少年達は残酷に弄られたスーツに悶え苦しめられる
2020.06.03.Wed.21:00
「さっき手に入れた情報が正しければ、あの突き当たりの部屋に博士が捕らわれているはずだ!」
「皆、絶対に油断するな! どんな罠が仕掛けられているか分からない。慎重に行動して、必ず博士を助け出すんだ!」
細長い廊下を先行している、赤色と青色を基調にしたヒーロースーツを纏った二人の少年の言葉を聞きながら後を追って走る黄と緑、そして黒のスーツを纏った三人の少年が決意と警戒を新たに抱きながら強く頷く。
身体能力を飛躍的に向上させる五色のヒーロースーツを始めとした様々な発明品で自分達をサポートし続けてくれた博士を、絶対に助け出す。その思いを胸に博士を誘拐した敵の組織の本拠地へと踏み込んだ少年達は、待ち伏せと罠の存在を念頭に置きながら突き当たりの部屋の扉を開け武器である銃型の機械を室内に向かって構えた。
だが、少年達が覚悟していた物は何一つとしてなかった。敵の待ち伏せも無く、扉を開けたことで発動する攻撃も襲っては来ない。室内に存在していたのは、壁に拘束された博士だけで。少年達はスーツの探知機能も駆使して危機が無いことを把握すると、痛め付けられた状態で自由を奪われた博士の元へと駆け寄った。
「博士! 大丈夫ですか?」
「う、くぅ……君、達か……」
「しゃべらないでください! 今、外しますから!」
あらゆる発明品を作り出し、少年達の戦力向上に貢献していた博士。自分には適性が無かったからと五着のスーツを少年達に譲り、非力なりに力になりたいと寝る間も惜しんで研究をしてくれていた敬愛する博士。そんな人物がボロボロに傷付けられ、十分に休息を取ることも難しい姿で放置されていた。その事実に五人は静かな怒りを募らせつつ、博士を解放しようと力を合わせ手足を壁に縫い付けているアーチ状の器具を壊そうとした。
その時だった。
「え、うあぁっ!?」
「ぐ、あぁぁぁっ!?」
器具に伸ばした手が不自然に離れ何も無い壁へと抗うことすら困難な力で引っ張られていく。いや、手だけではない。五人の少年は全身を勢いよく引っ張られ、まるで磁石に吸い上げられる金属のようにふわりと宙に浮かんで背中から壁へと叩き付けられ、ぴったりと全身を貼り付けられた。
「ぐ、くそっ! わ、罠……!?」
「ど、どうして? スーツには、何も……!」
スーツの機能を用いて調べた時、室内には何も異常は無かった。それなのに今、自分達は壁に全身を固定されてしまっている。困惑と焦りを抱きながら、必死に暴れる少年ヒーロー達。そんな少年達に、博士になりすましていた存在が現在の状況に至った理由を説明する。
手足の拘束を自力で外し、五人が慕う博士の姿を捨てて真の姿を取りながら、敵の組織の幹部がまんまと罠に嵌まった少年達に笑いながら、嘲りの感情をたっぷりと込めて理由を説明する。
「残念だったなぁ。お前らのスーツはもう、何の役にも立たねぇ俺達の玩具になっちまったよ。お前らが大好きな博士とやらから無理矢理取り出した情報を使ってそのスーツをこっちが好き勝手にいじれる機構を用意しちまったから、今のお前らはヒーローでも何でも無いただのクソ生意気なガキだぜ」
「そ、そんな……!?」
「っ、くそぉっ!元に戻せ! 博士は……本物の博士はどこだ!?」
打ちひしがれながらも自由を求めて必死に足掻き、無力な肉体を無意味にもがかせながら騙された怒りを込めて叫び本物の博士の安否を知ろうとする少年達を醜悪な笑みで見上げた男は、目障りだった少年ヒーロー達を一網打尽にした達成感を味わいながら愉快そうに言った。
「んー? 他人の心配をしてる余裕があんのか? その壁から出てる電波でスーツの嬉しい機構を無力化されてるのに?」
