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男は淫らな崩壊の過程を観察される

2020.05.05.Tue.21:15
尻穴で絶え間無く暴れ回るバイブに腸壁を掻き毟られ、過敏な弱点である前立腺を抉り続けられる淫らな地獄。その地獄に屈して、男はまた為す術無く絶頂へと追い立てられた。それは精液を吐き出すことすらも叶わない不完全な絶頂だ。

「あぁっ! お! あぉぉぉーっ!!」

金属製の輪を噛まされ閉じられなくされた口から甘い悲鳴を上げ、何も放出出来ない男根を虚しく脈打たせ先端をパクパクと開閉させながら、男が裸体をめちゃくちゃにもがかせ淫猥な苦しみから逃れようと試みる。
しかし、幾ら暴れても男は逃れられない。白と黒で作られた犬の着ぐるみに包み込まれ、手足に折り畳んだ状態を強制された裸体は着ぐるみの尻尾と繋がっている尻穴のバイブをとめることはおろか、仰向けに寝かされた身体を台へと縫い付ける腹部の皮ベルトに触れることすら出来ない。
両手両足の自由を奪われ、のたうち回ることさえも禁じられた男はもはや、着ぐるみ入りの肉体を無様に痙攣させながら絶頂を迎え続けるしか無い。
頭部を包む犬の顔を模したマスクに開けられた穴から見えている目を見開き、マスクと一体化している枷によって閉じることと言葉を紡ぐことを封じられた口から本物の犬のような鳴き声を発し、着ぐるみの穴から外部へと露出させられた男根を情けなくビクビクと跳ねさせながら、男は望まぬ絶頂を繰り返させられることしか出来はしないのだ。

「は、おぉぉっ! あぉ、は、おぉぉーっ!!」

イってはイかされ、余韻が引く前にまた次の絶頂に襲われる。異物を拒んでいたはずの尻穴は嘘のように緩みきり、荒々しい首振りを休み無く行うバイブにむしゃぶりつきながら雌の快楽に震えている。
一人きりの空間で伸ばせなくされた手足を惨めにバタつかせながら尻穴のみでイき狂わされる男は、心も身体も限界だ。
抱いていた反抗の感情は、欠片も残っていない。雪崩のように襲い来る快楽で滅多打ちにされた肉体は着ぐるみの中で火照りきり、破裂しそうな程に心臓を高鳴らせながら生物とは思えないくらいに痙攣している。
崩壊寸前の男はもう、虚勢すら張れない。自分を拘束し淫獄に置き去りにした憎い男の姿を霞む視界に見付けても、甘く無慈悲に嬲られた男は怒りの唸りではなく、許しを請う哀願の唸りを一生懸命に放っていた。

「あぁーぉっ! あー、はぉぉぉぉぉんっ!!」

不明瞭でも意思がはっきりと伝わる悲痛極まりない叫び。助けて、許してが込められた惨め極まりない、堕ちた捜査員の絶叫。その絶叫を耳にし、数時間前の睨み付けが跡形も無く消え去った縋る視線を堪能した残酷な男は、捕らえた捜査員の尻穴を責め立てているバイブに右手を伸ばし、スイッチをスライドさせた。
冷酷な男の右手の指はオフではなく最強と記された方へバイブのスイッチをスライドさせ、捜査員に更なる絶頂地獄を味わわせ始めたのだ。

「あぉぉぉぉぉーっ!? は、ご、がぅ、へぉぉぉぉぉっ!!」

絶望も驚愕も、どちらも混ざる余裕が無い程に痛々しく歪んだ声で鳴き喚き、捜査員はそれまでの地獄がぬるま湯だと誤認させられるくらいに苛烈な悦楽で尻穴を蹂躙され、絶頂が終わらずに続くイきっぱなしの状態に追いやられた。
捜査員はもう、憎い悪人の男に誇りを捨てた哀願を向けることも出来ない。それ以前に、自分の痴態を男に観察されている事実を認識することさえ叶わない。

「ほぉぉぉぉーっ! あぉ。あぁ、おごっ、がぉぉぉっ!」

あらゆる感情を挟む余地も無く、思考を快楽と絶頂に埋め尽くされた捜査員の悶絶を正面から眺めて愉しむ男はバイブの駆動に残酷な変化をもたらした右手を離すと、その後は一切手を出さず捕らわれの身に堕とされ着ぐるみに入れられ抵抗と逃走を不可能にされた姿で数秒ごとに絶対に至る哀れな捜査員が崩壊し、淫欲のことのみを考える従順な淫乱へと陥落するまでの過程をじっと観察し、じょじょに滑稽さを増していく身悶えと音色を変えていく鳴き声を目と耳で味わい笑みの黒さを際限なく濃くさせていた。






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