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魔王は勇者を可愛がる

2013.07.29.Mon.12:54
人里を遠く離れた険しい山の中。そこに、石造りの城があった。
その城の主は、魔王。城内にある魔王の部屋には、討伐に来た勇者の姿がある。

魔王に敗れ、捕らわれた…憐れな青年の勇者の姿が。

「心地良さそうに鳴いているな。そんなに私の指はイイのか?」
「ふぉっ…むぐぅ……!」

玉座に腰掛けた魔王の膝の上で、勇者は拘束された身体を切なげに捩っていた。勇者は今、衣服を剥がれ、手首を一まとめにされ、足は足首と太股を繋がれている。
手足の動きを奪われるだけでも勇者にとっては屈辱。その屈辱を増長させるのは、勇者を拘束する物体の素材だった。

それは…魔王の魔力。魔力を自由自在に変形させた縄で、勇者は身体の動きを封じ込められている。また、勇者の言葉を奪う為に口に入れられた玉、これも魔王の力が凝縮された物で。勇者は倒すべき魔王の魔力に拘束され、魔王の膝の上で可愛がられていた。

「うぐ…っ!」
「反抗的な目だな。だがそうでなければ面白くない」

自分を睨み付ける勇者に、魔王は悠然と笑った。
快感で揺らぎながらも、誇りを力にして耐え続けるその姿は、魔王の目を愉しませていた。

「ほら…お前はここが好きだろう?」
「んぅっ!」

左の乳首を指で捻られ、勇者は背を仰け反らせて悲鳴を上げた。
捕らわれてからずっと身体を甘く刺激され、感度を高められた勇者の乳首は大きく淫らに腫れ上がっている。ぷっくりとふくらんだ突起は弄りやすいようで、魔王は逃れようとする勇者を押さえて執拗に乳首を責めた。

「…どうした? 腰が揺れているぞ」
「くぅ、ん…」

あざ笑われても、腰を止める事は出来ない。右の乳首にも指が伸ばされ、両方同時に弄られ始めた。

「うんっ、ふぅぅ!」

引っ張ったり、押し潰したり、回されたり、捻られたり。自分の乳首が憎い敵の指でふくらまされ、淫らに形を変えさせられている責め苦から、勇者は逃れられない。
手足の拘束を外そうとする力もだんだんと抜けていき、勇者は潤んだ目で魔王の指の動きを見つめ、鼻にかかった呻きを漏らすだけとなっていく。

「うぅ、んうぅ…」
「気持ち良いか?」

問われて思わず、勇者はうなずいてしまった。それを見て、魔王は満足そうに笑う。

「なら、もっと良くしてやろう」

右の乳首を弄っていた手が下に動く。そして…触られてもいないのに透明な先走りを溢れさせていた勇者のペニスに指が絡められた。

「あぉ…んふぅっ!」

ビクンと身体を跳ねさせ、甘い鳴き声を出す勇者。その痴態に、魔王も声を上ずらせる。

「これは…この世界を手に入れるよりも楽しいかも知れんな」

少しの遊びのつもりだったが、勇者の反応は思っていたよりも可愛らしく、更に新しい反応を見たくなる。
手酷く扱って泣き顔を見るくらいの気持ちが、魔王の中で優しく意地悪に責めて、快感で心地良く鳴いている勇者を何よりも見たい気持ちに変わっていた。

「私は今世界なんかより、お前の全てを私の物にしたくなっている」
「ぷぁ…? んむ、くふ…」

勇者の口を塞いでいた魔力の球が、突然に霧散した。一瞬口が自由になるが、すぐさま…魔王の唇で塞がれた。
背中から首を伸ばして唇を重ねてくる魔王。そのキスは不思議とイヤじゃなく、勇者は入れられた舌も拒まず受け入れていた。

当初は、魔王を倒して世界を平和にしようとしていた勇者。
形は変わったが、魔王を自分に夢中にさせる事で、世界を平和にする事が出来た。

…その代わりに、これから先の長い時間。激し過ぎる愛情を注いでくる元魔王に、幸せだけども喘ぎ鳴かされる日々を送る事になってしまったが。







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