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悪戯狐は甘く残酷に懲らしめられる

2020.09.09.Wed.21:00
山奥に存在する小さな社の中で、捕らえられた青年は裸体に遊び無く縄を打たれその場から逃れられないよう、社の中心に位置する太い柱から離れたくても離れられないよう身動きを完全に封じられていた。
二の腕を胴体に結び付けられ、背中で重ねさせられた左右の肘から先をきつく括られ、左右の足首同士と太もも同士を一まとめにされた青年は社の扉に外側からかんぬきを掛けられただけでも逃走を絶望的にされる哀れな姿に変えられてしまった。だというのに、青年を捕獲した者達はすでに思い通りの行動などほとんど取れない青年の裸体を狭い社の大部分を占める柱に背中から押し付け、手足を縛る縄に新たな縄を足して青年を柱へと縛り付けてしまった。
縄を解こうともがくことさえままならない。外からかんぬきを掛けられた扉に弱々しい体当たりを仕掛けて社からの脱出を試みることも叶わない。そんな姿に追いやられた哀れな青年はもう、自分を縄で縛め社に放置した者達が戻ってくる深夜を怯えながら待つことしか出来ない。

「んぅーっ! んぅ、むぐぅぅぅっ!!」

口内を埋め尽くし、歯を割って噛まされ、鼻と口を覆う形で装着された白布による三重の猿轡越しに誰にも届かない助けてを叫びながら、青年は無意味に足掻き続けた。猿轡に染み込まされた媚薬がもたらした望まぬ発情によって淫らに膨らまされた乳首と男根を揺らしながら、縄を必死で鳴らし続けた。どんなに頭部を振っても落ちないようしっかりと固定された黒い狐面の下で目を見開いて怯えの涙を零し猿轡と面に覆われた顔を恐怖で強ばらせながら、この危機から逃れようと青年は裸体をくねらせ続けた。
しかし、その努力が実ることは無く、とうとう青年は自分を縛って社に置き去りにした者達が戻ってくる時を、自分の顔に被せられている物と違い目の所に小さな穴がある白い狐面を被った男達が訪れる時刻を迎えてしまった。

「むぅぅっ!? んー! むぐぅぅぅっ!!」

かんぬきが外され、扉が開かれる音に気付いた青年は、絶望色の唸りを発しながら一層激しく身をもがかせた。
広くはない社に続々と踏み入り、中央の柱に繋がれた自分を眺める者達の圧を全身で感じている青年は羞恥も忘れて男根を振り乱しながら鳴き喚き、自身の視界を遮る黒い狐面の向こうにいる者達に対して一生懸命に哀願を飛ばした。
だが、白の狐面達はその哀願を一切聞き入れない。媚薬に火照らされた裸体をめちゃくちゃに暴れさせる青年を狐面の穴越しに無言で見つめる男達は悲痛に救いを求めるくぐもった叫びに何の反応も示さずに、逃れられず抗いの術も持たない青年に手を伸ばし、無防備な裸体を、過敏な性の弱点を、手加減も容赦も無く苛烈に責め立て始めたのだ。

「んぶぅっ!? んふっ、むぅ、んぶぅぅぅ!!」

尖った乳首が、指で挟まれくにくにと捏ね回される。はしたなく勃起させられていた男根が、睾丸を巧みに揉まれ幹を緩く握った手で扱かれ特に敏感な亀頭を磨くように撫で回され、否定しきれぬ悦楽に苛まれ出す。それと同時に、青年は身悶えることも許されない裸体全体をくすぐるような手付きで触られているのだから堪らない。しかも、その淫猥な責めは視覚を奪われている状況で注ぎ込まれている。何も見えず、覚悟も身構えることも不可能な青年は為す術無く男達が加えてくる快楽に喘ぎ鳴かされるしか無い。
好奇心から山奥の村へと足を運び、無知である故に排他的な気質を有する村の者達の怒りを買ってしまった青年には、調べようとしていた隠された神事が生み出す一方的な淫獄によがり狂わされる以外の道など残されておらず、青年は村人達を困らせていた悪戯な妖怪狐を山の神々でもある狐達が幾日にも渡って懲らしめたという伝承になぞらえて好き勝手にいたぶられ、どうすることも出来ずに絶頂に次ぐ絶頂を強いられるしか無いのだ。

「むぅぅぅっ! んー! んむ、むぅ、むぎゅぅぅぅっ!!」

この快楽の地獄が、今日を含めてあと数日間行われる。そんな残酷な事実を知る由も無いまま一回目の絶頂に達し濃く量の多い精液を迸らせながら縄を軋ませて痙攣した青年を目にして白の狐面の内側でほくそ笑んだ男達は、わずかな休みすらも挟まずに手を動かして絶頂したばかりの青年を更なる絶頂へと追いやって精液を絞り山の木々に掻き消されるだけの許しを請う叫びを引き出させ、じょじょに強くなる社内の淫臭を愉しみながら悪戯狐に見立てた青年を甘く残酷に懲らしめていくのだった。






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