男は二人がかりで快楽の淵へと追いやられる
2020.04.08.Wed.21:00
「二人共、何でこんな……外して、服、返して……っ!」
内側にクッションが付いた黒い革製の枷を左右の手首と足首に巻き付けられ、それらの枷から伸びた鎖をベッドの頭側の柵と足側の柵へと結び付けられた男が上下に引き延ばされた裸体をじたばたともがかせながら自由と衣服を返してくれと求める。
けれど、その要求を耳にしている二人の青年は焦り色の声で放たれる男の願いを叶えようとはしない。男に薬を盛って意識を失わせ、深い眠りに落ちている身体から肌を隠す布と抵抗を取り上げた青年達は男がもがく度に揺れ動く淡い桃色の乳首と少年の物のような艶やかさを有している可愛らしい男根を目で追いかけながら、表情と吐息を獣めいた荒い物へと変化させていくばかりだ。
「お、お願い、見ないで……恥ずかしい、から。見ないでぇ……!」
恥部に突き刺さる熱い視線に耐えきれず、男はそんなことをしても何も隠せはしないというのに足をきゅっと閉じ、震える声で今度は見ないでくれと懇願した。
しかし、青年達はそれも聞き入れない。恥じらいの反応を見せる男に愛しげな笑みを浮かべた青年達は、可愛い場所に一層視線を注ぎつつベッドの上から逃れられない裸体へと二手に分かれて左右から迫り、無防備な肌に指を這わせながら欲情に掠れた声で言った。
「ごめんね、兄さん。そのお願いは聞いてあげられない。俺も、○○も、兄さんの可愛いところをもっともっと見たくて仕方ないんだ」
「俺も兄貴も、家族になったあの日からずっとアンタに恋い焦がれてたんだ。二十歳になるまで我慢しよう、それまでアンタへの想いが消えないままだったらアンタを俺達二人だけの物にしようって言ってたんだ。もう、絶対に逃がさないからな。俺達無しじゃ生きられないくらいに躾けてやるよ。二度と女なんて抱けない身体にしてやるからな」
男の都合を聞かず、一方的にぶつけられる愛情を乗せた言葉と調教宣言。父が再婚した日から、二人が二十歳の誕生日を迎える今日まで本当の弟のように接していた双子から寄せられる本気の恋心に、男は身を強ばらせ驚愕の表情を浮かべながら、まだ戻れると信じて二人に制止を口にする。
「だ、駄目だっ。俺達は、兄弟で、男同士でっ」
もちろん、その制止に意味は無い。兄弟だなんて、男同士だなんて分かりきった上で男を愛し、強硬手段を取ってまで独占しようと考えた青年達に対して言葉は何の効果も持たない。
「兄弟でも、愛してる。十年以上、ずっとずっと兄弟以上になりたいって思ってた」
「男同士なんて関係ない。俺も兄貴もアンタが欲しい。心も身体も、視線も声も、他の誰かに取らせなんてしないからな」
苦し紛れの制止を焼き尽くすほどの激しい言葉を紡ぎながら、青年達は愛しい兄の裸体に巧みな指先で甘い快楽を流し込み、再び何かを発しようとして開かれた兄の唇を二人の唇で交互に塞ぎ、抗えない兄の全てを淫らな悦びで溶かし始めた。
常にどちらかの唇を重ねられ、噛み付くような口付けを施されながら唾液を飲まされている口が、気持ち良い。
淡い桃色から真っ赤に充血させられ、硬く尖りきった乳首を指で捏ね回されるのが、気持ち良い。
汗ばんだ肌を撫で回され、くすぐるように全身を優しく刺激されるのが気持ち良い。そして何より、勃起した男根を手で扱かれ、透明な蜜に濡れている亀頭を指で磨くように擦られるのが気持ち良い。
もはや男は、手足の枷から逃れようと試みる余裕も無い。弟達に責められ痴態を晒すことに拒絶を抱く思考も無い。
絶えず口を塞がれ、息も絶え絶えになりながら為す術無くよがり狂う男。そんな男を作り出し、兄としての威厳も保てないほどに追い詰めた双子の青年は、淫欲に溺れゆく兄に対して容赦無く快楽を加えていく。
「んっ、んふっ! むぅ、んぶぅんっ!」
「またイっちゃったね、兄さん。さっきからずっとイきっぱなしで可愛いよ、兄さん」
双子の兄が、絶頂に達し色の薄まった精液を放出する兄の男根を可愛さを褒めるように優しくさすり、近付いてきた弟の左手に場所を譲って離れる。
それと同時に弟の唇が兄に場所を譲って男の口から移動し、兄はもう誰の物かも分からない唾液でてらついている男の唇に自らの唇をゆっくりと下ろしていく。
「も、りゃめ……ゆりゅひへ、おかしくなる……んむ、ふ、あむぅっ」
「おかしくなっても良いって何度も言ってるだろ? むしろおかしくなれよ。早く壊れて、俺達だけの物になっちまえ」
「んくっ、む、ふうぅっ!」
哀願する暇さえ満足に与えられず、年下の青年二人がかりで快楽の淵へと追いやられ続ける男の淫猥に歪んだ悲鳴は欲望を剥き出しにした双子以外の誰にも届かず、長い間欲していた兄を思う存分愛する幸福に震えている双子は重ねた唇ごしに零れ落ちる兄の淫らな鳴き声に興奮を際限無く加速させながら、拘束のせいでどこにも逃げられない兄を自分達からも逃れさせなくさせるために更なる快楽を手加減無く注ぎ、兄であった男を自分達の愛玩奴隷へと屈服させていくのだった。
