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男は罠と快楽に堕ちる

2020.04.30.Thu.21:00
勤め先の先輩である男の知り合いが経営しているという旅館へと招待され、食事を存分に楽しんだ男は先輩から言われていた露天風呂へと足を運んでいた。

「おー、すっげ。思ってたよりずっと広いな」

白く小さなタオルで股間を隠し、想像以上の広さと山奥であるが故にはっきりと見える星空に充足の笑みを浮かべながら様々な種類の湯を眺めつつ歩いていた男は、一つの風呂の前で立ち止まった。

「これは……先輩がお勧めしてくれてたやつか」

そう呟いて、男は迷わず風呂へと浸かっていく。股間からタオルを離し湯船の縁に置きながら、男は先輩の話を思い出しつつ裸体を肩まで湯に沈めていく。

「たしか薬湯で、全身の血流が良くなって、身体がすぐぽかぽか温まるとか言ってたな……」

湯から立ち上る独特の匂いを嗅ぎながら、男は聞かされていた効果に期待しゆったりと身体を脱力させる。
都会じゃお目にかかれない星々と湯の音を味わいながら、肉体が火照っていく感覚を堪能する男。そうしてリラックスしていた男は自身の思わぬ変化に驚いて湯の中で体育座りの体勢を取り、無意識に閉じていた目を見開いた。

「や、べ……温まったからかな……」

近くに誰もいないことを確認しながら、男はそっと足を開く。そして、体積を増してしまった自らの男根を見つめて、胸に焦りを募らせた。
他にも人がいる露天風呂で男根を勃起させていることを知られるなど、羞恥以外の何物でもない。その上、ここは世話になっている先輩の知り合いが経営している旅館であり、そこで変な騒ぎでも起こしたら後悔してもしきれない事態となってしまう。
そう考え、男は意図的に意識を逸らして男根を萎ませようと試みる。だが、どんなに頑張っても男根は萎えない。それどころか、湯の効能で肉体が火照り続けているために男根は余計に硬度を高めていってしまう。
このままでは、この湯からずっと出られない。男は意を決し、再び手に取ったタオルと自らの手で慎重に股間を覆いながら湯から上がり、露天風呂の出口に向かって歩き始めた。

「は、く、うぅ……」

膨らんだ男根は、手とタオルで無理矢理に抑え付けられる刺激にすら快楽を感じ、男に乱れた声を上げさせる。
何でもない歩行すら、気持ちよさに繋がってしまう。そんな状況で、男はふらつきながら足を動かしていく。

「はぁ、んくぅ……っ!」

もう少しで、脱衣所に着く。声に含む甘さを堪えきれなくなった男の頭が、それを認識した時だった。

「お兄さん、大丈夫かい? 随分と足元が覚束ないけど……湯あたりでもしちまったのかい?」
「うぇっ? だ、だい、じょうぶです……お、お構いなく……」

突然に声を掛けられた男は、自分に心配の言葉を向ける男に問題ないと告げながらまた歩き出そうとする。しかし、男の足は再度とまってしまった。別の男達からも、言葉を掛けられてしまったからだ。

「そんなこと言っても、顔が真っ赤になってるぜ? 身体も震えてるし」
「辛いならはっきり言ってくれて良いんだぜ? 俺達が介抱してやっからよ」
「い、いや、大丈夫。大丈夫ですっ……」

男根の勃起に気付かれないかと怯えている男は、平気だと口にすることで精一杯となっている。
見知らぬ男達に前後左右を取り囲まれた状況に違和感を覚えることも出来ず、自分に心配をしているはずの男達が愉快色の笑みを浮かべている事実にも全く気付けないまま混乱と焦燥に苛まれる男。そんな男を四方から取り囲んだ男達は、穏やかで必死な拒絶を無視して男の火照った裸体へと手を伸ばした。
男の裸体が淫猥な方向で熱くなっていることを把握した上で、男達は抵抗すらままならない肉体を好き勝手に撫で回し始めたのだ。

「どこが大丈夫なんだ、ん? 乳首なんてこんなにエロく尖ってんじゃねーか」
「ほら、手とタオルで隠してたけど……チ○コもビンビンだぜ?」
「危ねーから暴れんなって。はいバンザーイ」
「どうだ? 気持ち良いだろ? 発情しきった身体苛められて、気持ち良いだろ?」
「あ、ひ、ひぁぁぁっ!? や、やめっ、やめぇぇっ!!」

有無を言わさぬ手と指に尖った乳首と勃起した男根を無遠慮に責め立てられ、嫌がって抵抗を行った手を自身よりも大柄の男の手で掴まれ頭上へと持ち上げさせられた男はタオルを剥ぎ取る手を拒めず、どこにも逃げられなくされた。逃走を封じられ無防備となった裸体を容赦無く淫らに追い詰められ出した男は、抵抗を奪われた姿で情けなくくねくねと身悶え、我慢すら叶わぬまま望まぬ絶頂へと追い立てられてしまった。

「あぁぁぁっ!? んぁ、は、ひぁぁぁぁぁーっ!」

名前も知らない男達の手で迎えさせられた絶頂に淫らな悲鳴を上げ、男根から白く濁った体液を噴き出させながら男は裸体をビクビクと痙攣させる。その絶頂の様子を眺めて残酷に微笑み、自身の男根を勢いよく反り立たせた男達は反抗する力を失った男の裸体を無理矢理に歩かせ、脱衣所とは真逆である露天風呂の奥へと移動させていく。

「さ、こっちに来ような」
「今よりももっともっと気持ち良くさせてやるからな……○○君」
「あ、はぁ、んぁっ、あ……」

伝えてなどいない自身の名前を呼ぶ男の声すら認識出来ず、男は為す術無く腰が抜けた裸体を連行されていった。




あれから、何時間経ったのかも分からない。助けの来ない山奥に何度絶頂の悲鳴を響かせたのかも分からない。
数え切れない程の男に取り囲まれ、数え切れない程の男根で裸体を蹂躙され続けた男は抵抗することを完全に諦め、一切抗わずに尻穴を男根でほじくり回されながら、手と口でも男根に奉仕を行っていた。

「そうそう、その調子だぜ。随分上手くなってきたじゃねーか」
「こいつのケツ穴やっぱ名器だわ。こりゃ相当稼げそうだぜ」
「んっ、んむっ、ふぐぅぅんっ!」

残酷に紡がれる男達の会話はもう、男の耳には入っていない。自分が矢継ぎ早に犯し抜かれる様子がカメラで撮影されていることにも気付けない。自身が浸かった湯に細工がされていたことに思い至る思考能力も、同行していなかったはずの先輩が凌辱の輪に加わり尻穴に男根をねじ込んできていることさえも分からずに雌の快楽で揉みくちゃにされる男は、無料での温泉旅行という罠を仕掛けた者達の思い通りに快楽で壊れ堕ち、自らの意思で男根を絶えずねだる淫乱奴隷となるよう心と身体を丹念に躾けられていくのだった。






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