爆発した感情は男の全てを淫らに塗り潰す
2020.02.04.Tue.21:00
尊敬する画家の個展を訪れたらちょうど来ていた本人の目に留まり、持参していたスケッチブックの内容を褒められた上で住み込みで絵の勉強をしないかと誘われた。
都合の良い物語のような展開を体験し、これ以上無い幸せを感じながら僕は誘いを受け、山奥に存在する先生の屋敷で家事と絵の勉強に励む日々を始めた。
最初はそうだった。僕は目標にしていた人の元で絵を学び、家事でその人の役に立てることを喜びながら一日一日を噛み締めて過ごしていたんだ。
だけど、その日々はもうどこにも無い。先生が隠していた本性を現し、僕の知らない人の名を、先生を残してこの世を去ったという僕によく似ている恋人の名を呼びながら迫ってきた日から、先生と僕の関係は全く別の物となってしまった。
日中はそれまでと同じように絵を描き、家事に勤しんでいる。夜に肌を重ね、淫らに身体を貪り合っていることが嘘のように日中は変わらない時間を送っている。
その事実が僕の心を刺すように痛め付け、やり場の無い怒りと嫉妬を滾らせる。こんなに激しく交わり合っているというのに、先生は僕を見ていない。先生は僕をすでに失った恋人に見立てて愛し合い、生前の性行為を再現しているだけなのだ。
「○○さんっ、○○さぁんっ! 解いてくださいぃっ……抵抗出来ない状態で、犯されてぇっ! 変態ケツマ○コっ、またイっちゃいますぅぅぅっ!! 逆らえないの、気持ち良いっ! 気持ち良いですぅぅぅっ!」
僕ではない者の名を呼びながら、先生は僕に縛られた裸体を心地良さそうにくねらせて腸内の肉を抉る性器を熱烈に締め上げてくる。柔らかく絡み付いてくる腸壁で性器を揉み込まれる刺激は、間違いなく快楽だ。しかし、僕の心は腰を振る度に荒んでいく。どんなに尽くしても、先生を悦ばせるために淫らな尻穴を掻き回しても、先生が僕を通して見ているのは想い人の残滓なのだ。
「あぁーっ! イぐっ、イくぅぅんっ! 中出し、してくださいっ! ビクビクおチ○ポで、ビュクビュク種付けしてっ、○○さんの精液をたっぷり飲ませてくださいぃぃっ!」
「っ、く……」
食い千切りそうなくらいに性器へとむしゃぶりついてくる先生の尻穴の圧迫に屈し、僕は快楽と共に虚しさを募らせながら射精を迎えた。すると、先生は全身を縛る縄をぎちぎちと軋ませながら体内に撒き散らされる精液の勢いに合わせて痙攣し、僕が惹かれた上品さとは大きくかけ離れた甘い鳴き声を発しつつ自分も絶頂した。
「あぇぇぇっ! でりゅぅぅっ! おひりにだされながりゃ、イっぐぅぅぅんっ! しゃせー、しゅきぃぃっ! ○○さん、らいひゅきぃぃっ!!」
もういない人の名を叫び、僕の性器に一際強い締め付けを加えながら射精に至り、精液の放出が終わると同時に先生は縄に身動きを封じられた汗塗れの裸体を脱力させ、穏やかに細めた目で僕に笑いかけた。
言葉が無くとも分かる。それは先生が満足したという意思表示。僕を恋人の代わりにする時間の終わりを告げる合図だ。
けれど、僕はもう自分を抑えられない。先生から合図を出されても、僕は性器を引き抜かない。吐き出す場所が無いまま溜まりに溜まった僕の感情は、今の先生が縄で抵抗を封じられている状況と相まってとうとう爆発した。
二の腕を胴体に括られ、手首を背中で縛られた先生の腕は僕をとめられない。足首と太ももを短く結合され、膝の縄と上半身の縄を遊び無く繋がれた先生の足では暴れることもままならない。そんな無抵抗の先生に、僕は本気で腰を打ち付けだした。先生に細かく指示されながら行う○○さんとやらの性行為ではなく僕の性行為を先生に刻み込み、先生が追い続けている相手から愛しい先生を寝取るために僕は性器を荒々しく動かして絶頂したばかりの腸内を欲望のままにほじくり回し、先生を僕しか意識出来ない状態へと追いやっていく。
