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淫らな先輩はカメラに映らぬ位置で放置される

2020.06.29.Mon.22:00
背中に回された男の腕を拘束する手首同士と二の腕同士を縛る縄は、どんなに力を込めても全く解けない。左右をきっちりと揃えさせた足の自由を奪う足首同士と太もも同士を拘束する縄は、必死で足をもがかせても緩む気配すら見せない。それらの縄だけでも大きく行動を制限されているというのに男は更に縄を施され、手首の縄と足首の縄を短く結合する縄まで与えられ、衣服を剥ぎ取られた裸体に海老反りの体勢を強制されてしまった。
男は会社の後輩でもある年下の恋人の男に一切逆らえない状況へと追いやられ、意地の悪い責め具の装着も甘んじて受け入れるしかない格好へと変えられてしまったのだ。
幾度となく後輩の男根で穿たれた尻穴を奥深くまで埋め尽くす極太のアナルバイブを縄で抜け落ちないよう固定された男は、腸壁を擦るバイブのイボの刺激とこれから始まる甘い苦悶への期待で興奮を加速させ、息を荒く乱しながら丸出しの男根を硬く勃起させた。そうして勃起した男根の根元と亀頭のすぐ下にローターが内蔵されている小さな黒いベルトを巻き付けられた男は、その淫具で容赦無く後輩にイき狂わされた夜のことを思い出し、抗えない肉体を一方的な快楽で弄ばれる被虐の悦びを鮮明に蘇らせて男根の硬度を高めつつ、乱れた呼吸に甘い発情の吐息を混ぜ後輩にねだるような視線を寄せながら薄桃色のマットに右半身を下にして転がされた裸体を動かしはしたなく腰を揺らめかせた。
快楽を求め、先輩としてのみならず年上としての立場も忘れて一生懸命におねだりの意思表示を行う可愛らしい男。そんな男の光景を独占している事実に改めて優越感と幸福を募らせた後輩の男は、硬く張り詰めた男根を振って甘い悦びを欲しがる先輩に対してにっこりと微笑みながら、最後の仕上げに取り掛かった。

「先輩、ほら、あーんしてください。先輩の大好きな、媚薬の猿轡を付けてあげますよ」
「あ、うぁ……」

小さく呻き、嬉しさで目を蕩けさせながら、先輩が後輩の指示に従って口を大きく開く。そうして開かれた口に、後輩はこれまで先輩の男を淫らに苛める際に何十回と使った液体媚薬を染み込ませた白布達を用いて、言葉を封じる猿轡を施していく。
固く丸めた布を詰め込まれた男の口は、開いたまま閉じられず意味のある言葉を発することを禁じられた。歯に噛ませる形で白布を与えられた男は口内の布を吐き出したくても吐き出せないようにされ、言葉の自由を自力で取り戻すことを不可能にされた。最後に鼻と口を覆う形で布をきつく施された男は、顔の下半分に絶え間無い圧迫をもたらされた上に呼吸の全てを媚薬に支配され、嫌でも淫欲を増幅させられ続ける状況となった。
三重の猿轡によって口を制限された男は、叫ぶことさえも思うように行えず弱々しい呻きを漏らすことしか出来ない。鼻呼吸と口呼吸を媚薬に蝕まれた男は、ただでさえ後輩の手で淫らにいたぶられている事実に発情しきっている裸体を余計に高められ、これ以上無い期待と興奮に胸と男根と尻穴をきゅんきゅんとときめかされてしまう。
これだけ全身が疼きに疼いている状態で、尻穴と男根の淫具を駆動させられたら、頭がおかしくなるくらいに気持ち良くなれる。いつものように惨めによがり狂わされ、無様極まりない射精へと為す術無く何度も何度も押し上げられ、心と身体をより後輩専用の淫乱な物へと作り変えてもらえる。

「んっ、んふっ、ふぐっ」

早く動かして。たくさんイかせて、俺をいやらしく悶え鳴かせて。淫猥な欲望を乗せた視線と唸りを後輩に浴びせながら、先輩の男は猿轡を取り付けられる前よりも熱烈に腰を振っておねだりを見せる。普段の後輩であったら、そのおねだりに応じて淫具のスイッチをすぐにオンにして男に強烈な快楽を叩き込み淫らで幸福な絶頂地獄を味わわせていただろう。
しかし、今日の後輩はすぐに淫具をオンにはしない。意地悪な後輩は、愛しく淫乱な年上の恋人をいつもとは違う形で辱めるために、淫欲を求める男の耳にとある事実を囁き、男の元を離れて近くの机の前に座ったのだ。

