無意味な叫びは虚しく外に漏れ出る
2019.11.25.Mon.21:30
背中で伸ばした腕に装着された黒のアームバインダーは、二人の男の腕の自由を奪った上で腕とトラックの荷台の天井部分を鎖で遊び無く繋いでいる。自力ではどうやっても脱げないようになっている鍵付きのブーツは金属で作られた床から男達の素足を守ると同時に、足と床の金具を鎖と南京錠で繋ぎ足に大きく開いたままの状態を強制している。
背中に回した腕を限界まで持ち上げさせられ、足を限界まで開かされている。それだけでも、間違いなく苛烈な苦悶だろう。だが、二人の男を捕らえた男達はすでに何一つとして抵抗を行えない二人に嬉々として拘束を追加し、恥辱を与えた。
黒い棒状の枷を噛まされた男達の口は、意味のある言葉はおろかくぐもった叫びさえ思い通りに発せない。黒い首輪を嵌められ、その首輪の後部とアームバインダーを短い鎖で繋がれた男達は頭部を振り乱すことだけでなく、首が圧迫されてしまうためにうなだれることすらも許されない。
手足を拘束され、言葉を奪われ、もがくことも満足に出来なくされた男達はもはや、辱められながら運ばれるしか無い。
尻穴から抜け落ちないよう縄で固定されたバイブに体内をほじくられ、根元と亀頭近くに巻き付けられた黒いベルトが生み出す振動で男根を甘くいたぶられながら、自分達を捕らえた男達が運転するトラックで連行されるしか無いのだ。
「うぅっ! あぶ、んまぁっ……ふー! うふぅぅっ……!」
「んぐ、むぅぅんっ! あぉ、はおぉぉっ! ぶふっ、ふびゅぅぅぅっ!!」
同じ格好で行動を制限された仲間の苦悶に歪んだ顔を眺め、塞がれた口から飲み込めない唾液と淫猥に濡れた哀願の唸りを零しながら、男達は必死で拘束を鳴らし地獄からの脱出を求めている。
しかし、頑丈な拘束は幾ら力を込めてもビクともしない。誇りを捨てて騒いでも、助けは一向に訪れない。訪れるのは、淫具によってもたらされた望まぬ絶頂だけだ。
「ふ、ふっ、ふっ、んぅ、んみゅぅぅぅーっ!」
「んぶ、ぶむぁぁっ! あー! あぉぉぉーっ!!」
何時までイき続けさせられるのか。このままどうすることも出来ぬまま、敵の本拠地へと連れ攫われるしか無いのか。
様々な絶望に打ちひしがれる男達は、絶頂に合わせて裸体を痛々しく痙攣させながら悶絶する仲間を涙に潤んだ目で力無く見つめる。
何の慰めにもならないと知りつつも、わずかな安堵を欲して視線を交わし合う哀れな男達。そんな男達の耳に、二人の物とは違う声が聞こえた。それは、二人を捕獲し拘束し淫らに嬲っている男達の声、運転席近くに設置されたマイクと荷台に設置されたスピーカーを通して流される声だ。
「二人共、俺達はちょっとサービスエリアで飯食ってくるから良い子にお留守番しててな」
「退屈しないようにケツとチ○コの玩具を強くしといてやるから、好きなだけイきまくりながら大人しく待ってるんだぞ?」
スピーカーから発せられた言葉の直後に、宣言通り淫具の駆動が引き上げられた。尻穴を埋め尽くしているバイブがより凶悪な首振りを始め、男根に巻き付けられたベルトが振動をより容赦の無い物へと変える。
「うぅぅーっ!? んもっ、んまっ、ぶむふぅぅぅぅーっ!!」
「んぉっ、おむぅぅんっ!? んぉ、あぉ、はぶっ、おむぁぁぁぁっ!!」
ただでさえ絶頂を堪えることが困難となっていた二人の肉体は、あっという間に絶頂に次ぐ絶頂を迎えるイきっぱなしの状態となった。数秒ごとに射精に至る男達。身体の跳ねを抑えられず、破れそうなくらいに心臓を高鳴らせる哀れな男達。けれど、男達は残された理性でこれが脱出の機会であるとしっかり判断し、息を乱し淫猥に喘ぎ鳴かされながらも救いを込めて声を鋭く出している。
サービスエリアならば、周囲には絶えず人がいる。このトラックが厳重に防音されていたとしても、トラックのすぐ近くに誰かがいれば必死の叫びはその人物に届く。
その希望を信じて、二人は最後の力を振り絞って悲鳴のような懇願を叫び続ける。懇願を聞く者がトラックを離れたはずの男達しかいないという残酷な事実を知る由も無く、二人は悲痛に助けを求め続ける。
そんな無駄な叫びをトラックに寄りかかった体勢で愉しみ、予想通りの展開に笑みを零している無慈悲な男達は、賑わうサービスエリアとは遠くかけ離れた静かな山の風景を眺めながらパンを囓り缶コーヒーを啜り、隣にいるもう一人の男と言葉を交わす。
「んで、ボスはどれくらい遅れるんだって?」
「一時間くらいだとよ。つまり、俺達がアジトに向かい出すのも一時間後。こいつらのイき地獄も、あと一時間継続だ」
「そりゃ大変だ。頑張ってこのパンとコーヒーで一時間粘らねーとな」
「んぅぅぅっ! んもっ、むぁぁぁーっ!」
「はぶ、ぶふぅぅっ! んー! むびゅぅぅぅぅっ!」
荷台からかすかに漏れ出る絶叫をわざとらしく無視しながら食事と会話を愉しむ男達は、嘘を信じて無意味に助けを望む二人の無様さに興奮と優越感を募らせながら、予定が変わり遅れて到着するボスを待つ時間調整を存分に堪能していた。
