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男は愉しみながら刑事の理性と正気を蝕む

2020.09.02.Wed.21:00
一人きりで寝室に放置されてから数時間、男は自由を取り戻すために裸体を休み無くもがかせ拘束からの脱出を試み続けた。目を覆う黒色のガムテープの下で眉根を寄せ、テープに塞がれた口から言葉にならない唸りを放ちながら、与えられた縄をどうにかして振り解こうとベッドの上で身悶え続けた。
だが、男の努力も虚しく縄は緩む気配すら見せなかった。背中で手首同士と二の腕同士を括られ胴体へと遊び無く縛り付けられた腕に力を込めても、左右の足首同士と太もも同士を結合する縄との格闘を繰り返しても無駄に体力を消耗することしか出来ず、男は状況を何一つとして変えられぬまま自分に縄を施して置き去りにした男が寝室に戻ってくる時間を迎えてしまった。

「刑事さん、ただいま。待たせてごめんねー」
「んぅぅっ!? んぐっ、んむぅぅぅ!!」

自身の右側から聞こえてきた男の声を聞き、男がベッドの上に載る衝撃を感じた刑事は隠しきれぬ怯えに歪んだ唸りを発しながら縛られた裸体をよじらせ、男との距離を取ろうとした。
もちろん、不自由な裸体でそんなことをしても意味は無い。焦りながら少しでも逃れようとする刑事の足掻きは男の目と耳を悦ばせる効果しか持たず、開けようとした距離は一瞬で詰められ刑事はそれ以上何処にも移動出来ないよう、男の手によって動きを封じられてしまった。
刑事は無防備にさらけ出されていた男根を素早く握り込んだ男の右手によって、寝返りすらも打てないよう行動を制限されてしまったのだ。

「待たせちゃったから怒ってるんだよね? だから、逃げようとしたんだよね? お詫びにたくさん苛めてあげるから機嫌直してよ、刑事さん」
「むぅぅーっ! んぅ、むぐぅぅぅ!!」

自分が口にする言葉全てに対して首を左右に振り、くぐもっていてもよく分かる否定の唸りを返す刑事を味わいながら男が残酷に笑う。心の底から拒絶を示しながらも急所を握られているせいで抵抗らしい抵抗は何も出来ず、右手に包み込まれた萎えていても逞しい男根を怯えに跳ねさせるしか無い惨めな刑事を堪能しながら、男が加虐の興奮に全身をゾクゾクと震わせる。そして男は、湧き上がる興奮が求めるままに右手を上下に動かし、刑事の男根を淫猥に責め立て始めた。あらゆる選択肢を奪われ、どうすることも出来ぬまま望まぬ快楽で弄ばれるしか無い。そんな刑事を無様に悶え狂わせる至福を募らせながら、男は逆らえぬ刑事の男根に甘い刺激を容赦無く流し込み始めたのだ。

「んぅぅ! むっ、ふぐぅぅ! んもっ、むぅ、んみゅぅぅぅ!!」

嫌がって身をくねらせても、男根をいたぶる右手はとまらない。拒む心とは裏腹に勃起させられた男根に制止を呼びかけてみても、刑事は高まりゆく射精欲を抑え込めない。
もう、堪えきれない。射精させられてしまう。刑事は自分の限界を察知し、屈辱に打ち震えながらテープを貼り付けられた目を悔しげにぎゅっと閉じた。だが、刑事が覚悟した羞恥の瞬間は訪れなかった。男は射精寸前の位置で男根から右手を離し、刑事に絶頂をお預けしてきたからだ。

「ふぐっ、うぶぅっ! んふっ、ふぅっ」

射精させられずに済んだ。鼻をプスプスと間抜けに鳴らしながら、刑事は安堵する。このお預けが生殺しの地獄の始まりだということに全く気付けぬまま呼吸を整えている刑事の眺めて残酷に笑った男は、射精欲が引いた男根を再度握り直しながら、愉快その物の口調で刑事に言った。

「さて、それじゃあ二回目のお預け行くよ。さっき言った通りたくさん苛めて、イきたくてもイけない苦しみを味わわせて、刑事さんの機嫌を直させてあげるからね。刑事さんが満足出来るよう頑張るから、思う存分たっぷり苦しみ抜いてね、刑事さん?」
「むぎゅぅぅぅっ!? おむっ、んもぉぉっ! ふー! ふぅ、んぎゅぅぅぅぅ!!」

再開された男根への責めに喘ぎ鳴き、これから始まる無慈悲な寸止めの責め苦に絶望しながら態度での反抗も忘れて悲痛に喚き散らす刑事を目と耳で愉しみつつ男は右手の速度と男根を握る強さを気まぐれに変えて刑事を甘く淫らに翻弄し、刑事を次のお預けへと、理性と正気を蝕む淫猥な苦悶へと、愉しみながら追い詰めていくのだった。






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