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けれど、その要求を耳にしている二人の青年は焦り色の声で放たれる男の願いを叶えようとはしない。男に薬を盛って意識を失わせ、深い眠りに落ちている身体から肌を隠す布と抵抗を取り上げた青年達は男がもがく度に揺れ動く淡い桃色の乳首と少年の物のような艶やかさを有している可愛らしい男根を目で追いかけながら、表情と吐息を獣めいた荒い物へと変化させていくばかりだ。
「お、お願い、見ないで……恥ずかしい、から。見ないでぇ……!」
恥部に突き刺さる熱い視線に耐えきれず、男はそんなことをしても何も隠せはしないというのに足をきゅっと閉じ、震える声で今度は見ないでくれと懇願した。
しかし、青年達はそれも聞き入れない。恥じらいの反応を見せる男に愛しげな笑みを浮かべた青年達は、可愛い場所に一層視線を注ぎつつベッドの上から逃れられない裸体へと二手に分かれて左右から迫り、無防備な肌に指を這わせながら欲情に掠れた声で言った。
「ごめんね、兄さん。そのお願いは聞いてあげられない。俺も、○○も、兄さんの可愛いところをもっともっと見たくて仕方ないんだ」
「俺も兄貴も、家族になったあの日からずっとアンタに恋い焦がれてたんだ。二十歳になるまで我慢しよう、それまでアンタへの想いが消えないままだったらアンタを俺達二人だけの物にしようって言ってたんだ。もう、絶対に逃がさないからな。俺達無しじゃ生きられないくらいに躾けてやるよ。二度と女なんて抱けない身体にしてやるからな」
男の都合を聞かず、一方的にぶつけられる愛情を乗せた言葉と調教宣言。父が再婚した日から、二人が二十歳の誕生日を迎える今日まで本当の弟のように接していた双子から寄せられる本気の恋心に、男は身を強ばらせ驚愕の表情を浮かべながら、まだ戻れると信じて二人に制止を口にする。
「だ、駄目だっ。俺達は、兄弟で、男同士でっ」
もちろん、その制止に意味は無い。兄弟だなんて、男同士だなんて分かりきった上で男を愛し、強硬手段を取ってまで独占しようと考えた青年達に対して言葉は何の効果も持たない。
「兄弟でも、愛してる。十年以上、ずっとずっと兄弟以上になりたいって思ってた」
「男同士なんて関係ない。俺も兄貴もアンタが欲しい。心も身体も、視線も声も、他の誰かに取らせなんてしないからな」
苦し紛れの制止を焼き尽くすほどの激しい言葉を紡ぎながら、青年達は愛しい兄の裸体に巧みな指先で甘い快楽を流し込み、再び何かを発しようとして開かれた兄の唇を二人の唇で交互に塞ぎ、抗えない兄の全てを淫らな悦びで溶かし始めた。
常にどちらかの唇を重ねられ、噛み付くような口付けを施されながら唾液を飲まされている口が、気持ち良い。
淡い桃色から真っ赤に充血させられ、硬く尖りきった乳首を指で捏ね回されるのが、気持ち良い。
汗ばんだ肌を撫で回され、くすぐるように全身を優しく刺激されるのが気持ち良い。そして何より、勃起した男根を手で扱かれ、透明な蜜に濡れている亀頭を指で磨くように擦られるのが気持ち良い。
もはや男は、手足の枷から逃れようと試みる余裕も無い。弟達に責められ痴態を晒すことに拒絶を抱く思考も無い。
絶えず口を塞がれ、息も絶え絶えになりながら為す術無くよがり狂う男。そんな男を作り出し、兄としての威厳も保てないほどに追い詰めた双子の青年は、淫欲に溺れゆく兄に対して容赦無く快楽を加えていく。
「んっ、んふっ! むぅ、んぶぅんっ!」
「またイっちゃったね、兄さん。さっきからずっとイきっぱなしで可愛いよ、兄さん」
双子の兄が、絶頂に達し色の薄まった精液を放出する兄の男根を可愛さを褒めるように優しくさすり、近付いてきた弟の左手に場所を譲って離れる。
それと同時に弟の唇が兄に場所を譲って男の口から移動し、兄はもう誰の物かも分からない唾液でてらついている男の唇に自らの唇をゆっくりと下ろしていく。
「も、りゃめ……ゆりゅひへ、おかしくなる……んむ、ふ、あむぅっ」
「おかしくなっても良いって何度も言ってるだろ? むしろおかしくなれよ。早く壊れて、俺達だけの物になっちまえ」
「んくっ、む、ふうぅっ!」
哀願する暇さえ満足に与えられず、年下の青年二人がかりで快楽の淵へと追いやられ続ける男の淫猥に歪んだ悲鳴は欲望を剥き出しにした双子以外の誰にも届かず、長い間欲していた兄を思う存分愛する幸福に震えている双子は重ねた唇ごしに零れ落ちる兄の淫らな鳴き声に興奮を際限無く加速させながら、拘束のせいでどこにも逃げられない兄を自分達からも逃れさせなくさせるために更なる快楽を手加減無く注ぎ、兄であった男を自分達の愛玩奴隷へと屈服させていくのだった。
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