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異形は自分を暴いた少年を一方的に愛でる

2020.08.01.Sat.21:00
さる屋敷で働いていた少年が、ある日を境に忽然と姿を消した。
文句一つ零さずによく働き、その仕事ぶりを屋敷の主である男にも褒められていた少年が、仕事から逃げる理由など無い。
そう考え、同じ屋敷で働いていた者達は町の人々に話を聞いて回り少年の行方を捜した。主の男も、自身の職務の合間を縫って方々に少年の容姿の特徴を伝え何かの手掛かりを見付けたら教えて欲しいと頼んで回った。
しかし、少年に繋がる情報は一つも手に入らず、少年と共に働いた者達は野生の動物か盗賊に襲われてしまったのだろうと結論を出し哀しみに暮れた。
探している少年は、自分達の真下に存在する隠された空間に捕らえられているというのにだ。
主である男は今夜も、自身の屋敷の地下に監禁した少年の元へと向かう。自身にしか開けられない隠し扉を通り、石で作られた長い階段を下り、少年の捜索に対する協力を頼んだ口で残酷に微笑みながら、男は少年を閉じ込めた場所へと進んでいく。
ここならば、誰にも見られはしない。この先には、自分の正体を知った少年しかいない。一日中保っていた肉体と精神の緊張を解きつつ、男は煩わしい衣服も消し本来の姿へと変化しながら一つ一つ階段を下り、数分を掛けて少年を入れた座敷牢に辿り着いた。

「んぅぅっ!? んぐ、むぅぅぅっ!」

木で作られた格子の外側に立つ存在に気付き、少年が裸体に与えられた縄を鳴らしながら白布に鼻と口を覆われた顔を怯えに歪ませて恐怖色の唸りを上げる。少年のその行動はもちろん、拒絶を示し危機からの脱出を求めての物だ。けれど、背中で手首同士と二の腕同士を縛り、足首と太ももをきつく括り足に伸ばすことを禁じる縄はどんなに足掻いても解けない。頑丈な縄は、例え男が妖力を込めていなかったとしても華奢な少年の身体では振り払えない。塞がれた口で拒絶を発しても、少年を捕らえた男は全く意に介さず人ならざる物となった口を嬉しそうに吊り上げ、太くしなやかな尾を揺らしながら自らの妖力で施した牢屋の鍵を外して嫌がる少年が転がっている畳敷きの箇所へと歩み寄っていく。

「ふぅっ! んむ、むぐぅぅ……っ!」

歩み寄る男の姿を見上げながら、少年が一層激しく身をよじり縄との格闘を行う。その無駄な試みを残忍さを増した異形の笑みで堪能した男は、自身の爪で少年の肌を傷付けないよう気を付けながらもがく少年の裸体を座敷牢に用意しておいた布団に運び腹側を下にして腰を高く掲げさせた体勢にさせると、無防備にさらけ出された可愛らしい尻穴がよく見えるよう熱を持たぬ妖力の炎を近寄せて照らし出しながら尚も諦め悪く身悶えている少年に向かって愉快さを隠しもせずに言った。

「さて、今宵は早速、このはしたなく育った穴を苛めてやろうな。人の物とは違う分厚くざらついた私の虎の舌で、この可愛い穴をほじくり回してやろう」

嫌だの意思を乗せた絶叫を少年が放つよりも先に、虎の妖怪である男が鷲掴みにした尻の谷間に唇を寄せ、宣言通りに窄まった穴を人間とは全く別の舌で舐めしゃぶり始める。その感覚に、少年の心が嫌悪を募らせる。虎の妖怪に恥ずかしい場所を舌で嬲られている事実に、少年の理性が怖気を湧き上がらせる。
だが、少年の身体は心とは真逆の反応を見せていた。この座敷牢で甘く責め立てられ、自分を拘束し一方的に弄んでいるとは思えない優しい手付きでよがり狂わされる日々によって作り変えられた少年の身体は穴への刺激を勝手に悦び、舌の責めに心地良さを感じてはしたない収縮を行っていた。その収縮を掻き分けて腸内へと潜り込んできた虎の舌がざらついた表面で柔らかな腸壁を掻き毟ってきても、少年は誤魔化しきれぬ快楽を覚えている。舌よりも太く逞しい虎の剛直に貫かれ体内をめちゃくちゃに掻き毟られる淫らな幸福を思考に蘇らせながら、少年は虎の思い通りに、為す術無く、尻穴だけでの絶頂へと上り詰めさせられていく。

「んーっ! んふ、むふぅぅ……んも、むぎゅぅぅぅぅーっ……!!」

言葉を閉ざす白布の猿轡ごしに甘い悲鳴を地下に反響させ、怯えに染まっていた瞳を淫猥に蕩けさせながら、少年は自分を捕らえた虎の顔に自ら尻を押し付けつつ幼い男根から白く濁った雄の体液を迸らせた。
顔面に触れる柔らかな少年の尻肉の感触を存分に愉しみ、小刻みに痙攣する穴の様子を舌で味わった虎は、名残惜しげに顔を離すと早くも今日一回目の絶頂に至った少年に向かって意地悪く言葉を浴びせた。

「すっかり、お前の尻穴は淫らに変わってしまったな。こんな穴じゃ、もうこれまでの生活なんて出来まい。諦めて、ここで私に愛でられるだけの存在となったらどうだ?」
「むぐぅぅっ! うぅ……ふむぅぅ!!」

陥落を促した虎の言葉は、発した直後に唸りで否定された。堕ちてしまえば楽になるというのに、自力ではどうやっても逃れられないことは把握しきっているだろうに、少年は淫猥な陥落を拒んで背後の虎に唸りを返した。
雇い主と使用人であった時から感じていた芯の強さを改めて感じ、震える尻穴と勃起したまま先程放出した体液の残りを布団へと滴らせている男根を晒した状態で気丈に反抗する少年をより甘く苛めたいという欲を募らせた虎は、捕らえた少年の尻穴に再び唇を迫らせていく。

「拒んでも無駄だぞ。お前はもう、私に愛でられることしか出来はしないんだ。今からそれを、たっぷりと思い知らせてやろうな」
「ふぅっ!? んもっ、むぅ、ふぐぅぅぅぅ!!」

また尻穴に触れた虎の舌に驚き、先程よりも遠慮の無い熱烈な動きで悦楽を流し込んでくる舌に淫らな絶叫を上げる少年を愉しみながら、虎は少年の意識が抜ける一瞬の隙を突いて舌を腸の奥へ奥へと侵入させ、それまで男根でしか責めたことの無かった深い位置を舌先で巧みにくすぐりながら、自分が虎の妖怪であることを知った少年を自分に決して逆らわず淫らな服従を誓う存在となるよう、嘘偽りの無い一方的な本気の愛情で躾けていくのだった。






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