「う……うるさいっ!」
「良いから、答えろ! 博士は何処だっ!?」
屈辱を掻き立てる声音で笑い飛ばされ、悔しさを振り払うように鋭く声を飛ばした少年達。その少年達を堪能して笑みを更に濃くした男は、壁で蠢く五人に対してもう一度屈辱を膨らませる言葉を浴びせながら、本格的な辱めを開始した。
「俺が偽者だって見抜けなかったお間抜けなヒーロー達に本物の場所を教える義理なんてありませーん。残念でした。助けに来た相手に化けた俺に騙された上に面白いくらいに罠に掛かってとっ捕まったヒーロー達にはお仕置きだよ。今日から毎日たっぷり苦しんで、俺達を愉しませてくれよ? 駄目駄目ヒーロー君達?」
言い終えた男が、頭の中で念じて壁の内部の機械へと指示を送る。そうして指示を飛ばされた機械は五人のスーツに送り込む電波を変化させ、力の没収と壁への縫い付けに加えて、非道な苦悶までもを生み出し始めた。
それは、全身を甘く緩く嬲る快楽とくすぐったさによる苦悶。肌の表面を小刻みに震わせ、淫らな弱点に悦びを味わわせつつ皮膚の薄い場所にこそばゆさを味わわせ喘ぎと笑声を引き出す残酷な拷問だ。
「は、ひぃっ!? ひゃ、ひひっ!? はひひひぃっ!?」
「ひゃ、あはははっ! ひひ、ひきぃっ!? はー、あひゃぁぁっ!」
「うん、良いねぇ、無様だねぇ。これから毎日ここに来たら情けなく笑いながらイかされるヒーロー君達が見られると思うと、愉しくて仕方が無いよ」
男の言葉に反抗を乗せた言葉を返す暇さえ無いほどの責め苦へと叩き堕とされ淫らに歪んだ笑いを引き出させられながらスーツの下で幼い男根を膨張させていく少年達は、早くも息を切らしながら苦悶からの脱出と博士の救出を求めて無駄だというのに身をもがかせ、男の目と耳に諦め悪いヒーローの足掻きという娯楽を提供してしまっていた。
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「皆、絶対に油断するな! どんな罠が仕掛けられているか分からない。慎重に行動して、必ず博士を助け出すんだ!」
細長い廊下を先行している、赤色と青色を基調にしたヒーロースーツを纏った二人の少年の言葉を聞きながら後を追って走る黄と緑、そして黒のスーツを纏った三人の少年が決意と警戒を新たに抱きながら強く頷く。
身体能力を飛躍的に向上させる五色のヒーロースーツを始めとした様々な発明品で自分達をサポートし続けてくれた博士を、絶対に助け出す。その思いを胸に博士を誘拐した敵の組織の本拠地へと踏み込んだ少年達は、待ち伏せと罠の存在を念頭に置きながら突き当たりの部屋の扉を開け武器である銃型の機械を室内に向かって構えた。
だが、少年達が覚悟していた物は何一つとしてなかった。敵の待ち伏せも無く、扉を開けたことで発動する攻撃も襲っては来ない。室内に存在していたのは、壁に拘束された博士だけで。少年達はスーツの探知機能も駆使して危機が無いことを把握すると、痛め付けられた状態で自由を奪われた博士の元へと駆け寄った。
「博士! 大丈夫ですか?」
「う、くぅ……君、達か……」
「しゃべらないでください! 今、外しますから!」
あらゆる発明品を作り出し、少年達の戦力向上に貢献していた博士。自分には適性が無かったからと五着のスーツを少年達に譲り、非力なりに力になりたいと寝る間も惜しんで研究をしてくれていた敬愛する博士。そんな人物がボロボロに傷付けられ、十分に休息を取ることも難しい姿で放置されていた。その事実に五人は静かな怒りを募らせつつ、博士を解放しようと力を合わせ手足を壁に縫い付けているアーチ状の器具を壊そうとした。
その時だった。
「え、うあぁっ!?」
「ぐ、あぁぁぁっ!?」
