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魔王は快楽に恐怖しながらぐずぐずに蕩けさせられる

2020.09.10.Thu.21:00
城の最深部に位置する部屋は扉に金属の鍵と魔術による鍵を何重にも施され、更にその扉の前は王の深い信頼を得た兵士達によって厳重に守られている。何故なら、その部屋の中にあるのは王となった青年が勇者として討伐し封印に成功した魔王を閉じ込めている聖なるオーブが存在しているからだ。
悪しき魔族に持ち去られ魔王を復活させられたらまたこの世界は災厄に見舞われる。無知な人間に盗まれ魔王がオーブの外に脱出したら、多くの町と人が傷付けられ甚大な被害を受ける。
魔力を奪い取った上で封じているため、仮に魔王がオーブの外に出てももう初期魔法すら行使出来ない。それを理解していても魔王の恐ろしさを勇者として対峙し嫌というほどに思い知らされた若き王は念に念を入れてオーブを見張らせ、万に一つも復活が訪れないような状況を作り上げていた。
部屋の中におかれているオーブは、偽物だというのに。魔王を閉じ込めた本物のオーブは、父である魔王に背き勇者である自分達に加担した魔族の青年がこっそりと持ち出しているというのに、王となった青年勇者とその配下達は何も知らずにオーブを守り続けている。
魔王である父を裏切り、仲間となった勇者達を欺いて無力化された父を手に入れた魔族の青年は、オーブから脱出させた何の力も持たぬ父を今日も欲望のままに可愛がり、淫らな痴態をさらけ出させていた。

「あぁ、ん、はあぁ……もぉ、やめて、くれぇっ……頼む、○○……もぉっ……っ!」

全身に封印の術を刻み込まれわずかな魔力さえも紡げなくなった裸体をくねらせながら、魔王は威厳と誇りを忘れ去った震える声で息子に許しを請う。手首と二の腕を短く繋ぎ、足首と太ももを結合する縄すらも引き千切れなくされた哀れな裸体を苦しげによじらせ、息子の手で施された望まぬ発情を強要する魔術によって淫らに変化させられた恥部を情けなく震わせながら、魔王であった青年は自分とほぼ変わらぬ顔と体格を有する息子に向かって一生懸命に慈悲をねだる。
だが、息子は応えない。気高く強大な魔王の仮面を剥がされ、自由を取り上げられた裸体を淫猥に悶え苦しませる愛しい姿を見せる父を眺めて笑っていた息子は、地下室のベッドに寝かせた父が放つ懇願を却下しながら発情を促す魔術で硬く勃起した無防備な男根とはしたなくヒクヒクと収縮を繰り返している尻穴を口と右手の指で弄び始めた。

「駄目だよ、父さん。やめてなんてあげない。今からいつもみたいにたくさん気持ち良くして、父さんをもっともっと可愛くさせてあげる」
「あぁっ!? あぁ、らめ、やめへぇぇぇっ!!」

男根を根元までくわえ込んだ息子の口が、全体を熱烈に吸い上げながら過敏な亀頭と幹を丹念に舐め回し悦楽を流し込んでくる。連日の調教ですっかり雌へと作り変えられた父の尻穴へとねじ込まれた息子の指が、柔らかな腸壁を激しく掻き毟り淫らな幸福を味わわせてくる。
それから逃れたくても、魔王は逃れられない。全ての力を没収され縄で縛り上げられた裸体をじたばたともがかせても魔王は息子が加えてくる快楽を拒めず、甘く乱れた声で制止を叫んでも息子は耳に心地良いその叫びを燃料にして口と指の動きを更に引き上げ快楽の量を増やしてしまう。

「あぁっ、んあぁぁーっ! りゃめ、らめぇ! イぐっ、イぐ……イっ、きゅぅぅぅぅっ!!」

淫猥な悲鳴を発しながら一際激しく裸体を痙攣させ、堪えきれずに絶頂に達した魔王は腸壁で息子の指を食い千切らんばかりに絞り上げながら息子の口内で欲望を弾けさせた。その弾けた父の欲望を、息子は嬉しそうに一滴残らず飲み干していく。きつく狭まった尻穴を指で意地悪く掻き分けながら、息子はわざと大きな音を立てて父が吐き出した精液を胃に収めていく。

「はっ、ふあぁっ……やっ、らめぇ……飲んじゃ、やぁ、いやぁっ……もぉ、やら、許してぇっ……!」

快楽由来の涙を零し、発情の火照りと羞恥で赤く染まった顔を向けながら、父が恥じらいに歪んだ拒絶の言葉を放つ。
だが、それは逆効果だ。心と股間に来る可愛い恥じらいを目にし耳で聞いた息子は父の男根を汚した父自身の精液を綺麗に舐め取り、名残惜しげに吸い付く尻穴から指を引き抜くと、掻き立てられ暴走し始めた獣欲のままに纏っていた衣服を魔術で消して自身の逞しく膨張した男根を露出させ、あらゆる意味で抵抗と逃走を不可能にされた父の尻穴にその取り出した男根をねじ込み出した。
自分だけの物となった愛しき父を、淫猥に征服したい。全ての人々を恐怖させた魔王である父を、快楽に恐怖しながらよがり鳴く可愛い存在へと淫らに屈服させたい。そんな欲望を込めながら息子は腰を激しく振るい、幾度となく蹂躙した父の穴を自身の男根でほじくり回し始めたのだ。

「んぃぃっ!? あぁ、やぁぁ! やめっ、これりゃめぇっ! きもぢ、いぃっ……変になるぅぅぅっ!!」
「駄目じゃないよ、父さん。我慢せずに気持ち良くなって……変になりなよ。おかしくなるくらいにイきまくって、僕に犯されるのを幸せと感じる変態になって、二度と魔王として君臨しようなんて考えない淫乱になって、僕に毎日可愛がられなよ、父さん」
「あぁ、やぁぁんっ! しょんなの、りゃめ、りゃめなのにぃぃ! 犯されるの、ぎもぢぃぃ! 淫乱にされひゃう……○○の、○○のおひんぽでぇ……くるっひゃぅぅぅぅっ!」

尻穴を襲う男根がもたらす快感に屈してまた絶頂に達した父を見つめて微笑みながら、息子は大好きな父の命令に従うだけでは決して手に入らなかった淫蕩な幸福を噛み締め、何も知らずに偽物のオーブを守っている勇者と仲間達に感謝を胸で伝えながら腰の動きを速めつつ手足を縄で折り畳ませた父の尖った左右の乳首を指で同時に捏ね回し、自分の手に堕とした父に男根を触られないまま至る射精を何度も何度も迎えさせ、魔王としての矜持と父としての立場を今日もぐずぐずに蕩けさせていくのだった。






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