狐は愛した少年を強く抱き寄せる
2020.08.27.Thu.21:00
心地良いまどろみから醒めた少年が、ゆっくりとまぶたを開く。すると、開いたまぶたの先には穏やかに微笑む人ならざる青年がいた。
優しく笑う青年は、幸せ色の寝顔を見せていた少年の目覚めを確認すると笑みを更に深め、安堵を抱かせる柔らかな声で朝の挨拶を口にした。
「おはよう、○○。よく寝ていたね」
それは、何でもない挨拶だ。しかし、少年は青年の挨拶に対して挨拶を返さない。何故なら、青年の右手が言葉を紡ぎながら薄い掛け布団ごしに股間をまさぐり、幼い男根を巧みな手付きで刺激し始めたからだ。
「ふひゃぁっ? 狐、様ぁっ……駄目、ですぅっ……そんな、されたら、僕ぅっ」
起き抜けに過敏な弱点を責め立てられ、少年が甘い声を漏らしながら身悶える。その身悶える様を眺めながら愛しげに目を細めた青年は、頭部と腰の付近に生えた妖怪の証である狐の耳と尻尾を嬉しそうに揺らし自らの男根を興奮で膨らませながら、完全に勃起した男根を掛け布団の上からでもよく分かるくらいに跳ねさせている少年に向かって掠れた声で言った。
「達してしまいそう? 構わないよ。前に言った通り、我慢なんてしなくても良いよ、○○。気持ち良いなら、遠慮せず達せば良い。吐き出した精で寝具が汚れることなど気にせず、欲望のままに快楽を極めれば良い。私に、可愛く達する○○を見せておくれ」
「あ、ひゃぁぁっ! 狐様ぁ……きひゅね、ひゃまぁぁっ!」
甘く喘ぐ自分をじっと見つめる狐の視線に幸福と欲情を募らせながら、少年が言われた通りに快楽を受け入れ手で布団を掴んだ状態で腰を上下にガクガクと動かす。蕩けていく少年の表情と本能に従って上下に動く少年の肉体を愉しみながら口元を緩めた青年は、男根から分泌された淫らな蜜で濡れそぼった掛け布団を強めに右手で包むと、絶頂間近となった少年の男根にとどめの刺激を注ぎ、少年にこれ以上無い悦びを味わわせる至福の射精を迎えさせた。
「あんっ、んぁぁぁんっ! もれりゅ、でりゅぅぅ! きつねひゃまの、お手々に、お布団、にぃぃっ!」
一際大きく腰を突き出しながら、少年が掛け布団を突き破るのではという勢いで大量の精液を放出する。
その幼さに見合わない射精の量に喉を鳴らし、昨夜堪能した少年の精液の味を思い出して尻穴を疼かせた青年は少年を覆っていた掛け布団をめくって幼い裸体を露わにさせながら手早く丸めた雄の匂いを放つ掛け布団に上半身を預け、少年に対して欲しがりな己の尻穴を見せ付けつつ、誘惑に見せかけたおねだりをした。
「ふふっ、いっぱい出したな、○○。だが、寝具に出すのは物足りないだろう? 出すのだったら、本当に気持ち良い場所で出したいだろう?」
青年の左右の手で広げられた尻穴が、愛しい少年の男根と精液を求めてはしたなく収縮する。余裕があるように振る舞っている青年は背にした掛け布団から香る少年の精液と一回達した直後とは思えないくらいに張り詰めている少年の男根で欲情を掻き立てられ、心の中で早く早くと少年を急かしている。
「あぁ……出したい、れすぅっ……だいひゅきな、きつねひゃまのおひり、でぇっ」
青年の急かしが伝わったのか、それとも青年のおねだりにあてられたのか。少年は舌足らずに思いを発しながら慌てるように青年に迫り、ふさふさな狐の尾を踏まないよう気を付けつつヒクつく尻穴に男根をあてがっていく。
その様子に胸をきゅんとときめかせた青年は、焦燥から上手く照準を合わせられていなかった男根に右手を這わせて尻穴へと導きつつ、妖怪狐としてではなく少年を愛する一つの存在として言葉を紡ぎ出した。
「あぁ、出しなさい。大好きな私のお尻で、好きなだけ出しなさい、○○。今日も明日も明後日もその先もずっと、淫らな欲望のままに私に精を注ぎなさい。全部、受け止めてあげるから。○○の全てを……私にぶつけて、幸せに溺れなさい、○○」
「狐、さまぁ! 嬉しい、しゅきぃっ……気持ち良い、ひゅき。おひんぽじゅこじゅこ、しゅきっ……狐様、らいひゅき、だいしゅきぃぃっ!!」
本気の愛情に満ちた叫びを浴びせつつ夢中で腰をへこへこと振り自分の穴を男根で掻き回す少年を抱き締めながら、狐の青年は天涯孤独の少年ならば精気を吸収するために攫い飽きて捨てても騒ぎにはならないと考えていたほんの一ヶ月前の自分を思い出して愚かだったと自嘲気味に笑い、その時とは比べ物にならない程に髪も肌も感情も艶やかになった少年に改めて恋情を湧き上がらせながら、絶対に離さないという独占欲と絶対に幸せにしてみせるという決意を込めて足を少年に絡ませ一層強く少年を自分の方へと引き寄せていた。
