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催淫ガスは緊縛少年を狂わせる

2013.12.10.Tue.21:00
「あぁ…んあぁっ」

か細い少年の声が、くぐもって聞こえる。その理由は、声の主である少年が、透明な箱の中に閉じ込められているから。
少年を閉じ込めた男は、笑って箱の中の少年を眺めている。まるで、切なげに歪む表情が愉しくて仕方無いと言うように。

「く、ふぅんっ」

箱の中の少年は、身を捩って視線から逃れようとするが腕を背中に回され、麻縄でがっちりと拘束された裸体は全く思い通りに動かせない。
二の腕は胸部に結び付けられ、少年の手を封じている。足は太股、膝、足首に幾重にも縄を施され、更には足首の縄と少年の細い首に巻かれた縄は箱の床に金具で結わえられ、少年を仰向けの体勢のまま寝返りさえもうてない過剰な拘束をしていた。

手も使えず、満足な身じろぎも許されない状態。そんな少年を閉じ込めた男は、残酷な責め苦を与えている。

「や、ぁ…! これっ、とめてぇ。からだあつくなっへ、あたまへんになりゅぅぅぅ……!」

荒い息を吐きながら、少年は必死に男に向かって懇願した。自身の真横に設置された二本のパイプを示しつつ。
そのパイプからは、一見するだけでは分からないがとある気体が箱に注入されている。その気体は、催淫性のガス。嗅いだだけで全身をどうしようも無く発情させ、性刺激を求めさせる強力な物だ。
それを逃げ場の無い箱で断続的に嗅がされ、自由を取り上げられた少年は嫌がっても拒んでも、無理矢理に幼い身体を高められ、惨めな腰の動きを誘発させていた。

「あっ、あはぁぁ…!」

自分を辱めている男の目を意識してはいるが、もう自制なんてしていられない。身体の疼きを抑える為に、少年は一生懸命に腰を浮かせて、箱の天井に勃起したペニスを押し当て、いやらしく腰を振っていた。
ピンク色の先端が透明な板に触れると、その部分に淫らな先走りが残って、明かりを受けて煌めく。その様子を見て、少年は無意識に興奮を募らせてより積極的にペニスを擦り付ける。

しかし、どんなに頑張っても手足を縛られている以上は緩慢な動きでしかなく、望んでやまない絶頂の瞬間はいつまでたっても訪れてはくれない。

「ゆりゅ、ひて。もっ、おねがいだからさわっへぇぇぇっ!!」

涙を流して、飲み込めない唾液を口の端から溢れさせて、少年は真っ赤な顔で叫んだ。
プライドを投げ捨てた淫乱なお願い。自身の尊厳と気が狂いそうな身体の疼きを和らげる事を秤にかけて、後者を選んだ、限界の叫び。
その甘く濡れた声を聞いた男は。

「いやぁぁぁぁぁっ! いかないれぇぇぇっ!!」

無情にも背を向け、惨めに腰を揺する少年を置き去りにして部屋を後にしてしまった。

「だれかっ、たしゅけっ…たひゅけへぇぇっ!」

残されたのは、絶望と恐怖と快楽への渇望で半狂乱になる少年と。
少年がペニスを箱に擦り付ける、はしたない水音だけだった。





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