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密着させられた裸体は陥落を先延ばしにする

2019.12.23.Mon.21:00
「ふぅっ……ん、むぅっ! んぅぅーっ!」
「あ、うぅっ! ふぅ、ふぐっ! んぶぅぅ……っ!」

口の中へと押し込まれた布に歯を立て、その布を吐き出せないようにと栓をする形で口に貼り付けられた強力な黒色の粘着テープごしにくぐもった唸りを上げながら、二人の男が衣服を奪われた裸体を必死に動かしている。
だが、状況は何一つとして変わらない。剥ぎ取られた衣服の代わりに着せられた縄の拘束はどんなに力を込めても緩みすらせず、男達は身動きを完全に封じられた無様な姿からどうやっても抜け出せない。
左右の二の腕同士と手首同士を短く括られ、胸部と腹部に遊び無く結わえ付けられた二人の腕は背中で伸ばしたまま曲げることも許されず、暴れさせることも出来ない。太もも同士と足首同士を縄で縛られ、足首の縄と腕の縄を後から足された縄で結合されてしまった二人の足は後ろに折り曲げたままの状態で固められ、歩くことはもちろん床を這っての移動すら思い通りに行えない。
手足の自由を縄に取り上げられ、口を布とテープで塞がれた哀れな男達。地下室の床に敷かれた黒く分厚いマットの上でうつ伏せに転がされた体勢から離れられず、すぐ隣にいるもう一人の縄を解こうと試みることさえもままならない惨めな男達。そんな男達を作り出した非道な男達は、情けなく身悶えるしか無い二人を残してその場を去り、数時間後に地下室へと戻ってきた。
二人を残酷に追い詰めるための道具を準備しつつ、二人に捕らわれの身となった屈辱の事実を嫌でも思い知らせる数時間を味わわせた男達は縄に彩られた二人を見下ろし醜悪な笑みを浮かべながら言った。

「刑事さん達、お待たせ。さっきの約束通り、刑事さん達を悦ばせてあげるよ」
「それじゃあ早速、縄を足していこうねー。もがくことも出来ないくらいにきつく縛り上げてあげるよ」

笑いながら一方的な宣言を行った男達は、抗えない刑事達の裸体に手を伸ばし二人をうつ伏せから側面を下にした体勢に変化させ二人を向かい合わせにさせると、男達は刑事達を無理矢理に密着させ離れたくても離れられないよう二つの裸体を縄で遊び無く繋ぎ始めた。

「んんーっ! んむ! むぐぅぅっ!!」
「うぅ! むぐ、むぶぅぅっ!!」

もちろん、刑事達は新たな縄の拘束に拒絶を示し、閉ざされた口で叫びながら裸体をよじらせる。けれど、自力で幾ら頑張っても解けない縄を与えられた身体を動かしたところで望む効果が得られるわけは無く、刑事達は男達の手を煩わせることすらも出来ぬまま触れ合った男根同士をぐにぐにと刺激しながら裸体を繋がれ、先程よりも行動を制限されてしまった。
もう二人は、マットの上でのたうつことも出来ない。寝返りを打って仲間に近付き、不自由な手で無意味に仲間の縄と格闘することも出来ない。羞恥と悔しさで震える仲間の表情を至近距離で眺め、仲間の体温と身体の震えを肌と男根で感じさせられる恥辱。その恥辱を刑事達に施した男達は、最後の仕上げと言わんばかりに地下室へと運んできた小さな桶に手を入れて濡れた布を取り出すと、その布を鼻と口を覆うように二人の顔へと巻き付け出した。

「ほーら、刑事さん達が情報を欲しがってたお薬だよー。これで、好きなだけ愉しめるね」
「目の前の仲間が着てた服と、お薬をいっぺんに味わえるんだからこんな幸せなことは無いよね。やー、自分達でも驚きの優しさで困っちゃうよ」
「うぐっ!? ふ、うぅぅ!」
「んー! んむぅぅぅ!!」

顔に巻かれたびしょ濡れの布から鼻へと流れ込んでくる甘い香りの正体を知らされ、仲間の顔に巻かれている布の正体が分解され変わり果てた自身の衣服だと気付かされた刑事達は恐怖と驚愕に歪んだ呻きを上げ一層激しく裸体をもがかせた。
しかし、もがいてもやはり縄は解けず、非道な男達の手もとまらない。刑事達の無駄なもがきは仲間の服であった布を通して体内へと吸入される無慈悲な薬品の効果で膨張し始めた男根を擦り付け合い、絶望と意に反して湧き上がる淫欲を加速させるだけだ。
淫らな欲望を掻き立て、肉体を淫靡に高める薬品。そんな残酷な薬品を呼吸の度に嗅がされる状況へと刑事達を追いやった男達は、顔に巻き付けた布を二人の服を細かく切って結んだ特製の紐を使ってしっかりと固定すると刑事達の裸体から手を離し、愉快一色の表情を浮かべながら二人に言った。

「うんうん、良い格好だね。それじゃ、二人共お休み」
「今晩はその格好で、二人仲良くずっと発情してるんだよ? 我慢出来なかったら協力しておチ○チンを擦り付け合って、気が済むまで射精しても良いからね?」
「うぅーっ! ふぅ! むぐぅぅぅぅっ!!」
「うぶっ、ぶむぅぅぅ! うぅ、うむっ……んぐぅぅぅぅぅぅーっ!!」

薬品を強制的に吸わされ続ける状態に置かれてから、まだ五分も経っていない。だというのに、思考は淫猥に蝕まれている。身体全体が快楽を求め、体積を増した二本の男根は射精を望んでビクビクと脈打っている。
こんな状態で放置されたら、気が狂う。いずれ我慢が限界を迎え、我を忘れて腰をくねらせながら仲間と一緒に壊れるまで絶頂を欲しがってしまう。甘く淫らな崩壊を恐れ刑事達は自分を弄ぶ男達に向かって誇りを捨てた哀願の唸りを発したが、男達はそれに対して笑みを返すだけで立ち止まりすらせず、地下室は扉が外側から鍵を掛けられると同時に再び刑事二人だけの空間となった。

「んむ、んむぁぁ、ふぅ、ふぐ、うぐぅぅ」
「ふ、ぶぅぅ……うぅ! んー! ふぅーっ……!」

過剰な縄に絡め取られ、自分達の衣服を利用した非道な薬品の責めを加えられた刑事達は一秒ごとに強まる淫獄に脳をじわじわと侵食されながらも理性を総動員して欲望を律し、逃れられぬ陥落の時を先延ばしにしていた。






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