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青年はケースの中で痴態を鑑賞される

2020.03.16.Mon.21:00
悪に対する怒りと憎しみの視線を寄せていた目は、黒革の目隠しの下で涙を零すだけの状態だ。悪を許さぬ誓いを込めて正義としての言葉を発していた口は、輪状の金属を噛ませる開口具によって大きく開いたままで固定され、その開口具に接続された透明なチューブに流し込まれる発情薬混じりの栄養剤を飲みながら意味の無い呻きを漏らすことしか出来ない。パワードスーツによる強化を受けて人ならざる力を宿し、私が作り出した怪人達を打ち倒していた手足はスーツを剥ぎ取られ力を失ったばかりか二の腕から先と太ももから先を機械の中に飲み込まれ、戦う以前に暴れさせることさえ叶わない。
何も見えず、喋れず、手も足も出せない状況で望まぬ発情を強いられる哀れなヒーローの青年は、私の研究室で実験体兼淫らな娯楽として飼育されるだけの存在でしか無いのだ。

今日も青年ヒーローは手足を拘束された裸体を機械と強化ガラス製の板で作られたケース内で愉快によじらせ、私の目を愉しませてくれている。
硬く張り詰めた性器と淫らに尖った乳首を揺らしながら身悶える青年ヒーローを見上げていた私は、鑑賞を程々で切り上げて青年に今日の実験内容を告げる。

「ヒーロー君、今日は新しいお薬の実験だよ。今までよりずっとずっと気持ち良くなっちゃうだろうから、覚悟しててね」

もちろん、私の声は分厚い強化ガラスに阻まれて青年ヒーローには届いていない。意図して大声で伝えれば届くだろうが、そんなもったいないことはしない。
身構えることも許されず無様に悶え苦しむヒーローの姿という最高の見世物を味わうために私はわざと青年に実験の開始を知らせず、壁際に飾った青年入りの鑑賞ケースの前に設置した操作パネルを弄った。
私の操作を受けた機械が、音も無く動き始める。青年ヒーローの丸出しの恥部の真下に位置する部分と、飲み込まれた左右の足の下の部分が四角く開き、そこから現れたアーム達が無防備な青年の性器へと迫っていく。
何も音がしてない故に、青年は全く危機に気付けない。私が作ったアーム達は無音で性器に忍び寄り、手遅れの訪れと共に青年に危機を知らせた。

「あぉぉっ!? は、ごぉぉ!」

強化ガラスごしでも良く聞こえる恐怖の鳴き声を発しながら、青年が宙に固定された裸体を私の眼前でよじらせる。だが、意味は欠片も無い。足の下から現れたアーム達は勃起していた青年の性器を左右から掴み、振り乱しての回避を不可能にしている。
怯えながら身をくねらせても、青年ヒーローの性器に逃げ場は無い。仮に視界が閉ざされて無かったとしても、青年の性器は真下から近寄るアームを、アームの先に取り付けられた細い針を拒めない。

「さぁ、地獄の始まりだよ。思う存分、苦しんでくれ」
「っぎゅぅぅぅぅっ!?」

性器の裏筋に、針が突き刺さる。予想外の刺激に青年が絶叫し、裸体が悲痛に痙攣する。
けれど、青年の反応はあっという間に針の痛みに対する物ではなくなった。針を通じて性器に直接薬品を投与された青年は、針が抜け性器を拘束していたアームが外れると同時に、普段より一回り以上肥大した性器をめちゃくちゃに跳ね回らせながら、苦悶と悦びが混ざった悲鳴を上げてよがり狂い始めた。

「どうだい、すごいだろう? 大きさも感度も疼きも、いつもの比じゃないだろう? そうやって振り回しているだけで、すぐに射精へと」
「ほごぉぉぉっ! あぉっ、もぉぉぉんっ!!」
「おやおや、どうやら説明の必要も無いみたいだね。どうぞそのまま、本能のままにイきまくってご覧? 薬の効果が切れるまで、私はここで観察しててあげるからね」
「あーぉっ! んごぉっ! あもぉぉぉぉっ!!」

羞恥も屈辱も感じられず、欲望が望む通りに腰を振って性器を絶頂へと導く惨めな青年ヒーローを横目で眺めながら私は近くから椅子と机、そしてコーヒーと筆記用具を近くに運び、実験のデータを集める用意と青年ヒーローの素晴らしい痴態を堪能する準備を整えていた。






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