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いびつな常識に従って男は自慰に耽る

2020.02.26.Wed.21:00
「おい○○! あれほど言ったのにお前は……没収だ! 後で取りに来い!」
「ちょ、待てって! 鞄ごと持ってくなよ! スマホも入ってんだって!」
「やかましい! 後で取りに来いと言っているだろう。お前はさっさとその煙草を捨てて、授業を受けて、俺の所に説教されに来い! 分かったな!?」

校舎裏で煙草を吹かしていた不良生徒を叱り飛ばし、男は開いたままの口から煙草を始めとした学生に相応しくない品物が見えている鞄を取り上げるとその鞄を体育教師用にと割り当てられた控え室兼準備室に置き、午後の授業を全て済ませて鞄が置かれた準備室へと戻った。
男に残された今日の仕事は、不良生徒への説教と鞄の返却だけだ。それに向けて、男はテーブルに置いたままほったらかしにしていた鞄の中身を改めて確認し、返すべき物と返してはいけない物を選別していく。

「あいつは、全く……知ってはいたが碌な物を持ち歩いていないな……」

呆れた声音で一人呟きながら、男は煙草を出し、缶入りの酒を出し、猥雑な雑誌を没収する品として次々と出していく。
そうして最後に残ったのは、暗い鞄の中で画面を明滅させている一台のスマートフォンと、それに繋がれた充電器のみだった。

「筆記用具すら無いとはな……」

頭を抱えながら、男は光を放つスマートフォンを手に取り画面を自分の方に向けた。明滅の原因が仮に何かしらの緊急の連絡を示す物であったなら、一刻も早く不良生徒にそれを伝えなければならないからだ。
不勉強で、真面目とは言いがたい行動を繰り返す少年に呆れつつも一人の生徒として向き合い、更生を促す教師の男。そんな教師の男は非常事態の可能性を考えて不良生徒のスマートフォンの画面を見た。だが、画面には見たことも無い謎の記号が写し出され、その後ろで白の光が付いたり消えたりを繰り返しているだけだ。

「何だこれ。ゲームか何かか?」

そう判断して、教師の男はスマートフォンを再び鞄の中へと戻す。今の一瞬で自分に異常な変化をもたらされた事実を把握出来ぬまま手にした端末を鞄に入れ直す男の耳に、不良生徒の声が聞こえた。

「□□ー、言われた通り来てやったぞ」

その声に反応して、教師は不良生徒が寄りかかっている部屋の扉の方を向く。ニヤニヤと笑みを零しながら自分を見ている不良少年の姿を確認した男は表情を強ばらせながら数歩分移動して距離を詰めつつ家具の置かれていない広めのスペースへと場所を移すと、誰かに命じられた訳でもないのに、望んでいる訳でもないのに無意識に衣服を脱ぎ始め、説教の言葉を発しながら自らの手で不良である少年に裸体を晒していく。

「教師を呼び捨てにするんじゃない。それと、部屋に入るときはちゃんとノックをしろ。教師とか生徒とか関係ない最低限の礼儀だぞ」

無礼を咎めながら、教師はジャージを脱ぎ、下着を脱ぎ、不良生徒の前で全裸になった。その上、教師の男は大きく足を開きながら左右の手を頭の後ろで組み、乳首と男根がよく見える体勢を自分から取った。
それは、変態的な行動以外の何物でも無い。しかし、教師は自身の行動の異常に全く気付けず、それが当然だと本心から思い込んでいる。無様極まりない格好を晒し、平然とした態度で恥部を見せ付ける教師の男。その様子を笑いながら観察し優越感と愉快さを募らせていた不良少年は、何も把握出来ないでいる哀れな教師に最後のとどめを刺した。
常識を作り変えた教師に向かって今以上の痴態を晒させるキーワードを発し、少年は散々小言を聞かせてきた教師が無自覚によがり狂う状況を生み出したのだ。

「そんなん良いから、さっさと説教してくれよ。□□も早く帰りたいっしょ?」
「ったく……本当にお前という奴は……」

咎める言葉を右から左に聞き流した不良生徒に対してため息を吐きながら、教師は左手の親指と人差し指で乳首をコリコリと捏ね回し、右手で硬く膨らみだしていた男根を扱いての自慰を始めた。淫猥な動きで行われるはしたない腰振りと合わせての自慰だ。

「ほら、お待ちかねの説教だ。しっかり反省して、成人するまで二度と酒や煙草に手を出すんじゃないぞ」
「はいはい、自分が叱ってた不良の前で惨めにオナる駄目教師の説教を見て、たっぷり反省致しますよ」

じょじょに息を乱し分泌された体液で立つ水音を強め、快楽で自らを追い詰め情けなく晒した裸体の痙攣を激しくし、何度も何度も絶頂を迎えて男根から精液を噴き出させる教師の男を堪能しながら不良少年は半信半疑でインストールした催眠アプリの効果に驚きと感心を抱き、煙草や酒なんかよりも愉しめる金の掛からない遊び道具を手に入れた事実を悦んで表情を残忍に歪めていた。
その歪んだ表情を浮かべる不良生徒の少年に頭の中を書き換えられ、操り人形同然の肉奴隷へと堕とされた教師は絶望の感情すらも持てずに自慰を続け、植え付けられたいびつな常識に従って数え切れないくらいの射精に至り続けるのだった。






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