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優しく笑う青年は、幸せ色の寝顔を見せていた少年の目覚めを確認すると笑みを更に深め、安堵を抱かせる柔らかな声で朝の挨拶を口にした。
「おはよう、○○。よく寝ていたね」
それは、何でもない挨拶だ。しかし、少年は青年の挨拶に対して挨拶を返さない。何故なら、青年の右手が言葉を紡ぎながら薄い掛け布団ごしに股間をまさぐり、幼い男根を巧みな手付きで刺激し始めたからだ。
「ふひゃぁっ? 狐、様ぁっ……駄目、ですぅっ……そんな、されたら、僕ぅっ」
起き抜けに過敏な弱点を責め立てられ、少年が甘い声を漏らしながら身悶える。その身悶える様を眺めながら愛しげに目を細めた青年は、頭部と腰の付近に生えた妖怪の証である狐の耳と尻尾を嬉しそうに揺らし自らの男根を興奮で膨らませながら、完全に勃起した男根を掛け布団の上からでもよく分かるくらいに跳ねさせている少年に向かって掠れた声で言った。
「達してしまいそう? 構わないよ。前に言った通り、我慢なんてしなくても良いよ、○○。気持ち良いなら、遠慮せず達せば良い。吐き出した精で寝具が汚れることなど気にせず、欲望のままに快楽を極めれば良い。私に、可愛く達する○○を見せておくれ」
「あ、ひゃぁぁっ! 狐様ぁ……きひゅね、ひゃまぁぁっ!」
甘く喘ぐ自分をじっと見つめる狐の視線に幸福と欲情を募らせながら、少年が言われた通りに快楽を受け入れ手で布団を掴んだ状態で腰を上下にガクガクと動かす。蕩けていく少年の表情と本能に従って上下に動く少年の肉体を愉しみながら口元を緩めた青年は、男根から分泌された淫らな蜜で濡れそぼった掛け布団を強めに右手で包むと、絶頂間近となった少年の男根にとどめの刺激を注ぎ、少年にこれ以上無い悦びを味わわせる至福の射精を迎えさせた。
「あんっ、んぁぁぁんっ! もれりゅ、でりゅぅぅ! きつねひゃまの、お手々に、お布団、にぃぃっ!」
一際大きく腰を突き出しながら、少年が掛け布団を突き破るのではという勢いで大量の精液を放出する。
その幼さに見合わない射精の量に喉を鳴らし、昨夜堪能した少年の精液の味を思い出して尻穴を疼かせた青年は少年を覆っていた掛け布団をめくって幼い裸体を露わにさせながら手早く丸めた雄の匂いを放つ掛け布団に上半身を預け、少年に対して欲しがりな己の尻穴を見せ付けつつ、誘惑に見せかけたおねだりをした。
「ふふっ、いっぱい出したな、○○。だが、寝具に出すのは物足りないだろう? 出すのだったら、本当に気持ち良い場所で出したいだろう?」
青年の左右の手で広げられた尻穴が、愛しい少年の男根と精液を求めてはしたなく収縮する。余裕があるように振る舞っている青年は背にした掛け布団から香る少年の精液と一回達した直後とは思えないくらいに張り詰めている少年の男根で欲情を掻き立てられ、心の中で早く早くと少年を急かしている。
「あぁ……出したい、れすぅっ……だいひゅきな、きつねひゃまのおひり、でぇっ」
青年の急かしが伝わったのか、それとも青年のおねだりにあてられたのか。少年は舌足らずに思いを発しながら慌てるように青年に迫り、ふさふさな狐の尾を踏まないよう気を付けつつヒクつく尻穴に男根をあてがっていく。
その様子に胸をきゅんとときめかせた青年は、焦燥から上手く照準を合わせられていなかった男根に右手を這わせて尻穴へと導きつつ、妖怪狐としてではなく少年を愛する一つの存在として言葉を紡ぎ出した。
「あぁ、出しなさい。大好きな私のお尻で、好きなだけ出しなさい、○○。今日も明日も明後日もその先もずっと、淫らな欲望のままに私に精を注ぎなさい。全部、受け止めてあげるから。○○の全てを……私にぶつけて、幸せに溺れなさい、○○」
「狐、さまぁ! 嬉しい、しゅきぃっ……気持ち良い、ひゅき。おひんぽじゅこじゅこ、しゅきっ……狐様、らいひゅき、だいしゅきぃぃっ!!」
本気の愛情に満ちた叫びを浴びせつつ夢中で腰をへこへこと振り自分の穴を男根で掻き回す少年を抱き締めながら、狐の青年は天涯孤独の少年ならば精気を吸収するために攫い飽きて捨てても騒ぎにはならないと考えていたほんの一ヶ月前の自分を思い出して愚かだったと自嘲気味に笑い、その時とは比べ物にならない程に髪も肌も感情も艶やかになった少年に改めて恋情を湧き上がらせながら、絶対に離さないという独占欲と絶対に幸せにしてみせるという決意を込めて足を少年に絡ませ一層強く少年を自分の方へと引き寄せていた。
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