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背中に回した腕を限界まで持ち上げさせられ、足を限界まで開かされている。それだけでも、間違いなく苛烈な苦悶だろう。だが、二人の男を捕らえた男達はすでに何一つとして抵抗を行えない二人に嬉々として拘束を追加し、恥辱を与えた。
黒い棒状の枷を噛まされた男達の口は、意味のある言葉はおろかくぐもった叫びさえ思い通りに発せない。黒い首輪を嵌められ、その首輪の後部とアームバインダーを短い鎖で繋がれた男達は頭部を振り乱すことだけでなく、首が圧迫されてしまうためにうなだれることすらも許されない。
手足を拘束され、言葉を奪われ、もがくことも満足に出来なくされた男達はもはや、辱められながら運ばれるしか無い。
尻穴から抜け落ちないよう縄で固定されたバイブに体内をほじくられ、根元と亀頭近くに巻き付けられた黒いベルトが生み出す振動で男根を甘くいたぶられながら、自分達を捕らえた男達が運転するトラックで連行されるしか無いのだ。
「うぅっ! あぶ、んまぁっ……ふー! うふぅぅっ……!」
「んぐ、むぅぅんっ! あぉ、はおぉぉっ! ぶふっ、ふびゅぅぅぅっ!!」
同じ格好で行動を制限された仲間の苦悶に歪んだ顔を眺め、塞がれた口から飲み込めない唾液と淫猥に濡れた哀願の唸りを零しながら、男達は必死で拘束を鳴らし地獄からの脱出を求めている。
しかし、頑丈な拘束は幾ら力を込めてもビクともしない。誇りを捨てて騒いでも、助けは一向に訪れない。訪れるのは、淫具によってもたらされた望まぬ絶頂だけだ。
「ふ、ふっ、ふっ、んぅ、んみゅぅぅぅーっ!」
「んぶ、ぶむぁぁっ! あー! あぉぉぉーっ!!」
何時までイき続けさせられるのか。このままどうすることも出来ぬまま、敵の本拠地へと連れ攫われるしか無いのか。
様々な絶望に打ちひしがれる男達は、絶頂に合わせて裸体を痛々しく痙攣させながら悶絶する仲間を涙に潤んだ目で力無く見つめる。
何の慰めにもならないと知りつつも、わずかな安堵を欲して視線を交わし合う哀れな男達。そんな男達の耳に、二人の物とは違う声が聞こえた。それは、二人を捕獲し拘束し淫らに嬲っている男達の声、運転席近くに設置されたマイクと荷台に設置されたスピーカーを通して流される声だ。
「二人共、俺達はちょっとサービスエリアで飯食ってくるから良い子にお留守番しててな」
「退屈しないようにケツとチ○コの玩具を強くしといてやるから、好きなだけイきまくりながら大人しく待ってるんだぞ?」
スピーカーから発せられた言葉の直後に、宣言通り淫具の駆動が引き上げられた。尻穴を埋め尽くしているバイブがより凶悪な首振りを始め、男根に巻き付けられたベルトが振動をより容赦の無い物へと変える。
「うぅぅーっ!? んもっ、んまっ、ぶむふぅぅぅぅーっ!!」
「んぉっ、おむぅぅんっ!? んぉ、あぉ、はぶっ、おむぁぁぁぁっ!!」
ただでさえ絶頂を堪えることが困難となっていた二人の肉体は、あっという間に絶頂に次ぐ絶頂を迎えるイきっぱなしの状態となった。数秒ごとに射精に至る男達。身体の跳ねを抑えられず、破れそうなくらいに心臓を高鳴らせる哀れな男達。けれど、男達は残された理性でこれが脱出の機会であるとしっかり判断し、息を乱し淫猥に喘ぎ鳴かされながらも救いを込めて声を鋭く出している。
サービスエリアならば、周囲には絶えず人がいる。このトラックが厳重に防音されていたとしても、トラックのすぐ近くに誰かがいれば必死の叫びはその人物に届く。
その希望を信じて、二人は最後の力を振り絞って悲鳴のような懇願を叫び続ける。懇願を聞く者がトラックを離れたはずの男達しかいないという残酷な事実を知る由も無く、二人は悲痛に助けを求め続ける。
そんな無駄な叫びをトラックに寄りかかった体勢で愉しみ、予想通りの展開に笑みを零している無慈悲な男達は、賑わうサービスエリアとは遠くかけ離れた静かな山の風景を眺めながらパンを囓り缶コーヒーを啜り、隣にいるもう一人の男と言葉を交わす。
「んで、ボスはどれくらい遅れるんだって?」
「一時間くらいだとよ。つまり、俺達がアジトに向かい出すのも一時間後。こいつらのイき地獄も、あと一時間継続だ」
「そりゃ大変だ。頑張ってこのパンとコーヒーで一時間粘らねーとな」
「んぅぅぅっ! んもっ、むぁぁぁーっ!」
「はぶ、ぶふぅぅっ! んー! むびゅぅぅぅぅっ!」
荷台からかすかに漏れ出る絶叫をわざとらしく無視しながら食事と会話を愉しむ男達は、嘘を信じて無意味に助けを望む二人の無様さに興奮と優越感を募らせながら、予定が変わり遅れて到着するボスを待つ時間調整を存分に堪能していた。
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