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ソファーに繋がれ虎は淫らに堕ちる

2013.12.10.Tue.08:00
「んんっ…んうぅ!」

高級ホテルの一室、防音が施された部屋の一人掛けソファーの上で男はビクビクと身悶えていた。
口に布を詰め込まれ、その上から鼻と口を塞ぐように白いハンカチをきつく巻かれ、革の目隠しをされた男。着ていた服は捕らわれた時に全て奪い取られ、裸にされていた。

その状態で、男の手足はソファーにがっちりと固定されている。
足は足首に巻かれた縄がソファーの脚に括り付けられており、どんなに力を入れても緩みはしない。どうにかしてほどこうと思っても、今の男は膝に結ばれた縄を首輪に短く結合されていて、足を宙に浮かせた不自然な体勢を強制されている。こんなに不自由な体勢では、力を込める事も上手く出来ず、惨めに足をバタつかせるしか無い。

「ぐっ、ふぅぅ!」

ならばせめてと手に力を込めるが、こちらは縄ではなく頑丈な手枷を嵌められ、首輪の後ろに繋がれてしまっている。
あまり力を入れると首が絞まってただでさえ制限されている呼吸がより苦しくなるので、男は暴れる事も難しい。
そんな状態の男を、部屋にいる別の男は悠然と眺めていた。時折、愉しくて堪らないといった表情を浮かべながら。

「いやらしいなぁ。アンタの腕の虎、気持ち良さそうに踊ってるぜ?」
「んうぅっ!」

丸出しの脇を撫で上げられ、拘束された男はぞわぞわした感覚に身震いする。
同時に、右腕に彫られた虎の刺青が肌で踊り、男が感じている事を表してしまう。

「どうだい? 敵対してる組の男に弄ばれる気分は…って聞くまでもねぇか。ケツ穴めちゃくちゃにされて、こんなに悦んでんだもんな」
「んぐぅぅぅーっ!!」

勝手な言葉に憤りを感じるが、眉はしかめるどころかだらしなく垂れ下がっていく。アナルに押し込まれ乱暴な首振りを続けている凶悪なバイブを、容赦無く時計回りに回されたからだ。

「んおぉ、むぉぉっ!」

自分を取り繕う暇も無く必死にもがき、快楽から逃れようとするがソファーが大きく軋んで耳障りに鳴るだけ。
責め苦からも、憎い男の侮蔑が籠もった視線からも、離れる事は出来ない。

「苦しいか? こいつを外して欲しいか?」

言いながら、嬲る男はバイブが駆動している少し上。勃起しっぱなしで先走りを溢れさせているペニスを縛めている、ベルトを突いた。

「んぅっ、んぅーっ!!」

尋ねられた男は、ガクガクと首を縦に振って外して欲しいと伝える。この射精封じのせいで、激しく嬲られているにもかかわらず男は一度も絶頂を迎えられていない。
わずかでも苦悶を和らげたくて、男は恥を捨ててお願いをした。

「ふふ、分かった。外してやるよ」
「ふぅぅん」

パチン、と音がしてペニスへの圧迫が消える。それに合わせて先端に熱い流れが集うのを感じ、男は知らず知らず安堵した。
その安堵した瞬間を、残酷な男は見逃さなかった。

「おっと、絶対にイくなよ? イったらお仕置きだぞ?」
「んぐっ!? むぅぅぅぅぅっ!?」

信じられない言葉に反論する前に、ペニスを掴まれてゆるゆると扱かれ始める。
理不尽だと思いつつも、下腹部に力を込めたりして絶頂を耐えようとするが、散々焦らされた上に射精を促す為にペニスを刺激されては耐えられる訳が無い。
口の布を噛み締め、目隠しの下で目を剥き、全身をなりふり構わずに動かして抵抗しても、その時は訪れてしまった。

「んぉぉぉっ! んぐぅぅぅぅぅーーんっ!!!」

溜めに溜め込まれた精液が、放物線を描いて床に放出される。自分が苛烈な責めの中にいる事を忘れさせてくれるとてつもない解放感と、余韻とともに湧き上がる恐怖と絶望感。

「あーぁ、イくなって言ったのに…よっ!」
「うぅっ!」

剥き出しの尻を強く打ち据えられ、痛みにアナルがすぼまってバイブを絞め付ける。

「じゃあ、お仕置きだ。これはまた付けとけ」
「んぅぅぅ」

ついさっき外されたばかりのベルトが、再びペニスに巻き付けられた。さっきとは違う、無慈悲な小細工が施されたベルトが。

「しっかり反省しろ。反省出来た頃に、また来てやるよ」

傲慢な物言いの後、男はポケットのスイッチをオンにした。
ベルトに取り付けた、ピンクローターのスイッチを。

「んぉぉぉっ!? ふぅぅぅ!」

突然にペニスにまで機械の責めを加えられ、動転する男を無視して嬲る男はアナルのバイブが抜け落ちないよう縄で固定した。
そうして自分が去ってもソファーに括り付けられた男が喘ぎ狂う仕掛けを作り終え、男は部屋を出ていく。

「んぉぉぉぉんっ! むぐぅぅっ、ふぅぅっ!!」

残された男は射精への渇望に負けまいとしつつも、どうしようも無く快感に溺れていき。
右腕に彩られた凛々しい虎とは真逆の、淫らな痙攣をし続けていた。






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