「それじゃ、先輩。僕は今からちょっと○○さんとの打ち合わせがあるんで、静かに待っててくださいね。良い子にしてたら、たくさんご褒美をあげますからね」
「う? んぐっ!?」

自身も面識のある他社の人物の名を出した後輩に驚き、男は縛られた裸体をもぞもぞとよじらせながら机に腰掛けた後輩に呼びかけた。
だが、後輩はそれに応えない。愉しげな笑みを浮かべるだけで、何の返事もしない。後輩は猿轡に遮られた顔を驚愕に歪める先輩の男を存分に堪能しながら、他社の男とパソコンを通しての打ち合わせを始めた。お互いの顔をカメラで映し、声をマイクで送信しての打ち合わせだ。

「お久しぶりです。○○さん」

相手方の声は、後輩が耳に嵌めたイヤホンへと送られているため欠片も聞こえない。けれど、向こうの顔はパソコンのモニターを通して男の目に見えている。その顔は、縛られている男の姿に驚きを抱く物ではない。後輩があらかじめ調整したカメラとマットの位置関係上、縄に縛り上げられさらけ出された恥部に淫らな玩具を装着された男の姿は、打ち合わせ相手である画面の向こうの男には見えないようになっているからだ。
何でも無い打ち合わせが行われているその横で、縄を打たれた裸体を横たえさせ恥部を情けなく露出させられている。後輩がほんの少しノートパソコンを動かせば何もかもが向こうに見えてしまう場所で放置されている事実に恐怖と背徳感を抱き、その恐怖と背徳感さえも欲情に変換して裸体を淫らに高めていく先輩の男の身悶えを横目で眺めながら、後輩は打ち合わせの会話を続けつつカメラには映らず男にだけは見える机の下の位置で、右手に握ったリモコンを小さく振った。

「っ!? っ、っ……!!」

そのリモコンを入れられたら、尻穴と男根の淫具が動き始めてしまう。下手に声を出したら向こうに聞かれ、最悪自分だと気付かれてしまうのに、淫具を動かされ尻穴と男根を責め立てられたら声を抑えられなくなってしまう。
故に、男はそれだけは駄目だと伝えるように顔を横に振って拒絶を示した。言葉にならない声を発して後輩に許しを請うた。
だけど、鬼畜な後輩はその懇願すらも愉しみ、打ち合わせ相手に悟られない範囲で愉快色の笑みを浮かべると、先輩の男が夢中で向ける哀願を無視してリモコンを右手の親指で操作した。

「っぅ……っ! ん……っ……!!」

わずかにダイヤルを右に回されたリモコンからの命令を受けたバイブが、ゆったりとした首振りを開始する。同じリモコンから命令を受けた二つのベルトが、男根に微弱な振動を注ぎ込む。
気持ち良くなっちゃいけないのに、気持ち良い。気持ち良くなってはいけないと思えば思うほど、肉体は快楽を過敏にくみ取り男に甘い悦びを大きく感じさせてくる。男は今絶対に喘ぎ鳴いてはいけない状況にあるというのに、だ。

「はい、そうですね。その件に関してはその認識で間違いないです。それでですね……」
「っぐ……ぐ、ふぅ……うぅ、ん……!」

淫乱な本性によって欲望を掻き立てられ、猿轡の媚薬によって発情を上乗せされ、淫具の刺激によって快楽を与えられている。後輩と打ち合わせ相手はいたって普通の打ち合わせを行っているというのに、男一人だけが淫らに追い詰められ、本能のままによがり鳴けない苦悶に苛まれている。
その苦悶すらも愉しみ、後輩からのひどい仕打ちに愛されている実感を抱きながら、男は目を見開き猿轡を強く噛み締めて一生懸命に声を抑え、縄の軋む音が立たないよう裸体の震えも気力で制し、後輩の打ち合わせの終了の時を、良い子にしていたご褒美がもらえる至福の時を、後輩が放つ会話の内容さえも理解出来なくなった頭で今か今かと待ち侘びていた。






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