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捜査員は檻の中で跡形も無く蕩け落ちる

2020.03.23.Mon.21:00
「っ、うぅ……」

後頭部に走る鈍い痛みに顔をしかめながら、男が目を覚ました。
意識を取り戻した男は自分が背後から不意打ちを食らったことを思い出すと慌てて身体を起こし、眠っている間に入れられていた強化ガラス製の檻の壁に手を付いた。

「くそっ……!」

頑丈な強化ガラスは、生身でどうこう出来る代物では無い。焦りに任せて叩いても、それは手を傷めるだけだ。せめて捜査員としての道具が残っていれば何とか脱出に繋げられたが、男を捕らえた者達は抜かりなく道具を衣服と共に全て奪い、捜査員を一糸まとわぬ裸体にしてしまっていた。
檻から抜け出す術は無い。それどころか、身を隠す手段も無い屈辱的な状態に追いやられた捜査員。だが、男は決して気落ちせず、檻の中をくまなく探索して脱出への足がかりを見つけ出そうと動き始めた。
檻の天井を調べ、床のつなぎ目を調べ、角に弱い部分が無いかと狭い檻の中で探し回る。丸出しの男根を揺らしながら恥じらいを一切見せずに逃れるための行動を取る気丈な捜査員。しかし、その足掻きを予測していた男達は、捜査員を閉じ込めた檻に残酷な仕掛けを施していた。
捜査員を捕らえた男達は強化ガラスの檻の下に振動を感知するセンサーを用意し、捜査員が意識を取り戻して脱出を試みると同時に非道な責め苦が始まるよう仕組んでいたのだ。
もちろん、捜査員はそんなことなど知る由も無い。故に、捜査員はそれが地獄の引き金になると想像もせずに檻の中を調べ回って振動を生み出し、とうとうセンサーを起動させてしまった。

「っ!? 何だ?」

真下から聞こえる電子音と、機械の駆動音。それに身構え、警戒を強める捜査員に責め苦が加えられ出す。
それは、呼吸用にと用意されていた床の小さな穴達から流し込まれる強力な媚薬混じりの空気だ。

「何も……起こらない……?」

困惑の呟きを漏らしながらも警戒を続けている捜査員は、吸うだけで強烈な発情に見舞われ肉体と思考を淫乱へと作り変える無慈悲な淫薬混じりの空気が逃げ場の無い檻の中に侵入していることに全く気付かぬまま、脱出を求めての行動を再開していた。



数時間後、強化ガラスに閉じ込められた状況から抜け出そうとしていた捜査員は、跡形も無く蕩け落ちていた。
逃げ出そうという考えはどこにも無い。襲い来る発情を堪えていた事実は欠片も見えない。檻の中を淫薬に支配され、嫌でも呼吸をする度に心と肉体を高められていく状態へと追いやられた哀れな捜査員は自分を拉致した男達が戻ってきたことさえ理解出来ぬまま、檻を囲んで観察している男達の前ではしたない痴態を心地良さそうに晒していた。

「きもっ、ちぃぃ……ちんこ、しこしこぉ……乳首、くにくに……りょうほぉ、きもひぃ……またイくぅ、しぇーえき、でりゅぅぅっ……!」

自らの左手で硬く尖った乳首を捏ね回し、右手で限界まで勃起した男根を夢中で擦り上げる捜査員は快楽を心から嬉しがりながら休み無く性の弱点を責め立て、絶頂に次ぐ絶頂を自分自身の意思で追い求めている。

「あんっ、あはぁぁ……出たぁ、せーえきっ……んっ、おいひい、もっと出すぅ、せーえき、いっぱいぃ……」

喉の渇きを潤すために自らの淫液や汗を啜る。それがどれだけ惨めなのかすらも分からなくなった捜査員を無言で笑い飛ばしながら、残酷な男達は愉快そうに細めた目で壊れた捜査員が自慰に耽る様子を堪能し、心に広がる優越感と征服感に背筋をゾクゾクと震わせていた。






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