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哀れな男達は残酷に消費される

2020.02.15.Sat.21:00
写真を撮影するデジタルカメラ、レンズ越しの光景を映像として残すビデオカメラ。大小様々なそれらのカメラは窓の無い地下室中を埋め尽くすように設置され、部屋の中央に捕らえられている哀れな男達を狙っている。
まだカメラは一つも起動してはいない。だが、二人の男を捕獲した男達が設定した時刻が訪れれば数十台のカメラは一斉に起動し、無様な男達の姿を画像として映像として世界中にばらまくだろう。それは、破滅以外の何物でも無い。そんなことをされたら二人はヒーローとして以前に人間としての道を絶たれてしまう。
故に二人は、焦燥感と怯えを募らせながらどうにかして拘束を解こうともがいていた。ヒーロースーツを剥ぎ取られた裸体をよじらせ、正面に拘束された仲間と視線を交わしスーツの色に合わせた赤と青のギャグボールを噛まされた口から放つ唸りでお互いを励まし合いながら、手足に与えられた拘束から抜け出そうと、絶えず恥辱を注いでくる台の上から離れようと試行錯誤を繰り返していた。
しかし、どんなに頑張っても拘束は外せない。力の源であるスーツを剥ぎ取られ普通の人間に変えられた二人が必死に手足を動かしてもスーツと同じ色の首輪の後部と手首に巻き付けられた枷を短く繋ぐ鎖はビクともせず、膝の枷と床の金具を結ぶ短い鎖も台の上を通る形で左右の足首の枷を繋いでいる長めの鎖も二人の無駄な足掻きを嘲笑うように金属音を立てるのみでどうやっても振り払えない。
せめて台の上から逃れられたらと願ってめちゃくちゃに身悶えてみても、段を低くした跳び箱に似た形状をしている台の上部に取り付けられた極太の張型に下から尻穴を貫かれている裸体はどこにも移動出来ず、哀れな二つの裸体は腸内を張型に抉られながら無様にくねくねと踊るばかりだ。

「うぅっ! んむ、むぐぁっ!」
「ふぅ、ふぐっ、ぶむぅぅ!!」

捕らえられた日から淫らに弄ばれ快楽を得られるよう躾けられてしまった腸壁を擦る張型の刺激に喘ぎ、硬く張り詰めた男根をぶるぶると情けなく振り乱しながら希望を捨てずにもがき続けるヒーローの男達。けれど、抱き続けた希望と脱出を試み続けた努力は結局全て無意味で、二人はとうとう恐れていたその時を迎えてしまった。
あらゆる角度から自由を奪われた二つの裸体を取り囲むカメラと、二人を置き去りにした悪達から知らされていなかった非道な機構が作動する公開恥辱の時間だ。
カメラ達が一斉に動き出し、逃げ場の無い裸体を収めて世界中に撒き散らす。地下室に響き渡るシャッター音と駆動音に打ちひしがれる二人を乗せた台が動き出し、静止していた張型を使って腸壁を激しく掻き毟りながら、惨めなヒーロー達を上へと運んで暴れ回る張型を自重でより深くへと飲み込ませていく。

「んぎゅぅぅぅっ!? ばぼっ、ぶふぅぅっ!」
「むーぅっ! んぉっ、あぶぁぁぁぁっ!!」

膝の枷と床を結合する鎖がビンと張るにつれて体内の奥底を無理矢理に開拓していく張型に目を剥き、雌の悦びを仕込まれた腸内を蹂躙する容赦の無い首振りに堪らない快楽を抱きながら、二人は半狂乱で喚き裸体をじたばたと動かす。もちろん、そんなことをしても状況は変わらない。拘束を鳴らし、裸体を悶えさせ、早くも湧き上がる射精感を抑えながら足掻いても、ヒーロー達はその足掻きの様子を撮影され全世界へと中継され、破滅への道を進むしか無い。

「ふーぅっ! んもっ、むぐぅぅぅぅぅっ!」
「むっ、ふみゅぅっ! あぉっ、うぁぁぁぁっ!!」

カメラ達が立てる音で満たされた地下室に自分達の淫らな悲鳴を混ぜ、救いを欲しながら尻穴を掻き回す張型がもたらす快楽に追い詰められる哀れなヒーロー達を助け出す存在がやってくるのはまだ当分先のことで、仲間が地下室へと踏み込むまでヒーロー達の痴態は二人を捕らえた非道な悪の組織を含めたあらゆる人間の目に届けられ、性の娯楽として、侮蔑と嘲笑の対象として残酷に消費されていくのだった。






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