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男は牢屋の外から気まぐれに弄ばれる

2020.09.19.Sat.21:00
黒革で作られた目隠しを装着されているため、周囲の様子は何一つとして伺えない。黒い棒状の口枷を噛まされているため、男は意味のある言葉を発することも許されない。
視界を閉ざし、言葉を奪う頭部への拘束。それらを毟り取りたくとも男の手足は左右の手首と足首、肘と膝の近くを革製の黒いベルトを用いてコンクリートの床へと遊び無く縫い付けられているために全く動かせず、見ることとしゃべることを禁じている拘束に触れることさえも叶わない。
何も見えず、何も言えない。手足は床から離せず、裸体は無様な四つん這いの体勢で固定されている。そんなありとあらゆる情報を遮断され情報を得る術も取り上げられた哀れな状態に追いやられている男にも、分かる情報が幾つかある。それは、自力では逃れられないという絶望を思い知らせ助けが来る可能性が限りなく零に近いことを理解させる情報と、その助けを望めない状況にいる自分は自分を拉致しここに連れ去った男達の気まぐれで弄ばれ、惨めな悶絶を強いられることしか出来ないという屈辱に満ちた情報だけだ。
敵対する組織の本拠地へと運ばれ、その建物内に存在する牢屋の中で手足の自由を取り上げられた自分は例え拘束を振り払えたとしても頑丈な格子の外には決して出られない。加えて罠に嵌まって捕らわれ為す術無く連行されるまで誰一人として存在さえも把握していなかった敵の本拠地に仲間が来てくれるなど都合の良すぎる願望であり、男は誰かの救いに縋ることへの希望すらも抱けない。
そうして一切の希望を潰され、打ちひしがれながら恐怖で心を染めた無様な男に、非道な男達は無慈悲な辱めを施した。男達は条件が満たされると起動する残忍な責め具を雄の淫らな弱点である男根に取り付け、組織に属する者全員が起動の条件を満たせる状況を用意して男を牢屋の中に放置したのだ。

「んぅ、むぐっ、んむぅぅ」

今度は何時、男根を嬲られるのか。根元と亀頭のすぐ下に巻き付けられた細いベルト達が生み出す振動でいたぶられ意に染まぬ悦楽によがり鳴かされるのだろうか。床に繋がれた裸体をもがかせ、口枷の隙間から飲み込めない唾液とくぐもった唸りを零し、ベルトによって緩く締め付けられている萎えた状態の男根を情けなくぶるぶると揺らしながら、男が無駄と知りつつも恥辱から逃れたい一心で拘束との格闘を繰り返す。
ビクともしない手足のベルトを軋ませ、汗に濡れた裸体をじたばたとくねらせて必死に足掻き続ける男。しかし、そんな男の必死さも虚しく次の辱めが注ぎ込まれる時がやって来てしまった。

「んぐぅぅーっ!? んもっ、むぅ、ぶむぅぅっ!」

牢屋の外から、靴が床を叩く音が廊下に反響しつつ聞こえてくる。それに気付いた男は戦慄しながら一層激しく身をよじらせたが頑丈な拘束達はやはり外れる気配すら見せず、足音の主は恐怖に歪んだ叫びを耳で愉しみながら牢屋の前に悠々と辿り着き、口角を残忍に吊り上げつつ牢屋の前に設置された丸いボタン型のスイッチを右足で踏み付けてしまった。
男がボタンから足をどかしてくれるまで途切れも終わりもしない、絶頂地獄の始まりだ。

「みゅぅぅぅぅっ!? おもっ、むぉ、ぐぶぅぅぅっ!!」

気持ち良くなりたくないのに、二本のベルトで苛烈に振動させられている男根は勝手に快楽を感じてしまう。男の意思に反して体積を増してしまった男根はベルト達の容赦無い食い込みに苛まれながら為す術無く上り詰めさせられ、敵の組織の男に観察され痛みに喘ぎながらの射精へと至らされてしまう。
その淫らな拷問を、男は視界を奪われ快楽を散らし痛みを誤魔化すための身悶えさえも封じられた姿で加えられているのだから堪らない。男は痴態を晒したくないという思いを抱く余裕すらも無いまま身体中を駆け巡る苦痛と悦楽に内側から殴り付けられ、顔も見えない敵の意に沿って悶え鳴かされるだけの存在へとどうすることも出来ずに堕とされていく。

「んー!! んむっ、むぎゅぅぅぅっ! うぶっ、ぼっ、もぉぉぉんっ!!」

射精に次ぐ射精の強制で肉体を疲弊させられ、何時来るかも分からない次に叩き込まれる淫獄に恐れながらの休息で精神を憔悴させられる哀れな男は、閉じ込められた牢屋の中で晒す滑稽な絶頂の光景を敵の幹部に、研究員に、下っ端達に、わざわざ足を運んだ総帥の男にまで鑑賞されながらじわじわと狂わされ、絶望から目を逸らすために快楽を積極的に汲み取る選択肢を取るよう、射精を至福と認識しこれ以上無い悦びに浸りながら自らの意思でイきまくる淫乱となるよう、何もかもを甘い地獄で壊し尽くされていくのだった。






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