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父は迷いを捨てて息子を愛する

2020.06.09.Tue.21:00
身体の火照りを訴える息子にいつも通り薬を飲ませ、優しく頭を撫でながら寝付かせた男は、違和感の訪れで眠りを妨げられ真夜中に目を覚ました。
驚き狼狽しながら、男は違和感の発生源である自身の下腹部に目を向け身体を覆っていた薄手の布をめくる。そうして男の目に見えたのは、勝手に衣服を脱がせて取り出した父の男根を恍惚の表情で一生懸命に舐めしゃぶる狼獣人の少年の姿だった。

「んむ、ふぅっ……お父さんの、おいひい……もっと、もっとぺろぺろぉ……」
「うっ、く、あぁ……○○、んうぅっ」

父の目覚めに気付いた少年は、それまで加減しながら動かしていた長く分厚い狼獣人の舌の熱烈さを一気に引き上げ、先程の物よりも幸せ色に染まった表情を浮かべながら逞しい男根を丹念に舐め回していく。
それをやめさせたいと思っても、男はやめさせられない。男根を襲う息子の舌が生み出す快楽に翻弄されている状態では身体を上手く動かせず、何より男根を味わう少年があまりにも嬉しそうにしているために、男は息子と違って体毛に覆われていない人間族の腕を伸ばしての制止を行えず、されるがままに喘ぎ身を跳ねさせるだけの状況に陥っていた。
やめさせたいのに、やめさせられない。父と子でこんなことと思うのに、甘い刺激には抗えず蕩けきった息子の幸福を壊す気にもなれない。欲望に突き動かされ一心不乱に男根を舌で擦る息子を拒むこともとめることも出来ぬまま、背徳的な悦びに酔いしれて数分。男はとうとう我慢の限界を迎え、息子の口に絶頂の証である白く濁った体液を勢いよく放出させた。

「っ、く! う、あぁっ……!」
「んぐっ!? ふ、んぐ、うんっ、んくっ」

駄目だと思う持ち主の心とは裏腹に、眼前で繰り広げられる息子の痴態に興奮を募らせていた父の男根は息子の口に濃い精液を大量に吐き出した。その量に目を剥き驚愕の唸りを上げつつも、息子は父の男根を口から離さない。狼獣人の尖った口いっぱいに父の男根を含んだ息子は喉肉を叩く雄の汁を音を立てて飲み干しながら、幹に垂れた精液も全て舐め取り父を一滴も残さず味わい尽くした。
けれど、足りない。一度暴走した狼獣人の本能は一回精液を嚥下したくらいでは収まらず、むしろ逆に強烈な疼きを発生させて少年を苛んでくる。
もっと、もっと。欲しがりな身体の喚きに促された少年は身体を覆っていた布を勢いよく床へと払いのけると、布に隠れて見えていなかった裸体を後ろに転がしてベッドの上で仰向けになり、躊躇いなく左右の手で尻肉を広げて父にはしたなく収縮を繰り返している尻穴を見せ付けながら、おねだりの言葉を口にした。

「お願い、おとうさぁん……お父さんの、ちょうだい? 僕もう、我慢出来ない。お父さんと繋がりたい、お父さんと、交尾したいのぉっ……!」

必死で、切なげに紡がれる息子のおねだりに、男は思わず生唾を飲み込む。しかし、男は人間族としての常識と少年の保護者としての後ろめたさが邪魔をして自身の劣情と息子の欲望に応えられない。
狼獣人にとっては当たり前でも、人間族にとっては親子での性交は異常以外の何物でもない。ここで少年のおねだりを受け入れ行為に及んだら、自分を信じて赤子だった少年を託しこの世を去った狼獣人の夫婦への裏切りではないか。少年をこのおねだりへと駆り立てている発情期につけ込んで淫らに組み伏せるなど、父親以前に人として最低の行為ではないだろうか。
あらゆることに思考を巡らせ、少年を見つめながら固まっている男。そんな男に対して、期待に震える少年は父の迷いを叩き壊す追加のおねだりを無意識に放った。

「お父さんじゃないと、やだぁっ! お父さんが欲しいのぉっ! 発情してるときも、そうじゃない時も、お父さんと交尾したくてお尻ほじほじしてたのぉっ! もう、お薬じゃ抑えらんないのぉ……お父さんのチ○チン、お尻に入れて欲しいのぉぉっ!!」

切羽詰まった声音で発せられる本心から交尾をねだる言葉に、男の理性は崩れ落ちた。
人間族の常識などどうでも良い。世界で一番愛している息子が、自分を求めて苦しんでいる。それに応えてやれない方が父親失格だ。
何年も胸にくすぶっていたわだかまりを一瞬で振り払った男は、息子を楽にしたい欲望と、最愛の息子とまぐわう悦びに溺れたいという欲望に従って息子に覆い被さり、息子自身の指で日々解されていた尻穴に息子の舌奉仕でたっぷりと濡らされた男根を突き入れ、心と身体が望むままに腰を振って息子の穴と自身の男根に堪らない悦楽を注ぎ出した。
親子の垣根も、種族の壁も消え失せた、本能剥き出しの交尾の始まりだ。

「あぁぁんっ! しゅごい、ひゅごいぃっ! おとうひゃんのひんひん、きもちぃ! きもひぃぃぃっ!!」
「可愛い、可愛いよ、○○。本当はずっと、こうしたかった。大好きな○○と、交尾を……」
「んふっ、あぁっ! うれひっ、うれしいぃ……むっ、は、ふぅっ……僕も、おとうひゃんらいしゅきぃ……これからは、毎日しよーね……いっぱいいっぱい、んっ、むぁっ、気持ち良く、なろうね、おとうしゃん」

甲高く鳴き淫らな幸せを噛み締めながら尻尾を振り乱す息子と、感情の枷を壊しそれまで言えなかった親子以上の愛情を告げる父は形も長さも違う口と舌で深く情熱的なキスを何度も何度も交わしつつ爛れきった交尾の日々を誓い、それまで焦らし合っていた年月の埋め合わせをするかのように一晩中愛し合い、お互いの肉体を貪り合っていた。






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