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少年は宙でじわじわと壊される

2020.04.01.Wed.21:00
右の手首と足首を一まとめにする形で縄を使って縛られ、左の手首と足首にも同じように縄を与えられ、その手足の縄と首に巻き付けられた縄を地下室の天井から吊るされたフックへと結び付けられた少年は、じっとしていても身体が軋む苦しい体勢で裸体を宙吊りにされている。
小柄とはいえ全体重が縛られた手足と首に掛かっている状況に追いやられた少年は、胴体よりも後ろ側で縛られた手首と足首に縄が食い込む痛みと、気を抜けばすぐに窒息状態となる首に施された縄の圧迫に嬲られ、一分一秒ごとに心と身体をすり減らされている。
もう少年は、自由を奪う縄を解こうという意思だけで無く、頭部に被せられた麻袋と麻袋の上から噛まされた白布の猿轡を外そうと試みる気力すら無い。それどころか、裸体で宙吊りにされたことに対する悔しさも、恥部を丸出しにさせられていることに対する屈辱も抱けない。
腹を下にして吊るされた裸体を暴れさせず、救いを望む唸りも発さず、少年は頭部を限界まで反らして息苦しさを遠ざける以外の行動を一切取らないでいる。その姿は、とてもヒーローとして悪と戦っていたとは思えないくらいに惨めな姿だ。
幾度と無く自分達の邪魔をした少年が力を取り上げられ、裸体でぶらぶらと吊るされている。見ることもしゃべることも叶わず、無駄な足掻きを見せる余裕さえも無いまま、幼い男根と尻穴を無防備に晒している。これ以上無いくらいに愉快な光景に、少年を罠に嵌めて捕らえた悪の幹部は醜悪な笑みを浮かべている。何時まで見ていても飽きない。そう考えながら音を立てずに少年の周りを歩き、男はあらゆる角度から一切の抵抗を封じられた少年を堪能する。正面から眺めて麻袋の中で歪む少年の顔を想像し。背後から眺めて身じろぎに合わせて震える少年の男根と尻穴を味わい。時に少年の真下に寝転がって苦悶の様子を存分に鑑賞していた男。そんな男の耳に、突然電子音が聞こえた。それは、男自身が設定したスマートフォンのアラームの音。地下室を後にしなければならない、鑑賞終了を知らせる音だ。

「んんっ!? むぅ、ぐふぅぅ……!」

それまで無音だった空間に響く音に怯え、力無く呻きながら身をよじる少年を横目で見つつ、男はポケットからスマートフォンを取り出し、アラームを解除した。
そして、男はスマートフォンをしまうとポケットから代わりに小さなボトルを手に取るとその蓋を開け、身を強ばらせている少年の尻穴に何の躊躇いも無く、ボトルの中身を垂らし始めた。

「ふぐぅぅっ!? も、むぐぅぅぅっ!」

尻穴に触れる、粘性を持った正体不明の液体を嫌がり少年は宙吊りの裸体を悶えさせる。もちろん、手足を拘束され首を圧迫されている身体では大きな抵抗など行えない。無慈悲な男は何の意味も無い抗いを見せる少年を目にして笑みの黒さを際限無く濃くしながら、ボトルを傾けている左手を尻穴に更に寄せ、反対の右手で液体を尻穴と男根にまんべんなく擦り込んでいく。
早くも効果を発揮し始めた液体が生み出す強烈な疼きに尻穴と男根を苛まれる少年が放つ絶叫を耳で愉しみながら、男は自分が地下を離れていても少年をいたぶれるようにと用意した淫薬を、ヒクヒクと収縮するはしたない穴と限界以上に張り詰めた男根にたっぷりと塗布していく。

「みゅぅぅぅっ! も、ぐふっ、あぶふぅぅぅぅっ!!」

耐えきれない程の疼きに嬲られる穴と男根を痛々しいくらいに震わせながら、少年はさっきまで拒絶していた男の指と手を欲して腰を振っている。手足の痛みに呻き、首を絞める縄にえずき、恥部を襲う淫薬の効能に屈して心から刺激をねだる哀れな少年ヒーローの悶絶を細めた目でしばらく観察した男は、そのまま名残惜しげに少年に背を向けると何も言わずに地下室を後にした。
わざと大きく音を立てて扉を閉め、少年に一人きりとなった事実を思い知らせながら、非道な男は捕らえた少年を拘束と理性を蝕む疼きと共に地下室に置き去りにしたのだ。

「ふぎゅぅぅっ!? むー! んぅっ……ふぐぅーっ……!!」

打ちひしがれた少年が上げる絶望色の悲鳴を聞きつつ地下室に鍵を掛けた男は、ヒーローとしてだけでなく人間としての尊厳も失った少年の痴態が見られることに期待を寄せながら地下室を離れていき、淫獄に取り残された少年は誰の耳にも届かない悲痛な鳴き声を弱々しく放ちながら疼きに追い詰められつつ宙吊りに耐え、正義の心と人として最低限のプライドをじわじわと壊されていくのだった。






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