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三重の地獄は刑事を無様に悶絶させる

2020.03.29.Sun.21:00
五つの半円を持つ板と、それぞれ二つと三つの半円を有した二枚の板。それらの板が持つ半円に手首と足首と首をあてがわれ、板同士を金具で結合された男は裸体の自由を完全に奪われてしまった。
三枚の板を一枚に合わせた枷によって身動きを封じられ、抵抗も移動も不可能にされた哀れな男。そんな男を作り出した男達は逆らえない裸体を持ち上げると男を強化ガラスで作られた箱へと入れ、その箱に蓋をする形で板枷と箱の側面を南京錠で繋いだ。男達はすでに思い通りの行動を何一つとして取れない男から更に選択肢を取り上げ、箱の中で情けなく裸体をよじらせながら無意味に箱を揺らす程度の足掻きしか取れなくしてしまったのだ。
手足の動きを制限され、丸出しの男根と尻穴を無様に振りながら身悶えるしか無い。もはや男は、自分を拉致した男達に怒りを叫びながら枷に繋がれた手足をバタつかせることしか出来ない。だが、男達は惨め極まりない姿を晒す男に残酷な辱めを追加した。男達は必死にもがいている男の手足を拘束する板枷の穴の隙間に四本の細いホースを無理矢理にねじ込むと、そのホースを通じて液体を、強力な催淫効果を有する媚薬をたっぷりと流し入れたのだ。
当然、箱を満たしていく液体の正体を火照り出した自身の肉体で把握した男は恐怖に顔を歪めながら、無我夢中で暴れ危機からの脱出を試みた。けれど、その動きは頑丈な枷相手では無駄以外の何物でも無く、男はただただ逃れられない絶望を味わい、暴れる裸体を叩く媚薬が生み出す悦楽に悶え苦しみながら、とうとう裸体の大部分を閉じ込められた箱を媚薬で満たされてしまった。
勃起しきった男根と無防備にさらけ出された男根に逃げ場は無い。それどころか、乳首も、どこもかしこも、媚薬が触れている箇所は全てが感度を高められほんの少し身じろぎしただけでも暴力的なまでの快楽を覚える状態となってしまっている。
そんな肉体では、暴れたくても暴れられない。手足と首を一つの枷に囚われている不自然な体勢では大声を出したらそれが全身に波及して肉体が揺れてしまうため、哀願を叫ぶこともままならない。
ついさっきまでの怒りの反応と、諦めの悪い足掻きが跡形も無く消え去った男を見つめて笑いながら流し込む媚薬をとめホースを引き抜いた男達は、すっかり大人しくなった男を囲んで観察しつつ愉快さを隠しもしない口調で男に問いかけた。

「刑事さん、特製の媚薬風呂の湯加減はどうだい? 頭がおかしくなるくらい心地良いだろう?」
「全身敏感になって、今にもイっちゃいそうでしょう? 刑事としてのプライドも忘れて、一生懸命腰を振って、好きなだけイきまくっても良いんだよ、刑事さん?」

醜悪に表情を歪ませながら、男達は捕らえた刑事に向かって言葉をぶつける。それらの言葉に対して苛立ちを抱く余裕さえも無い刑事は、真っ赤に染まった顔で男達を見上げると、ひどく弱々しい声で自尊心をかなぐり捨てた懇願を口にした。

「たっ、たす、け……へ……! 気が、狂う……おかっ、ひぐ……なるぅっ……!」

はぁはぁと息を乱しながら紡がれる、心の底から救いを求める言葉。刑事として人間としての尊厳を守ることでは無く、理性と肉体の崩壊を拒むことを優先して実質的な屈服宣言である哀願を放つ情けない男。しかし、冷酷な男達はその哀願を聞き入れてなどやらない。男達は媚薬に嬲られ追い詰められた刑事を見下ろして非道な笑みを深めると、抗えない刑事の頭部と手足に手を伸ばしながら息も絶え絶えに発せられた悲痛な哀願を却下した。

「助けてなんてあげないよ? 思う存分、狂っちゃいなさい」
「ほら、おかしくなれよ刑事さん。苦しんで苦しんで苦しみ抜いて、心も身体もぶっ壊れちまえ」

愉しげに放たれた、男達の凌辱予告。それに対して、刑事は再度の哀願も行えない。
男達の手が無防備な手足をまんべんなくくすぐって笑い声を上げさせ、望まぬ笑声を強制されている口の中を一人の男の指が蹂躙し始めたからだ。

「あむぶぶっ!? もぁ、ぼひゅふふっ! んほほほほっ! ほぼっ、ば、むはふふぅっ!」

手足に注がれるくすぐり責めが、苦しい。呼吸さえ困難にされた口を掻き回す指が、苦しい。そして何より、くすぐりによって無意識に悶えてしまう裸体を容赦無く打ちのめす媚薬の甘い殴り付けが、苦しい。くすぐりの地獄と、媚薬による快楽の地獄に翻弄される刑事はあっという間に媚薬の中に精液を撒き散らしながら絶頂を繰り返す状態に陥り、笑いと喘ぎが混ざり合った絶叫を発しながら、憎いはずの男達の前でイき狂い出す。

「まほほっ、はぶぼぉっ! ばふ、ま! もほごほほぉっ!!」

笑わされながら射精させられ、射精されられながら笑わされる。それを裸体の大部分を媚薬につけ込まれた状態で強いられる。拷問に等しい三重の地獄に苛まれる刑事の悲鳴と、痙攣する裸体の動きに合わせて枷の穴から溢れ出る媚薬の水音を耳にしながら、男達は目に映る刑事の悶絶の光景をより滑稽な物へと引き上げるために手を動かし、刑事を嬲る地獄を少しずつ少しずつ増幅させていくのだった。






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