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青年達は淫蕩な店に甘い鳴き声を響かせる

2020.04.16.Thu.21:00
左右の手首を短い鎖で繋ぎ、足首も同じように繋ぐ赤い革の枷。それを嵌められた二人の青年は手足の自由を大きく制限され、思い通りの行動を取れなくされた。
もはや二人は、唯一身を隠している衣服であるボクサーパンツを剥ぎ取られそうになっても満足に抗えない。それどころか、襲いかかられたら為す術無く身動きの取れない肉体を弄ばれるしか無い。
そんな状況に二人を追いやった男達は、枷の内側に取り付けられている怪我防止のためのクッションがしっかり機能していることを確認すると、二人に枷と同じ色の革で作られた首輪を緩く巻き付けた。それは、拘束を外すための鍵を前部に吊るした首輪だ。
手足の拘束と首輪を青年達に与え、それと同時に拘束の鍵も与えた男達は、最後の点検を終えると二人から距離を取って前に立ち深く頭を下げながら穏やかな声音で言った。

「お待たせ致しました。それでは、ごゆっくりお愉しみくださいませ」

頭を上げた男達は、青年達の前から離れそれぞれの仕事に戻っていく。その様子を見ながら、片方の青年はその場で半回転し身を強ばらせているもう一人に声を掛けながら歩き始めた。

「じゃ、行こうぜ。お愉しみの始まりだ」
「ちょ、まっ、待って……」

短く結合された足を使って慣れた様子でよちよちと進む青年を、ふらふらと揺れながらもう一人の青年が追いかける。
そうして先行した青年に続いて黒色のカーテンを通り抜けた青年は、広がった光景に思わず唾を飲み込んだ。

「あんっ、んぁ、はぁぁんっ」
「ひぁっ、あぁ……逃げられないぃ、逃げられない状態で、苛められるの、良いよぉぉ……っ!」

そこかしこで、あらゆる年代の男が肌を触れ合わせ、淫らな行為に耽っている。今の青年と同じように枷と首輪を嵌められた者達が無抵抗に肉体をまさぐられながら心地良さげに鳴き、勃起した男根をビクビクと跳ねさせている。
この場に来た時から想像し、拘束を与えられる間かすかに聞こえてくるカーテン越しの音で妄想を膨らませていた景色の考えていた以上の淫蕩さに気圧され、青年は立ち尽くした状態で自らの男根をボクサーパンツの中で張り詰めさせていく。そんな青年に、先行していた青年が声を掛けた。知り合いの男を二人引き連れ早くも露出させられた男根を扱かれながら、青年が圧倒されている青年に話し掛け、男達に青年を紹介する。

「まだ、緊張してるみたいだな。○○さん達、こいつが……前に話してた奴。今日がこの店初体験で、男同士で何かするのも初めての△△だよ」
「初めまして、よろしくね」
「あっ、はい、よろしく……」

反射で挨拶を返す青年。そんな青年を見ながら、淫猥な店の常連である青年の男根を責めていた男はいたずらに不意打ちを仕掛けた。

「んひゃぁっ!? 急に、駄目だってぇ! 俺は今日は、△△をリードしてぇっ!」
「大丈夫だよ。△△君、もう結構出来上がってるみたいだし……こっちはこっちでいつもみたいに愉しもうよ」
「あぇぇぇっ! 先端こしゅこしゅりゃめぇぇっ! イっぢゃう! イっ、ぢゃぁぁぁーっ!!」

甲高く甘い悲鳴を上げ、自由を奪われた裸体を激しく痙攣させながら青年が射精に至る。その心地良さげな射精の様子と脱力した友の蕩けた表情を食い入るように眺めていた青年は、自分の背後に移動していた男に火照った裸体を撫でられながら優しく問いかけられた。

「さて、と……△△君、どうしたい? お友達みたいに、射精させて欲しい? それとも、それはまだちょっと怖い?」

興奮で口の中をカラカラに渇かしていた青年は、また唾を飲み唇を舌で舐めて湿らせると、顔を右後ろに向けて男を見上げながら震える声で答えた。

「ま、まだちょっと……怖い、です」
「でも、あんな風に気持ち良くはなりたい。そうだよね?」

正直に恐れを拭い切れていない事実を言葉で伝え、心を見透かす指摘に対しても恥じらいながら首を縦に振って正直に肯定した青年。その青年の返答を細めた目で味わい笑みを濃くした男は青年の背後から正面に移動し、青年の手をゆっくりと持ち上げて左手で近くの壁に押し付けると右手の甲を青年の股間へと、張り詰めた男根で内側から押し上げられ滲み出た淫蜜で染みが付いていたボクサーパンツへとあてがった。
そして、男は不安と欲情が入り混じった可愛い顔を見せる青年に提案する。快楽を与えられることへの怯えが残っている青年に自ら快楽を得させる提案だ。

「じゃあ、自分で腰を振って、僕の手でオナニーしてご覧? 僕は一切手を動かさないから、自分のペースで気持ち良くなって……可愛くイってごらん、△△君」

他人からではなく、自分の動きで気持ち良くなる。その情報に心を解され、緩んだ心に増幅した淫欲が雪崩れ込んだ青年は、男の言葉が終わると同時に欲望に従って腰を振り始めた。

「あっ、あっ、気持ち、いっ」
「うん、気持ち良いね。僕も、△△君のおチ○チンがビクビク跳ねてるのが手に伝わって……すっごく興奮してるよ」
「んぁ、はっ、はあぁ……」

夢中で腰を振る青年はもう、迫り来る絶頂と自分を笑って見つめる男の存在しか意識出来ない。すぐ近くで交尾を始めた友と男すら目に入らないまま、青年は射精を欲して男根を押し当てられた手ににちゅにちゅと擦り付けていく。

「あぁ……えっろ、△△、もうあんなに気持ち良くなってる……」
「だね、こっちも負けてられないね」
「俺っ、おれぇ……もう、イくっ、イきますぅぅっ!」
「良いよ、イきなさい。僕の手と君の下着、エッチに汚しちゃいなさい」

ついさっきまでの怯えが嘘のように乱れる青年と、乱れる友を見ていつもよりも激しい交尾に勤しむ青年。淫猥な二人の青年を愉しむ男は夜が更けるにつれてじょじょにその数を増やしていき、二人は枷によって抵抗を禁じられた肉体を取り囲まれ好き勝手に弄ばれながら淫蕩な店の中に甘い悲鳴を、肉欲に溺れた獣の鳴き声を他の客と一緒に響かせるのだった。






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