畳の上で可愛がられる男
2013.12.15.Sun.21:00
「あふっ…ひあぁ」
日本庭園の見える屋敷の一室、畳が敷かれた薄暗い部屋で。
薄い紺色の浴衣をはだけた男が、自分の主の責めに喘ぎ、身をくねらせていた。
浴衣の上から麻縄を巻き付けられて拘束され、天井の梁から吊るされた身体を。
「良い声だな。とてもそそられるよ…」
「あんっ! ごひゅじんさまぁ」
褒められながら乳首を抓られ、思わず腰が揺れた。すると、左右の柱に足首を繋がれて閉じられない股間で、剥き出しで勃起しているペニスがぶるんっ、と動く。
絶え間無く分泌されていた先走りを零すペニスは、その身じろぎで畳に淫らな染みを作り、すえた香りを部屋に撒き散らした。
「ふふ…こんなにいやらしい染みを付けて、イケない子だ」
「ひゃぅぅ!」
まるでお仕置きするように右の乳首を指で押し潰され、吊るされた男はビクビクと痙攣して甘い声を上げる。
嬲られているのに、舌を垂らして喘ぎ鳴く男の表情は幸福感に満ちている。
大好きな主人に自由を奪われて、逃げられない状況で可愛がってもらえる。そんな幸福感が、男の心にはあった。
しかし、足りない。心は嬉しくても、火照る身体は意地悪な主人によって焦らされたまま満たされはしない。
「んんっ…ごしゅじん、さまっ。乳首だけじゃなくてぇっ」
「ん?」
分かっているくせにとぼけられ、男は更に焦らされる。
責めが始まってから長い時間がたつのに、今日はまだ乳首以外は嬲られてない。調教され切って蹂躙される悦びを教え込まれたアナルはほったらかしで疼き、縄の下でヒクヒク蠢いていた。
睾丸ごと緩く絞り出されたペニスも、もどかしさでじんじん疼いており、堪らずに男は自身を縛る縄でペニスを苛めたが快楽への渇望が増すだけだった。
「乳首だけじゃなくて、何だい?」
微笑んで尋ねられ、男は舌足らずに答える。
「ぼ…僕の、ぉっ! ちんことけひゅまんこも…苛めてくだしゃいぃっ!」
はしなたい淫語の叫び。だが、主人はどこまでも意地悪だ。
「駄目だよ。まだ、乳首だけをたっぷり苛めてあげる…」
「あんんっ! しょんなぁっ」
左右の乳首を引っ張られ、男は突き離された絶望と肉の尖りを責められる快楽に表情を崩した。
先程甘く残酷な言葉を口にした主人の唇は、可愛らしい拘束された男の耳元にそっと近付き、脳を溶かすかの如く囁く。
「さっき、ちょっと躊躇っただろう? 君が心の底から快楽をおねだり出来るまで、今日は調教して可愛がってあげよう」
「あ、あぁっ…」
耳の中に直接入り込む声に、男は背筋を震わせ、ペニスの先端からぽたぽたと淫液が畳に滴った。
少し暗い部屋で、縄を施された白い肌を揺らし、真っ赤に腫れた乳首を重点的に快感責めにされる男。
激しい凌辱で涙を流して喘ぎ狂わされているのに、相手が大好きな主人だから恐怖や悲しみは一切無く、主人が望む淫乱なおねだりが出来る自分になる為に、男は一生懸命に全ての悦楽を汲み取ろうとしていた。
「愛しているよ。私の可愛い淫乱君」
「あひぃっ! うれひい、れふぅぅ」
愛を伝えられて喜び、全身を悦ばせる男の甘い悲鳴は、夜が更けても部屋に響き続けていた。
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日本庭園の見える屋敷の一室、畳が敷かれた薄暗い部屋で。
薄い紺色の浴衣をはだけた男が、自分の主の責めに喘ぎ、身をくねらせていた。
浴衣の上から麻縄を巻き付けられて拘束され、天井の梁から吊るされた身体を。
「良い声だな。とてもそそられるよ…」
「あんっ! ごひゅじんさまぁ」
褒められながら乳首を抓られ、思わず腰が揺れた。すると、左右の柱に足首を繋がれて閉じられない股間で、剥き出しで勃起しているペニスがぶるんっ、と動く。
絶え間無く分泌されていた先走りを零すペニスは、その身じろぎで畳に淫らな染みを作り、すえた香りを部屋に撒き散らした。
「ふふ…こんなにいやらしい染みを付けて、イケない子だ」
「ひゃぅぅ!」
まるでお仕置きするように右の乳首を指で押し潰され、吊るされた男はビクビクと痙攣して甘い声を上げる。
嬲られているのに、舌を垂らして喘ぎ鳴く男の表情は幸福感に満ちている。
大好きな主人に自由を奪われて、逃げられない状況で可愛がってもらえる。そんな幸福感が、男の心にはあった。
しかし、足りない。心は嬉しくても、火照る身体は意地悪な主人によって焦らされたまま満たされはしない。
「んんっ…ごしゅじん、さまっ。乳首だけじゃなくてぇっ」
「ん?」
分かっているくせにとぼけられ、男は更に焦らされる。
責めが始まってから長い時間がたつのに、今日はまだ乳首以外は嬲られてない。調教され切って蹂躙される悦びを教え込まれたアナルはほったらかしで疼き、縄の下でヒクヒク蠢いていた。
睾丸ごと緩く絞り出されたペニスも、もどかしさでじんじん疼いており、堪らずに男は自身を縛る縄でペニスを苛めたが快楽への渇望が増すだけだった。
「乳首だけじゃなくて、何だい?」
微笑んで尋ねられ、男は舌足らずに答える。
「ぼ…僕の、ぉっ! ちんことけひゅまんこも…苛めてくだしゃいぃっ!」
はしなたい淫語の叫び。だが、主人はどこまでも意地悪だ。
「駄目だよ。まだ、乳首だけをたっぷり苛めてあげる…」
「あんんっ! しょんなぁっ」
左右の乳首を引っ張られ、男は突き離された絶望と肉の尖りを責められる快楽に表情を崩した。
先程甘く残酷な言葉を口にした主人の唇は、可愛らしい拘束された男の耳元にそっと近付き、脳を溶かすかの如く囁く。
「さっき、ちょっと躊躇っただろう? 君が心の底から快楽をおねだり出来るまで、今日は調教して可愛がってあげよう」
「あ、あぁっ…」
耳の中に直接入り込む声に、男は背筋を震わせ、ペニスの先端からぽたぽたと淫液が畳に滴った。
少し暗い部屋で、縄を施された白い肌を揺らし、真っ赤に腫れた乳首を重点的に快感責めにされる男。
激しい凌辱で涙を流して喘ぎ狂わされているのに、相手が大好きな主人だから恐怖や悲しみは一切無く、主人が望む淫乱なおねだりが出来る自分になる為に、男は一生懸命に全ての悦楽を汲み取ろうとしていた。
「愛しているよ。私の可愛い淫乱君」
「あひぃっ! うれひい、れふぅぅ」
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