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男達は壊れていく刑事を笑いながら見つめる

2020.04.24.Fri.21:00
「はぁー……は、くあぁ……んひっ、あぐぅぅぅっ……!」

黒布の目隠しごしに怒りの視線をぶつけ、反抗の言葉を放っていた男はもうどこにもいない。指先から二の腕までを隙間無く覆って絞め付け、頑丈な鎖と南京錠で伸ばしたまま固定された腕を天井へと繋いでいる黒革で作られたアームバインダーとの格闘を繰り返していたもがきの面影は欠片も無い。背後に回り丸出しの恥部を弄ぶ憎い男を隙あらば蹴り付けようとしていた足は、反抗の気配すら見えない。
視界と、腕の自由を奪われ。移動と抵抗を封じられ。無防備な尻穴を長い時間を掛けて甘くいたぶられた男はもはや、どこにも逃げられない肉体を無様に痙攣させながら望まぬ快楽に喘ぎ鳴くことしか出来ない。潤滑剤を兼ねてたっぷりと流し込まれた淫薬に尻穴を蕩けさせられ、はしたなく緩んだ穴を指で丹念にほじくられた男は、刑事としての正義はおろか雄としての尊厳さえも保てぬまま自分を拉致した犯罪組織の男の思うがままに乱れさせられるだけの存在でしかないのだ。

「あぅっ、あ、はくぅぅっ! あ、は、ひぃっ、んあぁぁっ……!」

気持ち良くなりたくないと心から思っているのに、巧みな指で弱点を的確に嬲られ続けた刑事の尻穴は、思わず身が跳ねる程の快楽を絶えず味わわされてしまっている。射精させられたくないと拒絶の意思を確かに抱いているのに、絶頂寸前の位置から上ることも下りることも許さないもどかしい快楽で執拗に炙られた刑事の男根は持ち主の思いとは裏腹に射精を欲しがり、欲望の解放をねだって透明な蜜を垂れ流しながら痛々しいくらいに脈打ってしまっている。
だが、容赦の無い悦楽で苦しめられ、決して射精を許さずに責め立てられ続けても、刑事は誇りと理性で陥落を堪え絶頂を要求する惨めな哀願は口にせずにいた。どんなに追い詰められようと、決して屈服しない。淫欲に押し流されそうになる自我に不屈を言い聞かせ、刑事は敗北を必死で遠ざける。
そうして、心と身体が限界へと迫っている状況で耐え始めてから、どれだけの時間が経っただろう。不意に尻穴から指が引き抜かれ、刑事は数時間ぶりに快楽から解放された。

「んぉっ、ほ……は、ひぃっ……」

ずっと指に緩く抉られていた尻穴が、開ききったままでパクパクと開閉し泡立った腸液を零す。休み鳴く喘ぎ鳴かされていた口が飲み込む力を失った唾液を溢れさせながら、乱れた呼吸を整える。拘束具以外何も身に着けていない裸体を震わせ、快楽責めの余韻に悶えながら、刑事は自分を叩きのめしていた快楽が終わったことに安堵を募らせる。視界を閉ざされているが故に周囲の様子を伺えず、疲弊させられたせいで耳も上手く機能していない刑事は尻穴を辱めていた男がいつの間にか部屋に戻ってきていた男達と共に残酷な準備を進めている事実に気付けぬまま、無意味に安堵を募らせている。
そうして勝手に安堵し、汗と体液に塗れた肉体を脱力させている刑事に、準備を終えた無慈悲な男達は用意した機械をあてがい始める。

「うぁぁっ!? あ、かっ、ひぐぅぅぅっ!?」

ようやく閉じだした尻穴が、指よりも太い異物でこじ開けられる。衝撃と快楽に悲鳴を上げ、やめろの一言さえ紡げずに情けなく拘束された身をよじらせている刑事を愉しみ嘲笑いながら、男達は無言で異物を更に深くへとねじ込み刑事に新たな拘束を施していた。




床に固定された、巨大な機械。その機械に取り付けられた極太の張型に尻穴を貫かれ、機械から伸びたコードの先にあるローターが内蔵された小さな三つのベルトを射精欲に震える男根の根元と中腹と亀頭のすぐ下に巻き付けられ、それらの淫具から逃れられないよう肩幅に開いた足を機械へと幾本もの革ベルトで縫い付けられた哀れな刑事は、再開された快楽責めに我を忘れてよがり狂わされていた。
イきたくないという悲痛な願いを思い浮かべる暇すら与えられずに絶頂へと追いやられる地獄。わずかな休憩さえ認められずに尻穴と男根を機械にいたぶられ、断続的に射精へと至らされる拷問。快感を無理矢理に流し込まれ、イきまくらされる哀れな男はもはや、あらゆる関係性をかなぐり捨ててこの淫らな暴力からの脱出を望んでいる。
自分が刑事だなんてもうどうでも良い。自分の痴態を愉しんでいる男達が憎むべき犯罪者達だなんて気にしてなどいられない。男は呼吸も満足に行えない苦悶の中で一生懸命に舌足らずな言葉を発し、なりふり構わずに許しを請うている。

「も、ひゃす、けへぇぇっ! はっ、はぇぇぇっ! イ、ぎゅぅぅ! イぐの……やりゃぁっ! たしゅげで! おひりとひんこのぉ……どべでぇぇぇぇぇーっ!!」

汗と涙に濡れた目隠しの下で眉根を寄せ、荒い呼吸混じりに救いを求めて叫ぶ刑事の光景を堪能する男達は自分達に向けられる懇願に反応を一切示さずに絶頂を迎え続ける刑事をじっと観察し、懇願さえも放てない程に壊れていく刑事を見つめながら全員が興奮と歪んだ幸福に染まった醜悪な笑みを浮かべていた。






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