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男達は一人残らず淫欲に堕ちる

2020.04.06.Mon.21:00
「あっ、あぁぁっ! はっ、ひ……んくぅぅっ!」
「はぁ、はぁぁ……あ、うぅ、ひ、くふぅぅっ」

引き結ぶことすらも叶わなくなった口から乱れた呼吸と共に甘い鳴き声を発しながら、男達が裸体を必死にもがかせている。どうにかして拘束と苦悶から逃れようと考え、男達は裸体を情けなくくねらせている。
だが、状況は何も変わらない。男達が幾ら頑張っても左右の手首と足首を拘束している天井から鎖で吊るされた枷と短い鎖で床に結合された枷はビクともしない。頑丈な黒革の枷に自由を奪われ上下に引き延ばされた裸体を仲間と一緒に暴れさせても男達は硬く張り詰めた男根を無様に振り乱しながら、部屋中に漂う媚薬混じりの気体を為す術無く吸い続けるしかない。
捕らわれた男達は同じ状態に追いやられた仲間と仲良く身をよじり、自分達を一網打尽にした敵の思惑通りに際限の無い発情へと押し上げられることしか出来はしないのだ。

「う、あぁぁ……はっ、はひっ、んぁぁっ」
「くぅ、ふうぅ……あー、あぁ、ふ、んうぅっ」

無理矢理に吸入させられた媚薬によって高められた男達の肉体は、どこもかしこも火照りきっている。乳首は尖ったまま元に戻れず、男根は勃起させられたまま萎えさせることも出来ず、全身が泡立ったように疼き流れ落ちる汗にさえも快楽を感じてしまう。
呼吸の度に嫌でも体内に入ってくる淫薬に狂わされた男達の肉体は、もはや淫乱の二文字を否定出来ないほどに強い悦楽を欲し、無意識に腰をカクカクと振っている。壁際に拘束されていたならば、男達は無我夢中で壁に男根を擦り付け甘い悲鳴を上げながら射精に次ぐ射精を迎えていただろう。手が使えたなら、男達は射精欲の赴くままに男根を擦り、失神するまで自慰を繰り返していただろう。すぐ近くに仲間達がいなければ、男達は誇りを捨て涙を流しながら射精をねだる懇願の絶叫を放っていただろう。
仲間達の前で堕ちた姿を晒したくない。そんな思いを胸に、男達は陥落を拒んでいる。気が狂いそうなくらいに苦しいのに、別室からモニターを通して自分達を観察しているであろう男達に向かって淫らなおねだりを叫びたいくらい追い詰められているというのに、男達はそのぎりぎりで踏みとどまり理性を保ち続けている。
それが無駄な抗いだと気付きながらも、全員が拘束と媚薬から抜け出せない以上最後には一人残らず淫欲に堕ちるしか無いという絶望の事実を知りつつも、男達はその絶望から目を逸らすために発情を耐え、仲間と共に陥落を遠ざけている。

「う、あぁぁ……はっ、はひっ、くぅぅぅんっ!」
「あぅ、あぁぁ、んぁ、はぁ、ふくぅぅ」

何時間堪えても、全員が壊れるまで終わらない。襲い来る淫欲を拒絶し、射精欲から目を背け続けても、それらに抗う気力が失われるまで決して許されず、いずれは近くに仲間がいることも忘れて一生懸命に快楽をねだる淫乱にさせられる。
誰も、助けに来ない。救いを望んでも、その声は手を差し伸べてくれる者には届かない。堕ちる以外の選択肢を潰され、打ちひしがれながらじょじょに淫猥さを増していく哀れな男達を作り出し別室から眺めて愉しんでいる男達は少しずつ少しずつ無意味な我慢さえも不可能になっていく男達が狂う様を思い思いにくつろぎながら堪能し、顔を残忍な笑みに染め上げていた。






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