させるだけのくねりを眺めながら、男達は捕らえた男をいたぶることに対する至福を湧き上がらせつつ、マスクのベルトが全て締められると同時に床に転がる男へと向かって愉快色の声で言い放った。
「うんうん。素敵な格好だよ、捜査員さん。私達の組織に潜入してきた愚かな捜査員さんにとてもよく似合ってる良い格好だ」
「しばらく、その格好で捜査員さんを愉しませてあげるよ。手も足も出せない上に見ることもしゃべることも出来ない格好で、じっくりと狂わせてあげるからね……」
そう告げながら、一人の男が捜査員の唯一の呼吸孔となった鼻へと右手を近付け、素早い動きでマスクの鼻部分に用意された機構を動かした、
「ん、うぅ……!?」
パチンと音を立てて動かされた鼻付近の何かに、捜査員が戦慄する。何をされたのか全く分からず、ただただ恐怖している捜査員を細めた目で名残惜しげに見下ろした男達は、何をしたかの説明をすること無く捜査員に背を向けその場を去り始めた。
「そんじゃ、また後でね。捜査員さん」
「一時間くらいして、捜査員さんがみっともなく悶え苦しんでる頃にまた来てあげるからね。それまで良い子に苦しんでるんだよー?」
「うぅ、うぐっ……むぶぅっ……!」
弱々しく放たれる懇願の唸りなど当然聞き入れてはもらえず、捜査員は縄を打たれマスクを被せられ、鼻呼吸に作用する形でスライドさせられたフィルターに染み込まされた強力な媚薬を吸入させられ始めた裸体を置き去りにされてしまった。
「むぅ、んぐ、ふぅ……ふ、ぐ……っ!」
もうすぐ、肉体の自由を奪う薬が抜ける代わりに媚薬の効果が発揮されていき、気が狂う程の発情地獄に苛まれる。無理矢理に勃起されられた男根を鎮めることも満足に出来ない、淫猥な責め苦に一人きりで嬲られる。
その無慈悲な未来を知る由も無い捜査員は、思い通りの動きを取り戻してきた己の肉体に無意味な希望を抱きながらじたばたと床でのた打ち、敵しかいない建物の一室にまだ発情に染まっていないくぐもった唸りを、哀しく響かせていた。
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痺れた手足はどんなに命令を送っても全く動かせない。自分を突然に襲った男とその仲間達が醜悪な笑みを浮かべながら身に着けていた道具と衣服を剥ぎ取ってきても、男は抵抗はおろか口で制止を紡ぐことも叶わない。
「う、あぁっ……」
一切の抗いも見せられず、上手く動かせない口で悔しげに呻きながらあっという間に裸体へと変えられた哀れな男。そんな男を取り囲んで嘲笑いながら、男達は惨めな男の裸体に拘束を施し始めた。
それは、縄を用いた厳重な拘束。薬品の効果が抜け切る時が訪れても逃れられないよう、男の裸体から身動きを封じる残酷な縄拘束だ。
左右の手首同士を括る縄がきつく結び付けられる。更に、二の腕同士を括る縄が結ばれる。これによって、男の腕は背中で伸ばしたままの状態から抜け出せなくされた。それだけでも絶望的だというのに、無慈悲な男達はすでに思い通りには動かせない腕を動けぬ男自身の胴体へと遊び無く結合し、縄を解こうと暴れさせることも不可能にしてしまった。
だが、非情な縄はまだ終わらない。上半身への縄化粧を終えた男達は次は男の足に縄を這わせ始め、腕と同じように足首同士と太もも同士を手早く縛り上げた。そして男達は足首を縛る縄に後から別の縄を繋ぎ、その縄を男の腕を制限する縄へと伸ばして硬く結び付け、男の足を後ろに折り曲げさせた状態で固定してしまった。男達は男に腕を動かすことのみならず、足を伸ばすことさえも禁じてしまったのだ。
「あぁ……う、くぅ……!」
薬の効き目が消え手足の制御が戻っても、縄に縛められたこの身体では立ち上がれない。それどころか、床を這いつくばっての移動も行えない。男は己の置かれた立場を把握し、瞳に宿った悔しげな光を濁らせながら反応が鈍っていてもよく分かるくらいに気落ちした。
その気落ちした男の様子を愉しみながら、男達は容赦無く最後の拘束を取り出し、逃げられない男の頭部にそれを被せた。黒いラバーで作られた全頭マスクを被せられることで視界を遮られ、マスクの内側と一体化している張型を噛まされることで言葉さえも没収された惨め極まりない男は、後頭部に位置するマスクのベルトを一つ一つ締められる度に呻きに混じる恐怖の感情を強めながら、ほんの少しだけ薬が抜け始め若干の自由を取り戻した裸体を力無くくねらせた。
「うぅ、あぉっ……んま、うぅ……!」
情けなく発せられる怯え切った呻きを聞きながら、男達が残忍に表情を歪ませる。滑稽さを加速させるだけのくねりを眺めながら、男達は捕らえた男をいたぶることに対する至福を湧き上がらせつつ、マスクのベルトが全て締められると同時に床に転がる男へと向かって愉快色の声で言い放った。
「うんうん。素敵な格好だよ、捜査員さん。私達の組織に潜入してきた愚かな捜査員さんにとてもよく似合ってる良い格好だ」
「しばらく、その格好で捜査員さんを愉しませてあげるよ。手も足も出せない上に見ることもしゃべることも出来ない格好で、じっくりと狂わせてあげるからね……」
そう告げながら、一人の男が捜査員の唯一の呼吸孔となった鼻へと右手を近付け、素早い動きでマスクの鼻部分に用意された機構を動かした、
「ん、うぅ……!?」
パチンと音を立てて動かされた鼻付近の何かに、捜査員が戦慄する。何をされたのか全く分からず、ただただ恐怖している捜査員を細めた目で名残惜しげに見下ろした男達は、何をしたかの説明をすること無く捜査員に背を向けその場を去り始めた。
「そんじゃ、また後でね。捜査員さん」
「一時間くらいして、捜査員さんがみっともなく悶え苦しんでる頃にまた来てあげるからね。それまで良い子に苦しんでるんだよー?」
「うぅ、うぐっ……むぶぅっ……!」
弱々しく放たれる懇願の唸りなど当然聞き入れてはもらえず、捜査員は縄を打たれマスクを被せられ、鼻呼吸に作用する形でスライドさせられたフィルターに染み込まされた強力な媚薬を吸入させられ始めた裸体を置き去りにされてしまった。
「むぅ、んぐ、ふぅ……ふ、ぐ……っ!」
もうすぐ、肉体の自由を奪う薬が抜ける代わりに媚薬の効果が発揮されていき、気が狂う程の発情地獄に苛まれる。無理矢理に勃起されられた男根を鎮めることも満足に出来ない、淫猥な責め苦に一人きりで嬲られる。
その無慈悲な未来を知る由も無い捜査員は、思い通りの動きを取り戻してきた己の肉体に無意味な希望を抱きながらじたばたと床でのた打ち、敵しかいない建物の一室にまだ発情に染まっていないくぐもった唸りを、哀しく響かせていた。
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