「ひあぁぁっ!? や、まっへ、やめひぇぇっ! □□君、なんれ、ほどいへ……んぁぁぁぁっ!!」
「そうです、僕は□□です! ○○じゃない! 今から○○のことを忘れさせてやります。先生を今から! 僕無しでは生きられなくしてあげますからねっ!」
「やっ、やらぁっ! た、ひゅけっ! あぁ、イぐっ、イぐっ、イっでりゅのに、イがされりゅぅぅぅぅっ!!」
○○を追いかける余裕を失い、僕の性器でよがり狂う先生の淫らな絶叫に思わず笑みを零しながら、僕は腰の動きを更に早め可愛く跳ねている先生の無防備な乳首と性器を指で弄び、抗えない先生を何回も何十回もイかせまくっていた。
僕の感情が爆発したその日から、先生は○○さんの名を口にしなくなった。それどころか、僕の名前さえ口にしなくなった。僕に犯し抜かれ服従しきった先生は今や、年上として人間としての尊厳を自ら捨てた僕専用のペットとなっていた。
「ご主人様ぁ……淫乱ペットのいやらしいチ○ポ穴、ちゃんと見えていますか……?」
床の上に全裸で寝転がり、大きく開いた足を腕で抱えた体勢を取って言い付け通りに尻穴と性器を見せている先生の姿を見下ろしながら、僕は言った。
「うん、よく見えているよ。その調子で僕が描き終わるまで見せ続けなさい。描き終わったらその絵を見せながらたっぷり犯してあげるからね。ご褒美が欲しいなら、ちゃんと足を持ち上げてエッチなところをご主人様に見せてるんだよ、良いね?」
「はい、ご主人様ぁ……ご褒美チ○ポ貰えるなら、何でも言うこと聞きますっ。どうかお好きなだけ、このいやらしい穴を絵に残してくださいね、ご主人様っ」
思い描いた日々とは全く違う、けど幸福に満ちた状況に充足感を抱きながら僕はキャンバスで筆を走らせ、尊敬する先生の姿を、僕だけを見る従順なペットの痴態を誰が見ても淫乱だと分かるよう丁寧に丹念に描き、この後のご褒美と称した性行為を燃え上がらせ二人の欲情を掻き立ててくれる作品を作り上げていくのだった。
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都合の良い物語のような展開を体験し、これ以上無い幸せを感じながら僕は誘いを受け、山奥に存在する先生の屋敷で家事と絵の勉強に励む日々を始めた。
最初はそうだった。僕は目標にしていた人の元で絵を学び、家事でその人の役に立てることを喜びながら一日一日を噛み締めて過ごしていたんだ。
だけど、その日々はもうどこにも無い。先生が隠していた本性を現し、僕の知らない人の名を、先生を残してこの世を去ったという僕によく似ている恋人の名を呼びながら迫ってきた日から、先生と僕の関係は全く別の物となってしまった。
日中はそれまでと同じように絵を描き、家事に勤しんでいる。夜に肌を重ね、淫らに身体を貪り合っていることが嘘のように日中は変わらない時間を送っている。
その事実が僕の心を刺すように痛め付け、やり場の無い怒りと嫉妬を滾らせる。こんなに激しく交わり合っているというのに、先生は僕を見ていない。先生は僕をすでに失った恋人に見立てて愛し合い、生前の性行為を再現しているだけなのだ。
「○○さんっ、○○さぁんっ! 解いてくださいぃっ……抵抗出来ない状態で、犯されてぇっ! 変態ケツマ○コっ、またイっちゃいますぅぅぅっ!! 逆らえないの、気持ち良いっ! 気持ち良いですぅぅぅっ!」
僕ではない者の名を呼びながら、先生は僕に縛られた裸体を心地良さそうにくねらせて腸内の肉を抉る性器を熱烈に締め上げてくる。柔らかく絡み付いてくる腸壁で性器を揉み込まれる刺激は、間違いなく快楽だ。しかし、僕の心は腰を振る度に荒んでいく。どんなに尽くしても、先生を悦ばせるために淫らな尻穴を掻き回しても、先生が僕を通して見ているのは想い人の残滓なのだ。
「あぁーっ! イぐっ、イくぅぅんっ! 中出し、してくださいっ! ビクビクおチ○ポで、ビュクビュク種付けしてっ、○○さんの精液をたっぷり飲ませてくださいぃぃっ!」
