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哀れな犬は地下室で淫らに弄ばれる

2020.04.23.Thu.21:00
地下室へと迫る、複数人の足音が聞こえる。地下室の扉に鍵が差し込まれ、内側に向かって開かれる音が聞こえる。そして、部屋に足を踏み入れた者達が室内の明かりを点けて近寄り、床に転がった自分を取り囲む音が聞こえる。
それら全ての音を犬獣人が持つ鋭敏な聴覚で拾い、同時に嗅覚で正確な人数を把握しても何の意味も無い。どんな情報を手にしたところで、身動きを封じられた犬獣人の男に得た情報を生かす術は何一つとしてないからだ。

「んぅ……うぐっ、むぐぅぅっ……!」

目を覆って視界を閉ざす黒革の目隠しと、尖った口を絞め付けて言葉を奪う黒革の口枷を一体化させた器具を革ベルトで装着された頭部を持ち上げて唸り、自らを抱き締める形で腕の自由を奪う黒の拘束服と膝から先を緩み無く絞め付けて足の動きを制限する黒の拘束具を取り付けられた裸体をもがかせながら、犬獣人は自分を支配した人間の男達に向かって反抗の意思を示す。
もちろん、そんなことをしても意味は無い。手足を厳重に拘束され視界と言葉を奪われた身体を床の上で無様にもがかせ丸出しにさせられた男根を情けなく揺らしながら反抗を見せられても男達は痛くも痒くも無い。男達は惨めに反抗する犬の様子を嘲笑いながら、今日の辱めの準備を進めて行くのみだ。

「お巡りさん、おはよう。今日も遊びに来てやったぜ」
「今日はウチが開発した新薬と、新しい玩具を持ってきてやったから。それでたっぷりと愉しませてやろうな」
「っぐ!? んむっ、ぐぶぅぅっ!!」

愉しげに発せられた非道な宣言の直後、犬の身体は数人の手で床へと押さえ付けられた。
左半身を下にしたまま、犬は寝返りさえ打てない。必死に力を込めても、その力はあっさりと抑え込まれ犬の足掻きは無に帰されてしまう。
ただでさえ自由を奪われているのに、犬は更に肉体を制限された。そうしてわずかな身悶え程度しか行えなくなった犬に、男達は容赦無く用意した新薬を投与する。

「暴れんなよー? 針が折れても知らねーぞー?」
「ふぅ、むぐぶぅぅ……!!」

拘束具に覆われていない右の太ももに、白の体毛を掻き分けて注射針が突き刺される。その痛みと得体の知れない薬品が流し込まれる事実に犬は心から恐怖を募らせるが、取れる策は無い。男が言った通り下手に暴れれば取り返しの付かない事態となる上に、白い尾も含めた全身を男達の手に押さえられた状態では突き刺された針を拒絶することなど出来はしない。
先程まで抱いていた男達への反抗を完全に失い、為す術無く薬品を注入される犬獣人。そんな犬から針を引き抜いた男は用済みとなった注射器を手が空いている別の男に預けると、針が沈み込んでいた部分をいたわるように撫でながら愉快色の声で囁いた。

「はい、良い子に頑張ったね、お巡りさん。そんな良い子のお巡りさんにはご褒美だよ、たくさん気持ち良くなれる、強烈な発情のご褒美だ」

男の言葉を、犬の頭が把握するよりも先にそれは訪れた。

「むごっ……!? ぶ、ふぶっ、んむぉぉ……っ!!」

身体中が熱い。針を刺された痛みが一瞬で掻き消される程の熱が、犬の肉体を勢いよく駆け巡る。
その熱に内側から火照らされ、拒絶する心とは裏腹に淫らな疼きを募らせた犬の身体は男達に見られながら男根を限界まで張り詰めさせ、理性では制御不可能なくらいの発情に嬲られ始めた。

「ふふっ、効いてきたみたいだねぇ。身体中どこもかしこも淫乱になっちゃって、さぞかし苦しいだろうねぇ」
「でも大丈夫、どんなに淫乱になっても問題ないよ。その為にこの玩具が作られたんだからねぇ……」
「うぶっ、ぶむぅぅ!」

薬品の効果で過敏になりパンパンに膨らんだ男根に、男達の手で非道な玩具が取り付けられる。無防備な弱点に異物を装着されることではなく感度を異常なまでに高められた無防備な弱点を擦る男の指と玩具を嫌がりじたばたともがく犬獣人を無視しながら、男達は犬の男根に玩具をしっかりと取り付けた。
硬く勃起した男根を隙間無く包み込む黒の玩具が犬が暴れたくらいでは決して外れ落ちないことを確認すると、男達は残忍な笑顔を浮かべながら立ち上がり、何の躊躇いも無く地下室の扉へと足を動かし始める。非情な事実を床で身悶える犬に対して告げながらだ。

「じゃあ、俺達はもう行くよ。その玩具はお巡りさんのチ○コから出た体液を動力源にして動くから、イけばイく程激しくお巡りさんを気持ち良く苛めてくれるよ」
「体液を出し過ぎるとずっと震動し続けてイきっぱなしにさせられちゃうけど、獣人は身体が頑丈だからきっと耐えられるよ。壊れないように気を付けながら、好きなだけイきまくってね……惨めなお巡りさん」
「うぅーっ! んぐ、むぐふぅぅぅっ!!」

助けてを載せた哀願の絶叫を放ち、反抗を忘れ去り誇りをかなぐり捨てた懇願を見せる犬獣人を愉しみながら無慈悲な男達は扉を閉めて地下室を離れてしまった。

「んぐ、むぅ……うふっ、むぐぅんっ……!」

遠ざかる足音を耳にし絶望に打ちひしがれながら、犬は男根から漏れ出る透明な蜜を吸って微弱な震動を始めた淫らな責め具の駆動がこれ以上苛烈な物とならないよう下腹部に力を込め、全身と尻尾を強ばらせながら無意識に分泌される淫蜜の量を抑えようと無駄な努力を行っていた。






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