器具に伸ばした手が不自然に離れ何も無い壁へと抗うことすら困難な力で引っ張られていく。いや、手だけではない。五人の少年は全身を勢いよく引っ張られ、まるで磁石に吸い上げられる金属のようにふわりと宙に浮かんで背中から壁へと叩き付けられ、ぴったりと全身を貼り付けられた。
「ぐ、くそっ! わ、罠……!?」
「ど、どうして? スーツには、何も……!」
スーツの機能を用いて調べた時、室内には何も異常は無かった。それなのに今、自分達は壁に全身を固定されてしまっている。困惑と焦りを抱きながら、必死に暴れる少年ヒーロー達。そんな少年達に、博士になりすましていた存在が現在の状況に至った理由を説明する。
手足の拘束を自力で外し、五人が慕う博士の姿を捨てて真の姿を取りながら、敵の組織の幹部がまんまと罠に嵌まった少年達に笑いながら、嘲りの感情をたっぷりと込めて理由を説明する。
「残念だったなぁ。お前らのスーツはもう、何の役にも立たねぇ俺達の玩具になっちまったよ。お前らが大好きな博士とやらから無理矢理取り出した情報を使ってそのスーツをこっちが好き勝手にいじれる機構を用意しちまったから、今のお前らはヒーローでも何でも無いただのクソ生意気なガキだぜ」
「そ、そんな……!?」
「っ、くそぉっ!元に戻せ! 博士は……本物の博士はどこだ!?」
打ちひしがれながらも自由を求めて必死に足掻き、無力な肉体を無意味にもがかせながら騙された怒りを込めて叫び本物の博士の安否を知ろうとする少年達を醜悪な笑みで見上げた男は、目障りだった少年ヒーロー達を一網打尽にした達成感を味わいながら愉快そうに言った。
「んー? 他人の心配をしてる余裕があんのか? その壁から出てる電波でスーツの嬉しい機構を無力化されてるのに?」
「う……うるさいっ!」
「良いから、答えろ! 博士は何処だっ!?」
屈辱を掻き立てる声音で笑い飛ばされ、悔しさを振り払うように鋭く声を飛ばした少年達。その少年達を堪能して笑みを更に濃くした男は、壁で蠢く五人に対してもう一度屈辱を膨らませる言葉を浴びせながら、本格的な辱めを開始した。
「俺が偽者だって見抜けなかったお間抜けなヒーロー達に本物の場所を教える義理なんてありませーん。残念でした。助けに来た相手に化けた俺に騙された上に面白いくらいに罠に掛かってとっ捕まったヒーロー達にはお仕置きだよ。今日から毎日たっぷり苦しんで、俺達を愉しませてくれよ? 駄目駄目ヒーロー君達?」
言い終えた男が、頭の中で念じて壁の内部の機械へと指示を送る。そうして指示を飛ばされた機械は五人のスーツに送り込む電波を変化させ、力の没収と壁への縫い付けに加えて、非道な苦悶までもを生み出し始めた。
それは、全身を甘く緩く嬲る快楽とくすぐったさによる苦悶。肌の表面を小刻みに震わせ、淫らな弱点に悦びを味わわせつつ皮膚の薄い場所にこそばゆさを味わわせ喘ぎと笑声を引き出す残酷な拷問だ。
「は、ひぃっ!? ひゃ、ひひっ!? はひひひぃっ!?」
「ひゃ、あはははっ! ひひ、ひきぃっ!? はー、あひゃぁぁっ!」
「うん、良いねぇ、無様だねぇ。これから毎日ここに来たら情けなく笑いながらイかされるヒーロー君達が見られると思うと、愉しくて仕方が無いよ」
男の言葉に反抗を乗せた言葉を返す暇さえ無いほどの責め苦へと叩き堕とされ淫らに歪んだ笑いを引き出させられながらスーツの下で幼い男根を膨張させていく少年達は、早くも息を切らしながら苦悶からの脱出と博士の救出を求めて無駄だというのに身をもがかせ、男の目と耳に諦め悪いヒーローの足掻きという娯楽を提供してしまっていた。
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