「っ、く……」
食い千切りそうなくらいに性器へとむしゃぶりついてくる先生の尻穴の圧迫に屈し、僕は快楽と共に虚しさを募らせながら射精を迎えた。すると、先生は全身を縛る縄をぎちぎちと軋ませながら体内に撒き散らされる精液の勢いに合わせて痙攣し、僕が惹かれた上品さとは大きくかけ離れた甘い鳴き声を発しつつ自分も絶頂した。
「あぇぇぇっ! でりゅぅぅっ! おひりにだされながりゃ、イっぐぅぅぅんっ! しゃせー、しゅきぃぃっ! ○○さん、らいひゅきぃぃっ!!」
もういない人の名を叫び、僕の性器に一際強い締め付けを加えながら射精に至り、精液の放出が終わると同時に先生は縄に身動きを封じられた汗塗れの裸体を脱力させ、穏やかに細めた目で僕に笑いかけた。
言葉が無くとも分かる。それは先生が満足したという意思表示。僕を恋人の代わりにする時間の終わりを告げる合図だ。
けれど、僕はもう自分を抑えられない。先生から合図を出されても、僕は性器を引き抜かない。吐き出す場所が無いまま溜まりに溜まった僕の感情は、今の先生が縄で抵抗を封じられている状況と相まってとうとう爆発した。
二の腕を胴体に括られ、手首を背中で縛られた先生の腕は僕をとめられない。足首と太ももを短く結合され、膝の縄と上半身の縄を遊び無く繋がれた先生の足では暴れることもままならない。そんな無抵抗の先生に、僕は本気で腰を打ち付けだした。先生に細かく指示されながら行う○○さんとやらの性行為ではなく僕の性行為を先生に刻み込み、先生が追い続けている相手から愛しい先生を寝取るために僕は性器を荒々しく動かして絶頂したばかりの腸内を欲望のままにほじくり回し、先生を僕しか意識出来ない状態へと追いやっていく。
「ひあぁぁっ!? や、まっへ、やめひぇぇっ! □□君、なんれ、ほどいへ……んぁぁぁぁっ!!」
「そうです、僕は□□です! ○○じゃない! 今から○○のことを忘れさせてやります。先生を今から! 僕無しでは生きられなくしてあげますからねっ!」
「やっ、やらぁっ! た、ひゅけっ! あぁ、イぐっ、イぐっ、イっでりゅのに、イがされりゅぅぅぅぅっ!!」
○○を追いかける余裕を失い、僕の性器でよがり狂う先生の淫らな絶叫に思わず笑みを零しながら、僕は腰の動きを更に早め可愛く跳ねている先生の無防備な乳首と性器を指で弄び、抗えない先生を何回も何十回もイかせまくっていた。
僕の感情が爆発したその日から、先生は○○さんの名を口にしなくなった。それどころか、僕の名前さえ口にしなくなった。僕に犯し抜かれ服従しきった先生は今や、年上として人間としての尊厳を自ら捨てた僕専用のペットとなっていた。
「ご主人様ぁ……淫乱ペットのいやらしいチ○ポ穴、ちゃんと見えていますか……?」
床の上に全裸で寝転がり、大きく開いた足を腕で抱えた体勢を取って言い付け通りに尻穴と性器を見せている先生の姿を見下ろしながら、僕は言った。
「うん、よく見えているよ。その調子で僕が描き終わるまで見せ続けなさい。描き終わったらその絵を見せながらたっぷり犯してあげるからね。ご褒美が欲しいなら、ちゃんと足を持ち上げてエッチなところをご主人様に見せてるんだよ、良いね?」
「はい、ご主人様ぁ……ご褒美チ○ポ貰えるなら、何でも言うこと聞きますっ。どうかお好きなだけ、このいやらしい穴を絵に残してくださいね、ご主人様っ」
思い描いた日々とは全く違う、けど幸福に満ちた状況に充足感を抱きながら僕はキャンバスで筆を走らせ、尊敬する先生の姿を、僕だけを見る従順なペットの痴態を誰が見ても淫乱だと分かるよう丁寧に丹念に描き、この後のご褒美と称した性行為を燃え上がらせ二人の欲情を掻き立ててくれる作品を作り上げていくのだった。
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