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少年は最高の友達を与えられる

2020.09.12.Sat.21:00
「ありがとうございます、ご主人様っ! 大事にしますねっ!」

自身の背丈と同じくらいの大きさを持つクマのぬいぐるみを後ろから強く抱き締めながら、少年は自らの主であり恋人でもある青年を見上げて感謝を告げた。
何の疑いも抱かずに贈り物を抱き締め、眩しいくらいの笑顔を見せる少年を見つめながら、青年が口元を緩ませる。意地悪な本性を上手く隠して優しく表情を崩した青年は、目線が少年と同じ高さになるよう片膝を付きながら、穏やかな声音で話し掛ける。

「ふふっ、喜んでもらえて嬉しいよ。その子は君のために作らせた特別製だから、きっと君の最高の友達になってくれると思うよ」
「えっ、僕のために……? 本当に嬉しいですっ! でも……何がどう特別なんですか?」

少年が疑問と共に問いかけた直後だった。青年はクマの頭部によって視界を遮られた少年の目を盗んでクマの首に仕込まれたポケットからふかふかの毛に覆われた枷を取り出し、素早く手を動かして少年の左右の手首にその枷を装着してしまったのだ。

「ふぇっ!? な、ちょ……ご主人様っ!?」

突然に拘束を施された事実に驚愕しながら、少年が焦り色の声を上げつつ枷を外そうと手をもがかせる。だが、枷はビクともしない。左右の手首同士とクマの首のポケット内部を短い鎖で繋ぐふかふかの枷は、少年が幾ら力を込めても外れる気配すら見せない。
無意味に手を動かし、少年は拘束との格闘を繰り返す。そんな可愛い少年の足掻きを愉しみながら黒く微笑んだ青年は、諦め悪く枷を鳴らす少年をぬいぐるみと共に抱き上げベッドへと運びながら、愉快さを隠しもしない口調で言った。

「何が特別か分かったかい? でも、その子に仕込んだ物はまだまだたくさんあるよ。今夜はそれをたっぷりと味わわせて、その子を君の最高の友達にさせてあげようね」
「あ、うぁ……っ」

ベッドの上でぬいぐるみに覆い被さった状態でのうつ伏せを取らされた少年は、素直にプレゼントを喜んでいた自分の愚かさを嘆きつつ、自分が愛する青年主が鬼畜な人物であることを怯えながら思い出していた。




首の隠しポケットに内蔵された枷。それだけでも少年の肉体は抵抗を大きく封じられた。しかし、少年に贈られたクマのぬいぐるみには青年の言葉通りにまだまだ幾つもの機構が隠されており、少年はすでに抗えない身体から更に行動の選択肢を削ぎ落とされ、甘く淫らな苦悶に絶えず苛まれる状態へと追いやられてしまった。

「んーっ! んもっ、むぅぅんっ!」

クマの左右の足の付け根に存在しているポケットから取り出された手の物と同じ枷を足首に嵌められた足を手と一緒にじたばたと暴れさせても、少年は責め苦から逃れられない。クマの後頭部に隠された厚い布による蓋を取り外され内側にある接続部品に取り付けられた極太の張型を喉近くまで飲み込まされた口で許しを求めて必死で唸っても、青年は笑みを濃くするのみで助けてはくれない。
自力で抜け出せない以上、青年が慈悲を与えてくれる意思を持っていない以上、少年はもはや為す術無くクマの腰の部分に内蔵されていた電動オナホールに挿入させられた幼い男根を弄ばれるしか無くて、残酷な青年は愛しい少年が身動きを取り上げられた半裸の肉体を滑稽に痙攣させながら言葉にならない淫らな悲鳴を上げてイき狂う光景を、無防備な尻穴のヒクつきと合わせて幸せそうに堪能していた。

「あぁ、可愛いよ。その子を作って本当に良かった。今日からはその子も使って君をこれまでよりも可愛がってあげるからね。毎日たくさんイきまくらせて、私の手が離せない時もその子でよがり狂わせて、可愛い○○をもっともっと、可愛い淫乱に育ててあげるからね……」
「うむぅぅんっ! んっんぅ! むぶぅぅぅっ!!」

ぬいぐるみに繋がれた自分を背後から愉しみながら汗ばんだ尻肉を手で揉み込む青年が放つ一方的な宣言を聞きつつ、少年は淫獄を嫌がる思考よりも愛しい青年の好き勝手に扱われ淫らに支配されることへの至福を募らせ、もう二度とこの人には逆らえずこの人から逃れることも叶わないことを再確認しながら、青年に向かって収縮する尻穴を突き出して十数度目の射精を迎え、青年から贈られた特別製のクマに色の薄まった精液を力無く流し込んでいた。






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